無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

テレビ・マスメディアは“真実”をあなたに伝えていない!

2018年10月29日 | Weblog
議会制民主主義の原理は、「権力は集中したり、長期化すると腐敗する」にあり、議会制・立憲民主主義の基本になっている。

と大人しく始めようと思ってや~めた。

日本人が洗脳されてしまった例の「その1」を前に書いた日記より、安倍支持街頭投票の会話。

◎Aさん「もちろん支持よ。私、安倍さん大好き。」

◎ぼく「なぜですか?」

◎Aさん「実行力があるから。他の総理大臣は、なかなか法案を通さなかったのに、安倍さんはどんどんやるから。」

◎ぼく「みんな、とっても悪い法案ですよ。」

◎Aさん「良い悪いは関係ない。なんにも決まらないのを決めるようにしたのは安倍さんよ。」

◎ぼく「戦争が出来るようにする法律とか、過労死を増やす法律とか・・・」

◎Aさん「そんなの考えすぎよ。」




戦後、間もない頃に作成された文部省の教科書より、

(ナチスドイツの例)
第一次世界大戦に負けたドイツは、ワイマールという町で憲法を作って高度の民主主義の制度を採用した。

ワイマール憲法のもとでのドイツは、どこの国にも引けを取らない立派な民主国家であった。

ところが、国会の中にたくさんの政党ができ、それが互に勢力を争っているうちにドイツ国民はだんだんと議会政治に飽きて来た。
どっちつかずのふらふらした政党政治の代わりに、一つの方向にまっしぐらに国民を引っ張って行く、強い政治力が現われることを望むようになった。
そこへ出現したのがナチス党である。
初めはわずか7名しか仲間がいなかったといわれるナチス党は、たちまちのうちに国民の中に人気を博し、1933年1月の総選挙の結果、とうとうドイツ国会の第一党となった。

かくて内閣を組織したヒトラーは、国会の多数決を利用して政府に行政権のみならず立法権をも与える法律を制定させた。

政府が立法権を握ってしまえば、どんな政治でも思うがままに行うことができる。

議会は無用の長物と化する。

ドイツは完全な独裁主義の国となって、国民はヒトラーの宣伝とナチス党の弾圧との下に、まっしぐらに戦争へ、そうして、まっしぐらに破滅へとかり立てられて行ったのである。


日本も今、ナチス・ドイツの辿った道を突き進んでいるのです。

原因は、テレビ・マスメディアが国民に真実を伝えないからです。彼らに正義と勇気が欠けていて、日本国民を啓蒙するというジャーナリストとしての使命を放棄してしまっているからです。