無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

政府マスコミの嘘・・・その26(テロとの戦い)

2016年02月11日 | Weblog
前に書いた様に「テロとの戦い」(戦争)の話を書くと、閲覧数がガクッと減る。
私がこの日記の存在を、家族・親戚・友人にも話さないでいるので、閲覧数は全く気にしていないが、世間が今の現実から目を背けている気がしてならない。

でも、今、日本の国民にとって一番といっていいほど、重要な事柄なので書いておきたい。

その前に「政府マスコミの嘘」シリーズ?の基本ベースを列記。

①日本国民は大新聞・テレビを信じている。

前にも述べたように日本国民の新聞報道への信頼度は、世界一(バンザイ!!!)。

そして日本国民のテレビ報道への信頼度は、世界三位(ザンネン!でも銅メダルだ!!!)。


②そのテレビ局側の話


イ)某テレビ局の社長語録

■「テレビは洗脳装置。嘘でも放送しちゃえばそれが真実。」(1998年)

■「社会を支配しているのはテレビ。これからは私(テレビ局の社長)が日本を支配するわけです。」(2002年)

■「君たちは選ばれた人間だ。 君たちは報道によって世の中を動かす側の人間。
対して一般国民は我々の情報によって動かされる人間だ。
日本は選ばれた人間である我々によって白にも黒にもなる。」 (2010/4/1の入社式での訓示)


ロ)あるテレビ局に勤めていた人は、そのテレビ局では「国民には低俗番組だけ流しておけばよい」というトップの方針(命令)が出ていた、と話す。


テレビ・新聞の上の様な実態例は一杯あるが略す。

こういったテレビ報道により、日本人は、白を黒と思い、黒を白と思わされているのだ。(参考:小沢氏と甘利氏の報道例、等)

③海外の日本のマスコミ批判

日本国が国家として重大局面を迎えているにもかかわらず、何故、日本のメディアは国民に問題提起しないのか?

日本国民が判断・選択しようにも、日本のメディアが沈黙していては日本国民にその選択肢は見えてこない。

日本のメディアは最悪だ

(アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズ日本支局長)

さて、テレビ・新聞を信頼している日本の皆さんも、これからはテレビ・大新聞が報道していることに、眉に唾をつけてみて欲しい。
これから書くことも、頭をサラにして読んで欲しい。
こう前置きして、今日の本題に入る。

《本題》

第二次世界大戦で連合国軍最高総司令官を務めた軍人のアイゼンハワー大統領は、1960年の大統領離任演説で、アメリカには制御困難な巨大で陰険な『軍産複合体』が生まれつつある、と警告した。

《演説内容》

アメリカの民主主義は新たな・巨大な・陰険な勢力によって脅威を受けている。
それは『軍産複合体』とも称すべき脅威である。


即ち、アイゼンハワー大統領は、ソ連共産主義による脅威を誇張し“ありもしない恐怖”によって国民を洗脳する軍事産業・政治家・軍事専門家などの集合体を「軍産複合体」と呼び、アメリカ民主主義にとって危険な存在であると警告したのだ。

その“ありもしない恐怖”=ソ連の脅威=共産主義の侵略の恐怖=冷戦を作り出した「軍産複合体」は、「ソ連が軍事力を増強してきており、このままでは1980年代後半にはソ連が明白に軍事的優位を獲得してしまう。」として、自由と民主主義の為、西側諸国が結束して国の安全を確保し、(軍事的に)強い立場を回復した上でソ連と交渉するのだ」とNATO・日米安保といった同盟を結んで「ソ連包囲網」を作り上げた。

そのソ連包囲網・反共の一環として、サウジアラビアに米軍基地の町(エメラルド・シティ)が建設された。(勿論、日本の安保同様、サウジ国王が要請した形で)
しかし、この町は米軍に厳重に守られ、サウジの人々は近づけない状態だった。(沖縄の嘉手納基地自体を大きくした町を想像すればよいのかな?)

(余談)エメラルド・シティは「オズの魔法使い」から取って名づけた名前で、それこそ「どこか虹の彼方にある、見つけられない場所」を意味している。

今の世界にキリスト教徒20億人、イスラム教徒16億人が存在する。

このエメラルド・シティは、イスラム教のメッカがあるサウジの人々(イスラム教徒)にとって、まるでキリスト教徒に占領・占拠されている様に映った。

その為に、“サウジの米軍駐留”というこの行為は、

“キリスト教徒によるイスラム教の冒涜”

であり、また、見方を変えると、

“キリスト教による、イスラム教への迫害”

でもあったわけです。

これが、「ウサマ・ビン・ラディンひきいるアルカイダというイスラム原理主義者集団の怒りに触れて9・11の同時多発テロに繋がった」とするのが「通説」となっています。
陰謀論者は、違う説(自作自演説)を採っていますが…。

《9・11同時多発テロ》

背景①アメリカは、アイゼンハワー氏が「アメリカ民主主義の脅威」と警告した巨大で陰険な勢力「産軍複合体」が政治の実権を握るに至った。(ブッシュ大統領は「産軍複合体」の親玉)

背景②アメリカの1%の支配者階級に属する友人から聞いた話。

彼は「これから、ある出来事が起きる。
その出来事によって、我々(アメリカ)はアフガニスタンを侵略してカスピ海から石油のパイプラインを引くし、イラクを侵略して油田を確保し、中東に米軍基地を構築し、あの辺りをニュー・ワールド・オーダー=新世界秩序に取り込む」
といい、「米兵がアフガニスタンやパキスタンの洞窟を探しまわる『対テロ戦争』が始まるけれども、本当は敵なんかいないし、それら全部が巨大なでっち上げだ」と話した。

さらに彼は、「敵がいないのだから、この『テロとの戦い』は終わりなき戦いになる」と言った。

背景③元イタリア大統領(フランチェスコ・コシガ氏)の誌上発言内容。

欧米の全ての諜報機関はこの大規模な攻撃(9・11)が、アラブ諸国に非難を差し向け、西側(多国籍軍)(有志国連合)がアフガニスタンとイラクの戦争に参加するため、…米CIAとモサドによって計画され、実行されたということを熟知している。
『9・11』事件は、米国政府の内部犯行だ。

背景④産軍複合体による計画(世界に公表されている事実)

1960年代にアメリカは「ノースウッズ作戦」という作戦を行なおうとしていた。
この事は歴史的事実として明確になっています。

この作戦の内容は、

イ)まずアメリカ国内でニセのテロ事件を起こして、その事件をキューバ工作員のせいにして、キューバ人を逮捕する。
ロ)さらに地上から旅客機を遠隔操作して、キューバ工作員にその旅客機をハイジャックされたことにして、米軍が撃墜する。
ハ)このニセのテロを理由に、アメリカがキューバに戦争を仕掛ける。

というもの。

当時の大統領ジョン・F・ケネディは、この「ノースウッズ作戦」に大反対して、その当時のアメリカ陸軍参謀総長ライマン・レムニッツアーを更迭している。

この1960年代の「ノースウッズ作戦」はケネディ大統領暗殺事件に関連して1997年に明らかになったものです。

このように、アメリカはかって、アメリカが自作自演で「旅客機ハイジャック偽テロ」を行なおうとしていた事は、動かざる歴史的事実なのです。

背景⑤9・11の首謀者と目されたビン・ラディンとブッシュの親しい関係

大富豪ビン・ラディン家は、昔からブッシュ家のビジネス・パートナーでした。

9・11テロの前に、ブッシュ家と、ビン・ラディン一族は共同で「カーライル」というファンド会社を設立して、軍事株を買っています。

当時は冷戦も終結し、アメリカの軍事予算も減らされ、軍需産業を手がける「死の商人」たちは、それほど儲からず、軍事株は安値でした。

その安い株をブッシュ家とビン・ラディン家が共同経営する投資会社を通じて、大量購入したわけです。

そして、9・11テロが起こると、アメリカの軍事予算は一気に5倍に跳ね上がり、当然、軍事株も急騰しました。
こうして、ブッシュ家とビン・ラディン一族の双方が、9・11テロで大儲けしたのです。

ちなみに、ウサマ・ビン・ラディン氏が兄と共に経営していた石油会社アルブスト・エナジーの共同経営者はジョージ・W・ブッシュ元アメリカ大統領です。



9・11テロの陰謀論や、ケネディ大統領は「ノースウッズ作戦」に大反対したため、産軍複合体という「黒の組織」に暗殺されたのだ、という陰謀論を抜きにしても、これだけの事実を並べられて「おかしいな」と思わなければ、灰色の脳細胞がついている人間とは言えません。

いつもと違って、文字ばかりとなったので、画像も少々。
陰謀論は別にして、当時、私が首をかしげた映像です。


世界貿易センター・ビルは旅客機が突っ込んだ一番高い第1・第2のツインタワービルの他に第3~第7まで7つのビルがあります。
放送のサテライトから外が見える状態で女性アナウンサーが実況していましたが、第7ビルが崩壊する21分も前から何度も後ろに見えている「第7ビルも崩壊しました」と報道。
赤い丸印で囲んだビルが第7センタービルであり、「崩壊しました」と言ってから実際に崩壊するまでの21分間をネットでは映し出している。
第7ビルが崩壊することを事前に分かっていたとしか理解できないではないか。

9・11の件は私が余り書いていなかった事なので、長くなってしまった。話を元に戻す。

《テロとの戦い》

ブッシュ大統領は9・11の現場で「これは戦争だ!」とテロ組織に宣戦布告し、支配者グループの一人が予言?した様にアフガンに侵攻し、イラクに侵攻した。(「アメリカは『大量破壊兵器』での攻撃を手を拱いて待っている訳にはいかない!」との口実で。)

実際は、アメリカの石油利権がらみなのだが…。アメリカとしてはフセイン大統領の「世界の原油価格を何もアメリカ・ドル建てにしなくても良いのではないか?」(例えばユーロ建てにする、との)発言が、アメリカの威信にかけて許せなかったのだろう。

いずれにしてもアメリカは支配者の予言通り、イラクに侵攻した。この時、中東情報に精通している識者は、

イラクは(善し悪しは別にして)フセインで何とか各派が大人しくしている。アメリカがイラクを攻撃、フセインを亡きものにしたら、中東は再び混沌状態で収集がつかなくなる。だから、アメリカのイラク侵攻は有り得ない。

とみていた。

しかし、預言者が言ったように、アメリカ産軍複合体の狙いは「テロとの終りなき戦い」なのだ。

アメリカの思惑通りに「テロとの戦い」は終りなきものとなった。

それが、私がパロって書いた、三部作(下記)






となるのだ。(記事の中身は全然別なものなので悪しからず!右と左の見出しのみ、参考にして下さい。)

この三つの記事は、アメリカが引き起こした、イラク戦争から続いている一連の流れである。

最近、イスラム国の指導者層(日本では首謀者層)の誰々がアメリカ軍の空爆で爆死した、とか銃撃戦で射殺した、といった記事が載ったが、そのアメリカが成敗した「イスラム国」という残虐テロ組織の首謀者は一人が「元・イラク軍中将」もう一人が「元・イラク軍少将」と、今のテロ(極悪非道のイスラム国)がアメリカが仕掛けたイラク戦争の続き(流れ)であることが分かる。

ベトナムのゲリラ戦や今のテロ戦法で分かる通り、今の戦争は「総力戦」とはなり得ない。



2014年にアメリカは15兆円軍事費を削減して、上の表である。
イラクは軍隊では太刀打ち出来ない。

それでは、そういった大国とどのように戦うか、と言えばゲリラ戦=今で言うテロである。

長くなるが、どうしても書いておきたいので続けます。

フランスがシリア・イスラム国へ空爆を行なった後、パリで「無差別」テロが発生した。
フランスはご存知のように「観光立国」である。
パリで無差別テロが起きたとなると、パリ観光客は当然の様に激減する。
フランスは経済的に苦しい立場に追いやられる。

こういったやり方が、弱小国が大国に対して行なう現在の「戦争」の姿なのだ。つまり「テロ」とはそういう事だ。

つまり、日本の新聞が書いているように

「国際テロの時代だから、日本も狙われるのは当然だ。テロ対策を早急に強化する必要がある。(自衛隊の海外派遣・憲法改正等)」

というのは、嘘なのだ。
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最後まで続けようと思ったが、書きたいことが一杯出てきて、もう寝る時間をとうに過ぎている。

やはり、このまま続ける形で、ここまでの分を投稿して置くことにした。心変わりをお許し下さい。

続きます。おやすみなさい。