無風老人の日記

価値観が多様化し、自分の価値判断を見失った人たちへ
正しい判断や行動をするための「ものの見方・考え方」を身につけよう。

「美しい国」は政権交代から…その2

2008年10月02日 | Weblog
昨日の続きです。語字制限を越えたため、2日に分けて投稿していますので、前日から続けて読んでください。

◎法つくる人が権力握るなら、権力縛る法は消えゆく(やすいゆたか)

司法が違憲判決をしても、「そんなの関係ない」とする航空幕僚長、そのまま空輸を続行する、という権力者(法を作る人)。 
正に国民は「権力の暴走⇒国民の奴隷化」という危機に直面しているのです。

選挙が近づいてマスメディアは麻生がどうの小沢がどうの、年金が・財源が・後期高齢者医療制度が…と争点を挙げて国民を騙していますが、こんどの選挙で一番問題なのは民主主義の常識「政権交代」なのです。

既に、多くの有識ブログでは、政権交代が政治浄化に繋がるとしています。

しばらくは、「政治の浄化は政権交代から」を合言葉にブログを続けることになります。
今の全ての悪しき社会現象は長期化し集中化して腐敗した政権担当政党によるものです。

もう一つ、腐敗した政治の例を載せておく。

「明日、三笠フーズなどを一斉捜査」

犯人を拘束していないのに、マスコミに捜査日を大公開。当日報道陣を引き連れての「強制捜査」が行なわれた。
大阪農政事務所が三笠フーズに立入検査をするたびに、事前に検査の日を伝えてたから、96回も立入検査をしたのに、これほど大掛かりな不正の数々を何ひとつ見つけることができなかった。それなのに、その事件を調べるための警察までもが、事前に捜査の日を新聞やテレビで大々的に発表しちゃうなんて…。

「農水省、汚染米転売を黙認」(世田谷通信)

汚染米転売問題で、農林水産省福岡農政事務所は、昨年2月「三笠フーズの九州事業所が汚染米500トンを食用米として転売した疑いがある」ということを匿名の内部告発文で知っていながら、三笠フーズには事実関係を聞かず、厚生労働省にも報告していなかったことが判明した。農水省は三笠フーズを「事故米を大量に買ってくれるお得意様」として特別扱いしており、こうした内部告発の文書が再三に渡って届いていたのにもかかわらず、その都度、(一週間前の事前通知を行い、)形だけの立入検査をしただけで「問題なし」として黙認してきたことも分かった。意図的な手抜き調査が行なわれていたということは、農水省が不正転売の事実を知りながら汚染米を売却し続けていたということであり、ますます農水省の責任が問われることになる。(2008年10月1日)


「汚染米問題で自民党が農水省に隠ぺいの指示」(世田谷通信)

拡大し続ける汚染米問題に対応が遅れている農水省だが、民主党を始めとした野党から農水省に対して情報開示などの申し入れがあった場合に、農水省の独断で対応せずに、必ず事前に自民党に連絡をして、自民党の指示に従って野党に対応するようにと農水省上層部に働きかけていたことが、民主党の平野達夫議員の報告で明らかになった。これは農水省と自民党とが裏で手を結び、この問題の本質を国民の目に触れないように隠ぺいしていた動かぬ証拠であり、また、政官財の癒着の構図を自民党の主導で隠ぺいしていたということでもある。国民の食の安全を守るべき農水相と、国民の生活を守るべき政権与党である自民党とが、裏で結託して汚染米問題を隠ぺいしていたとは、国民の食への不安、政府への不信は、ますます広がる一方である。…(2008年10月1日)


(政治に素人の我々でも)政治の良し悪しを判断するのは難しいことではない。

◎国民の生活が苦しくなる政治は、悪い政治である(出典?)


まとめようと思って書き始めると、いつも、前に書いたことの再掲で終わってしまう。まだまだ続きます。またね。