ガラパゴス

2023年11月26日 | ドラマ

土曜ドラマ「ガラパゴス」(全4回)それぞれを録画したものを観た。
1話:[総合] 11月4日(土)よる10:00~10:45
2話:[総合] 11月11日(土)よる10:00~10:45
3話:[総合] 11月18日(土)よる10:00~10:45
4話:[総合] 11月25日(土)よる10:00~10:45
再放送:各回の翌週(水)午前0:35~(火曜日深夜)

働くこと。生きること。誰もが、幸せになっていいはずだ。
団地の一室で発見された、青年の遺体。
自殺とされたその死は、大きな悪の構図によって仕組まれた殺害だった。
刑事は、ある派遣労働会社の謎へと鋭く迫る!

【あらすじ】
捜査一課・継続捜査班の刑事・田川信一(織田裕二)は、鑑識課の木幡祐香(桜庭ななみ)に頼まれて身元不明の死者リストを調べていた。田川は、リスト「903」の男が一酸化炭素中毒自殺に見せかけて殺害されたことを見抜く。田川と木幡は男の死を丹念に捜査し、男が沖縄県出身の派遣労働者・仲野定文(満島真之介)だと突き止める。一方、特殊班捜査係の鳥居(伊藤英明)は田川の行動に目を光らせつつ、裏では人材派遣大手ホープネス・ホールディングスの森社長(髙嶋政宏)、自動車メーカー・ヒラガモーターズの松崎社長(鶴見辰吾)と緊密な関係を結んでいた。そして田川は生前の仲野がホープネス系列の人材派遣会社に登録し、ヒラガモーターズの自動車工場に働いていたことを知る。仲野がネット上で何かを告発しようとしたことも…。その真相とは?
※BSプレミアム・BS4Kで放送した特集ドラマ「ガラパゴス」の再編集版です

素晴らしいドラマだった。
今の社会にある正社員と派遣労働者の〝差〟を分からせてくれたドラマでした。
私が45歳のときに勤めていた会社はM商事の子会社だった。
半導体製造装置の周辺の装置のメーカーだったが、その頃の半導体不況でM商事が手放した。
私はそのとき1年間の約束で、山梨工場に単身赴任していた。
長野オリンピックがあったときです。
1年がたって本社に戻れると思っていた私は、本社に戻れなくなった。
東京都小平市にあった本社が、山梨工場に移転してくる、となったからです。
所沢で暮らしている家族(妻と高2の双子の息子たち)は、山梨には行かないという。
それで私は会社を退社するしかなかった。
(その会社は、半年後に消滅したので、辞めなくても同じことでした)
私は新聞の求人広告で転職活動をした。
そのとき2社に採用の通知をいただいた。
そして私は、A硝子の子会社に転職した。
その会社は、ホンダの車のウインドウガラスの加工をして納品する会社で、
そこの生産管理の仕事だった。
私は、正社員としてその会社に入った。
ところがその会社には正社員が15名で、40人ほどの派遣労働者がいた。
会社は、3交代勤務でウインドウガラスの加工をしていた。
昼飯のとき、3時の休憩時間に食堂に行くと、ほどんどが派遣労働者だった。
そのときの私にとってそれが不思議だった。
なんでこんなに派遣労働者がいるんだ?と。

少子化が急速に進む日本で、政府は様々な少子化対策をやろうとしている。
岸田政権が打ち出した少子化対策はおかしいと思う。
若い人が結婚出来なければ子どもは生まれない。
派遣労働者なんてなくして、全員正社員でなければいけない。
私は、20数回転職をしてきたが、40代までは正社員として採用されてきた。
少ないけれどボーナスはある勤め人でした。
国はまず、非正規雇用をなくさなければいけない。
派遣社員では結婚することは難しい。
そんなことを強く思って観たドラマでした。

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