広辞苑

2007年10月26日 | 健康・病気
なんで広辞苑の10年ぶり改訂のニュースで、
マスコミは大騒ぎをするのだろう?

実は、警備の仕事をしている私は、一日中ラジオを聴けるのです。
(立哨してるときはポケットラジオで、待機中はワゴン車の中で)
このニュースが流れた日、そりゃもう大変でした(テレビのことは知らない)。
私は基本的に朝から夜まではTBSラジオを聴いている。
(ときどき文化放送もニッポン放送も聴く)深夜はNHKです。
ニュースの時間にもいっていたし、
それぞれの番組でも話していた。

「アクセス」(TBSラジオ 22:00~23:30 )というのは、
リスナーがバトルトークをする番組です。
その日のテーマは、
 「めっちゃ」「うざい」「逆ギレ」「イケメン」などなど
 若者言葉や流行語が続々と国語辞典に収録されています。
 この傾向にあなたは賛成?反対?
賛成、反対、いろいろな意見があった。

私としては、賛成かな。
言葉は生きている。
どんどん新しい言葉が生まれる。
これまでと違う使い方もされる。
辞書が絶対だとは思わないから、
辞書に載ったからといっていい“日本語”とは考えない。

20代の頃、自分が大学生協の書籍担当のとき広辞苑を買った。
あの頃は、広辞苑に憧れていた。
そのときこんなこともあった。
辞書売り場の平台に、広辞苑と大辞林を沢山平積みした。
広辞苑がよく売れたが、大辞林もぽつぽつ売れた。
ある日、何人もの女子大生が来た。
「大辞林をここで買ってしまったのですが、
 教授は広辞苑がいいというので交換して欲しい」という。
中に挟まっている短冊やパンフレットなどは捨てられていた。
あのときは困ったな。

現在私は、言葉を調べるときはネットの大辞林ですね。
広辞苑とは縁遠くなりました。
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