手足口病

2010年07月09日 | 健康・病気
手足口病猛威、10歳男児が急性脳炎(読売新聞) - goo ニュース


手足口病が猛威を振るっているらしい。
私もこの病気には悩まされた。
息子たちが赤ちゃんの頃、手足口病にかかったのです。
あれは何歳のときだったのだろう?

今夜、東京から来た女房に、
「手足口病に息子たちがなったのは何歳だっけ?」と訊いた。
訊いた私がアホでした。
彼女には、記憶というものが“ほとんど”ない。
「分かんない~」で終わりです。

たしか3歳の夏だったと思う。
ある日、会社から私が帰ると痩せてしまった息子たちが寝ていた。
病院に連れて行った女房の話では、手足口病と医者にいわれたらしい。
手と足と口の中に発疹が出来る病気です。
手と足に出来る発疹は怖くなかった。
口の中に出来た発疹が恐怖でした。

やつれた小さい体のUとKを見ていて辛かった。
「なんでこんなに痩せてしまったんだ?」と女房に訊くと、
口の中の水疱が痛くて、食べ物を食べられなく、水も飲まないという。
私はそんなことをいう女房に腹が立った。

私は、脱水症状になったらどうするんだ?と怒った。
女房は、おろおろ戸惑うばかりだった。
私は、まず牛乳を鍋に入れて温めた。
人肌になったところでその牛乳をカップに入れた。
それを持って息子たちの寝ているところに行った。
カップにストローを入れ牛乳が入ったら、
ストローの上を人差し指で塞ぎ、息子の口の上まで運び
人差し指をストローから外した。
ほんのわずかの牛乳がストローから出て息子の口の中に流れた。
息子は痛そうだったがなんとか牛乳を飲んでくれた。
時間をかけてカップ1杯の牛乳を飲ませた。
それを2人の息子に交互にやった。

何回か牛乳を飲ませると息子たちは元気になった。
何日かして手足口病も治った。
あの病気は、私を親にしてくれた病気でした。
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