一家団欒

2002年01月14日 | 家族

今日は仕事がうまく出来ずかなりまいってます。
私はつくづく製造の仕事が合わないなと落ち込こんでいる。
家に帰りたくない心境でした。
息子たちにも、祝日で休みだったハッピーな女房にも
顔を会わせたくなかった。
こころの中をさらすわけにいかないし、
かといって、明るく振る舞うことなどできない。
「ただいま」と帰って、あとはただ黙っていた。

ほとんど家族そろって夕食など食べることなどないのに、
今夜は皮肉にも全員集合だ。
いつもはテレビがついているが、なぜかついてない。
「UとKは、去年成人式だったっけ?」
昨日も女房がおれにいってたが、アホなことを訊く。
彼女には時間の感覚が薄い。
おれにもあてはまることですが…。
「そうだよ」という息子たち。
「そういえば、雪がすごく降ったよね」
そんなことはよく覚えてる女房だ。
「昨日の沖縄の成人式のやつらはひどかったな」
黙ってるつもりのおれが話していた。
会社で仕事が始まる前に、テレビで観ていた。
「おかしいよね。
 成人式なんてやらなくてもいいのに」
と女房。
おれも同意する。
そのあと、女房の成人式への意見が続き、
それにおれと息子たちは相槌をうったり、
無視したりという時間が流れた。

こんな夕飯の時間だったけど、
家族はいいな、と思った。
明日、1日だけ生きられる。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 理髪店ロダン | トップ | すみません »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。