唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

IRON MAIDEN / SEVENTH SON OF SEVENTH SON

2007年07月02日 | 音楽
Seventh Son of a Seventh Son
Iron Maiden
Raw Power

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自分にとってのアイアンメイデンはこれです。それより前でも後でもないんです。なぜならはじめての出会いがこれだったから。・・・あとで考えてみると、ランニングフリーのライヴのプロモとか見たことあったんですけど、そのときはあまり興味がなかったし・・・

このアルバムも、当時の寮の同部屋の人が毎日聴いていて、うざったいなあ・・・なんて思っていたんですけど、結局それではまってしまった次第でして・・・・

そのあとのアルバムも買いましたし、さかのぼっても買いましたし、ファーストテンイヤーズとかいう、シングルCDを集めたセットのやつ・・・結構値段のするのも買いました。全アルバムがあると思って買ったらそうではなかったのです。当時はある程度金回りよかったからなあ・・・・・・

それで、アルバムの中身ですが、一曲一曲ばらばらだとそんなに魅力を感じないですけど、アルバム全体で聴くと、これがすごい力を発揮します。かなりいいアルバムです。

でも、もっと前のやつのが評価高いんですよね。このアルバム、あまり評価されてなかったような・・・

というわけで、自分的には一番好きなアルバムです。
ブルースディッキンソンの音程があってるかあってないかよくわからないスリリングな歌もいいですし・・・構成がいいですね。

出口のない海

2007年07月02日 | 映画 た行
出口のない海

ポニーキャニオン

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最初はちょっと退屈でした。というのも、みんなすらっとスタイルがよくて、まずそこが違和感。で、自然な台詞回しに違和感。戦争映画の台詞回しはこう!というものにもしかしたら自分のほうが毒されているのかも。

いずれにしても、大学生という身分が、とても自由な感じで、もしかしたら、大学という場所は、軍国主義に支配されているとはいえ、それでも、多少は自由度があった・・・とも思わせてくれますが、果たして本当のところはどうだったのでしょうか。

何にしても、大学に行くなんていう人は、それなりに、それなりなんでしょうし・・・それでそれなりだったら、それなりにそれなりでもそれなりにそうだったんではないのかなあ・・・と・・・なんのこっちゃですが・・・

それと、違和感は、女の子を送った時にいきなり空襲。え?もう空襲されてんの?って感じで・・・学徒出陣の時期はもう、最後のほうだったのかな?と、あらためて、自分の戦争に対する認識があいまいだったことを感じまして・・・いろいろ語りたがるくせになんにも知らないんですよね。

女の子がいい子だなあと思えなくて・・・

妹はいい子だと思ったが・・・

お父さんは、インテリな感じで、みんな知っていますって感じでしたね。そういう人もいたのでしょう。

面白くなってきたのが、回天の運転の訓練のところ。実際に動かすとなると、考えていたようには体が動かなく・・・という感じがよく出てました。

食事のシーンは、最初の女の子も交えての食事と、戦争が長引いて、食料が入らなくなってからの食事のギャップでなるほどと思いました。

いざ、一人で回天に乗り込み・・・そのときにはじめて恐怖が襲ってくる感じが出てたと思います。それまでは、明るかったり、立派に死んでいきます。見たいな雰囲気が一気にひっくり返るところです。

そして、しねなかったことがひとを動揺させるという状態はやっぱりおかしいですよね。

そもそも、回天の設計がおかしい。人が死ぬようにつくっているんだから。回天の設計自体が日本の戦争の狂気をあらわしているのかもしれません。

作品の内容はがんばっている感じはしますが、かなり冷めてみてしまいました。何ででしょう。

工場とかいい感じでしたけど・・・

あと、艦長さんは、ゆれるのお兄さんですね。