唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

人間

2007年08月29日 | 映画 な行
人間

パイオニアLDC

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船が難破して食料が尽きて水もなくなって・・こういう状態になったら人間はどうなるのでしょうか。
そういうときにこそ、助け合いなのでしょうけど、その極限状態では、それがむずかしいのかもしれません。食料を隠し持っているのではと船長を疑って・・・いよいよもうだめだとなったときに、人間は食えるのかということが頭のなかに出てきて・・・・殺してしまうわけですけれども・・・・
殺すときの表情はまさに鬼でした。鬼とは人間の中にあるのです・・・なんつって。

生き残るためにしてしまったこととはいえ・・・それで生き残ったとして、それを引きずって生きていくのはかなり辛そう・・・
最後、船に助けられたあとに三吉の名前を叫びながら2人とも死んでしまいますが、やっぱり引きずって生きてはいけなかったということだと思います。自分の良心が自分を殺したわけです。
あれだけ生き延びるのに必死だったのに助かってからあっけなく死んでしまうのも皮肉なものです。

乙羽信子さんってすごい。こんな役までやっちゃって・・・

不釣合いな音楽はどういう意図があるのでしょうか・・・

マッチをビニールで包んでいたのは、やっぱり湿気から守るためなのでしょうか。ただマッチでもお話は進んでいくと思いますがそこがこだわりかも。

金毘羅様のお告げは面白い。

水があれだけ海にはあるのに水に困るというのは・・・海はやだね



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