唐茄子はカボチャ

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スタートレック TNG / 浮遊機会都市ボーグ(前・後編)

2007年01月17日 | スタートレック
前に見たことある話でした。

ボーグの脅威がいよいよ地球に押し寄せてくるという話です。
しかも、ピカードがつかまって同化されてしまいます。このあとにこの前みた故郷に帰る話になるんですね。

強大な力をもった相手に戦いを挑むわけです。ほぼ99%負けは確実です。でも、人類の存亡を賭けて戦います。たとえ自分たちがそこで宇宙の塵になっても、そのたたかいが人類の生き残る何かのきっかけでも与えたならそれでいいのだという決意でもあるのでしょう。

たとえ人類がボーグの侵略によって絶滅の危機に陥ったとしても、何千年かかろうが必ず再建できるというようなことをガイナンが言うわけです。
この辺のやり取りは感動ですね。ここでエンタープライズが破壊されることが人類の滅亡ではないわけです。生き物のしぶとさです。生き抜くために適応して、新たな道を切り開くわけですね。そうやって人類は発展してきたのだから、ゼロになってしまうわけではないのです。

とはいえ、結果的には淘汰されるときが来るのかもしれません。でも、それも自然の摂理です。そうやって、生成と消滅を繰り返しさらに新しい歴史が刻まれるのです。

もう、すごい話ですね。

データがボーグの意識にアクセスするところは面白いです。ロキュータスが機械の手を向けるのをデータが腕をつかんで押さえて壊しちゃうんですけど、次にピカードの意識になったときに手でデータの手をつかむんです。ここの対比とでも言うのでしょうか。での使い方でピカードとデータの気持ちをあらわしているような気がしました。


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