唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ハナミズキ

2010年08月27日 | 映画 は行
友達が観たいって言うから・・・と、言い訳っぽくなってしまいますが、観ちゃいました。

新垣さんは可愛いですね。
80-60-80ですか・・・60よりももっと細いんでないかい?

お話は長いですね。
そして、最後はみんなおさまるところにおさまってハッピーエンド。
しかし、実は傷ついたり、死んじゃったりしている人もいるわけで、そんなパズルみたいに最後はめ込まなくても・・・はめ込むために殺されちゃった人は哀れではあります。でも、キャラクター的に、何もない、やなやつが死んだから、まあ、それはそれでいいかな?ああいうかっこつけは好きになれない。中身もないのに、何をいきがっているのかと思ってしまうのです。まあ、それは、作る側の浅さから出てくるんですけど。もっと芯の部分の思いが見えてこないから、ただのきざな若造になっちゃうんですよね。

傷ついた女の人は、けっきょく、寂しさをまぎわらすために利用されただけに見えるし、やっぱり、結婚までしたんなら、愛し合って欲しいわけです。まあ、それをしってて女のほうもくっついたんだろうけど。一回くっついたんなら、それに責任を取るべきで、その辺の展開が、ただの恋愛ドラマになっているから、2人のことだけ考えれば、なんっとなく都合よく終わっちゃうんだけど。
男はつらいよのぼたんさんの話の偉い絵描きさんのように、老後に再会したときのあきらめたんだけどあきらめきれない心残りみたいにしたほうが、自分は好きだなあ・・・
離れていた期間が短いと、軽くなってしまうんだよな・・・

空からぐるぐる回って取る撮影法はみんなやってるから、もう効果ないですね。

でも、新垣さんが可愛かったから、いいか。
外国のシーンが自分的にはちょっときついです。なんか恥ずかしくなってしまう。これは、外国に対するコンプレックスからなのか、外国映画と見比べての違和感からなのかはわかりませんけど。

あと、男の人も、キャラクター的には好きなキャラだったけど、だからこそ、その選択はないだろうと思ってしまうわけです。

時代の流れの中で、就職難とか、漁師の生活とか、9.11とか出てくるけれど、とってつけたようで残念です。漁師の生活自体は、絵としては良かったんだけど、何か入ってくるものがないんだよな。つらさもあまり伝わってこない。俺が鈍感なだけかもしれないけれど。

9.11を取り上げる場合に、どういう立場から取り上げるかが気になっちゃうので、あれが契機になって、気持ちが固まったといわれても、それ以上深いものがないから、やっぱり残念!になっちゃう。

まあ、詰め込みすぎなのかな?



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