ブラックペアン1988(上) (講談社文庫) | |
海堂 尊 | |
講談社 |
ブラックペアン1988(下) (講談社文庫) | |
海堂 尊 | |
講談社 |
チームバチスタの話のずっと前の話ということで、田口さんや速水さんや、ああ、あの人か!と言う人がでてくるとぐっと親近感が沸いてきます。
お話も結構面白いです。世良さんをとおして佐伯さんと高階さんの戦いを描いていると思いきや、途中で・・・名前忘れちゃったけど、もうひとりのすごい外科医さんが出てきてその人と世良さんのやり取りが始まっちゃって、最初の二人は置いてきぼり感がありました。それで最後はすべてが丸くおさまりました。みんな良い人じゃんみたいな。
おさまらないのは最後の患者ぐらいか?
すべての作品がつながってるようですね。そのつながりが破綻しないといいですが、自分のつくった世界の中でいろんなエピソードが展開されるのは面白いですね。ときたまうざいと思うときもありますが・・・
しかし、この本の薄さで上下というのはぼったくりですよね。たしかに、上下に分ければ倍儲かるのかもしれませんが。
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