唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

カムイ外伝

2010年05月17日 | 映画 か行
カムイ外伝 [DVD]

SHOCHIKU Co.,Ltd.(SH)(D)

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観ていて面白かったところ・・・・

最高に面白かったところは、さめをやっつけた人たちにカムイが、「只者ではないな」みたいなことをいうところです。ここまで只者じゃない感じで登場させといて、今言うせりふかよ!と、笑ってしまいました。
くだらなくて笑っちゃうところは結構ありました。

良かったところは、馬の足を切った男に興味を持った・・・というナレーションです。声はいやだったけど、マンガの言い回しを使ったんじゃないのかな?そこだけがすごく深い感じがして文化のかおりがしました。

あと、さやかちゃんがちょっとヒットでした。物語の中というより、演技が上手な感じがしました。こんな映画で発見したのは残念ですが・・・
大後寿々花(オオゴ スズカ)さんって言うんですね。1993年うまれ。若いですね!映画では、女の子ものがたり、グーグーだって猫である、遠くの空に消えた、バルトの楽園、SAYURI、北の零年に出てるって。
若いけど、いろいろこなしてる人なんですねえ・・・
カムイはいいから、サヤカ外伝をつくってほしいですね。トリミングしちゃえ!白い服の人、たぶんさやかさんです。さやかさんを抱きしめている細長い手は小雪さんです。小雪になりてえ!

マンガを読みたくなったという点でも、いいきっかけづくりになった映画です。

全体的につまらない・・・つまらないというより、くだらないです。
今日本でマンガの原作を使って数うちゃあたる的に垂れ流されている薄っぺらい映画の流れをくむ感じです。ある意味予想通りです。

アニメでみたカムイのイメージは、無口で、息なんか乱れないし、すらっと立っていて、足もキチンと閉じて、隙を見せないという感じで記憶にありますが、これはすごい。よくわめく。息乱れっぱなし。がに股で猫背。隙だらけ。感情むき出し。本当に忍者の世界でなにを修行してきたのかって感じで、そんな奴が抜け忍になってもすぐ殺されちゃうだろうに・・・よく抜ける決心したな。主人公に感情移入できなかったらおしまいですね。2時間は苦痛ですよ。まあ、さやかちゃんの演技とくだらなくて笑えたからシーンがあったからなんとかもちましたが・・・

景色も気持ち悪い。

民衆が馬鹿っぽい。結構ありがちですが・・・よくほえる。何でこんな一生懸命演技(とはいえないよなあ・・・)してるんだろうって感じ。よく監督はOKしたよな。・・・これが監督の采配だったら、この監督はなに考えてるんだろうって感じですね。よっぽど時間がなかったか、才能がないかですね。素人が才能なんていっちゃいけないかな?

殿様も絵に描いたような馬鹿殿です。

なにか、日本の映画って、これでいいのかなあ・・・・
観る側はお金払ってみるんだから、(あ!友だちにお金払ってないや!)少しはまじめに映画作りをしてほしいものです。(まじめに作っていたとしたら、それこそ救いがない。)

今日は、脳の回転がいつもよりいいので、こんな長々とぼろくそかいてしまいました。何か満足です。


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