唐茄子はカボチャ

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イノセントボイス

2006年10月28日 | 映画 あ行
イノセント・ボイス~12歳の戦場~

ポニーキャニオン

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2006/08/20 02:42
「サルバドル」でも描かれたエルサルバドルの内戦の話。

この話は、子どもの目から戦争を描いています。家の周りで毎日のように銃撃戦があり、12歳になると政府軍に無理やり徴兵される。それがいやだったらゲリラにいくか、家族と別れてアメリカに行くか。この若さで人生の選択を迫られるわけです。

隣近所のお姉さんの友達の女の子も流れ弾にあたって死に、大好きな女の子も殺され、友達も銃殺されて・・・こんな現実が子ども達の目の前で繰り返されるわけです。

遊んでいるときの子どもの無邪気な顔と、現実を体験する中で見せる大人の顔。みていると、とても悲しくなります。

最後の「この物語の語り手はフィトやクリスティナマリアだったかも。でも僕になった」という言葉は重いです。


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