唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

オースティンパワーズ

2007年08月23日 | 映画 あ行
オースティン・パワーズ

ポニーキャニオン

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オースティンのエロおやじぶりにはかなり引いちゃいますが、この映画は、継続は力で、それを積み重ねることで魅力にしてしまうんですね。

普通ならここで終わりです。というのを終わらせないでしつこくしつこくやることで思わず笑っちゃうんですね。たとえば、イーヴィルの悪の軍団(?)がみんなで笑うシーンとか、おしっこのシーンとか、スズキに食われた人に言うせりふとか、おもしろいですね。

そう。この映画で面白いと思うのは、迫力を演出するための大げさな演出を逆手にとって、それを笑いにしているところです。
いつも感じているそこまで脱ぐなら見せろよ!という不満をいろんな映画でもっていますが、人為的な制約を逆手にとって面白い映像にしてますもんね。

簡単に殺されちゃう人に家族や友達のシーンをいれているのも、鋭い視点だとおもうんです。

でも、だからといって、それを否定するとかでなく、ただたんに、それは、観る者に「そうなんだよなあ・・・」と思わせるだけの軽いもので、そこの鋭い視点と軽さ具合が、とってもよくできたおしゃれな映画にさせているのだと思います。

残念なのは、英語がわからないので、ここは笑いを取るところなのはわかっていても、それが理解できないところです。

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