唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

天地創造

2012年06月08日 | 映画 た行
天地創造 [Blu-ray]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


長い長い映画です。休けいが入る映画って言うのは、昔は当たり前だったんでしょうか。アダモとイブ・・・じゃないや。アダムとイブの話とか、ノアの箱舟、バベルの塔、ソドムの話とか、いろいろ観たり聞いたりしたことのある話が凝縮されています。

人の動きがぎこちないのはちょっと気になるところですが、映像はすごいです。ノアの箱舟が巨大なことがよくわかります。それで、違和感がないんです。

人は神に似せてつくったというところで、他の動物との区別にもなっているのでしょうか。でも、そうやって似たようにつくっといて、増長しちゃったらリセットボタンを押しちゃう神ってひどくないかとも思います。でもそれを言ってしまうと、神の考えは人間の考えの届かないところにあるといわれておしまいなのかもしれません。

理不尽なことがあっても、神様には人間では理解できない宇宙規模の考えなのだから、不満を言ってはいけないと、結局泣き寝入りで自分の現状を仕方がないと思ってしまう気もします。
国家が宗教を使って支配する、いい口実になりますね。

神を信じていれば、ちょっとした過ちぐらい、許してもらえるのかな?逆に神を信じない人がいくら言い人でも、それは何の意味もないことなのでしょうか。
宗教って結局、色分けをすることが宿命付けられているのでしょう。

十戒

2012年06月08日 | 映画 さ行
十戒 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
クリエーター情報なし
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


休けいが入る長い映画でした。
特殊撮影もすばらしい。超大作です。作り手の意気込みや金のかけようがが映像から伝わってきます。
それだけの意義込みを感じさせる最初のもったいぶりよう。

イスラエルの約束の地というのは歴史的な重みを感じます。
あと、モーゼの奥さんが神にモーゼを取られちゃったというところはなんとも悲しいですね。最後のお別れのときも、愛しているという奥さんの言葉に対してもすごくそっけなくて。神の声を聞く人は、人間のもつ執着から解き放たれてしまうんでようね。奥さんの愛してるの言葉はとても狭い意味での愛してるに聞こえました。でも、自分はその人間のおろかな執着が好きですけどね。