ウルトラセブン Vol.2 [DVD]バンダイビジュアルこのアイテムの詳細を見る |
この話は名作です。
宇宙空間の会話とか、ペガッサ星人が姿を現してからが笑っちゃいますが、設定も、ストーリーもよくできていると思います。結末は悲しいものがあります。この選択しかなかったのかとも思います。
まず、宇宙人との心の交流があったことが良かったのと、科学の発展が余計不便にさせたみたいな言い回しが良かったです。
あと、地球も科学力が近づいてきた・・・と笑うシーンは、笑っているし、その場の人たちは実際に笑うぐらいの実感だったのかもしれないけれど、そのせりふを言わせたのは、この先の科学の発展の仕方次第で、今の自然と共存する道を外れて、生物の生きるサイクル壊し、科学力で生き延びる道に進んでしまうのか、そういう警告的なものも感じたのです。
そして、ちょっとした認識の違いから悲劇になっていく・・・
人類の生きる道を選択するために、ペガッサ市を破壊する・・・
一方で、ペガッサ市を守るために地球を破壊する道を選択したペガッサ人。
一度心が通じたかのように見えた両氏はものわかれに終わります。
ウルトラセブンの登場で、地球は守られましたが、逃げたペガッサ星人は今どこにいるのでしょう・・・
ウルトラセブンの登場がほんのちょっとだったけど、その分、ストーリーがかなりおもしろくできてます。
宇宙空間に浮かぶペガッサ市は結構いいです。
マックス号応答せよは最悪でしたが、このダークゾーンも監督は満田さんという同じ人がつくっているようです。このDVDの特典映像で本人が登場します。ウルトラホーク出撃のときの英語のアナウンスは、満田さんの声だそうです。
マックス・・・、とこの作品、そういわれてみれば、共通点がいくつかありますね。