唐茄子はカボチャ

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ウルトラセブン 第8話 狙われた街

2009年06月15日 | 怪獣映画 ウルトラマン
ウルトラセブン Vol.2 [DVD]

バンダイビジュアル

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ウルトラセブンの物語は一つ一つが個性的ですね。
この回は、かなり凝った作りになっています。
前に、ウルトラマンが大好きな人たちが集まってうんちくを言っている番組を見ましたが、その時にも、この話の最後のナレーションが話題になってました。

カメラの撮り方が、こう撮りたいという意志を感じます。
子ども向けじゃないです。大人のサスペンスドラマを撮らせてもらえない人が、ウルトラセブンという子ども向けの場所を利用して、自分の撮りたいものを撮ってしまったという感じもしないでもないけど・・・

いや、そうではなくて、当時の社会に社会派のドラマをつくらせる空気があったのだと思います。

いまどきのドラマのような、社会派のお面をかぶった薄っぺらな話よりも、重みを感じます。
それは映像が古臭いからだけではないんだろうと思います。
そういう空気が、社会にあったんだと思います。
同じ話をしてますね。

メトロン星人が畳の上で胡坐をかいているところとか、ウルトラホークの飛び方とか、アンヌ隊員(髪切った?)とか、凝ってるなあ・・という印象です。
また同じ話。