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唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ヤコブへの手紙

2011年02月04日 | 好きな映画・良かった映画
ヤコブへの手紙 映画 - goo 映画

ご飯を食べてなくて、ずっとおなかがグーグーなってました。
隣の人には迷惑をかけてしまったと思います。自分にとっても、そのせいで集中できなかったです。

恩赦で出てきたおばさんは、ずっと性格悪いし、年老いた盲目の牧師さんは、ずっといい人だし…
すれ違いの心はずっと最後の方まで、なかなか平行線でしたね。
牧師さんが完璧に誰にでも無償の愛をあたえる神のしもべであった時には、完全に心の壁をつくっていました。
彼女が変化を始めたのは、手紙が来なくなって、牧師さんが急激に衰え始め、神への信頼が揺らいでからのような気がしました。
あれだけ、人に与え続けて来た・・・彼は人に求められていたことが生きがいでもあったはずだけれど、手紙が来なくなったことによって、自分の存在がわからなくなってしまったんでしょうね。
その時、時初めて手紙の存在が、自分が人に与えていたものじゃなくて、みんなが、神が自分に対して与えてくれたものであったことを知るわけです。
同時に、手紙が来なくなったことは、神が自分を必要としなくなった、神は何も自分に与えてくれなくなってしまったわけで、自分自身の存在が見えなくなり、挫折してしまうわけです。

最初は、彼女も勝手に苦悩してろ!って感じだったかもしれませんが、あのタクシーのシーンが印象的でしたが、あそこでいろんな葛藤がでてきて、ついにあそこを離れることができなかった。

わからなかったのは、彼女が死のうとするシーンでした。あそこの心の中がよくわかり安線でした。

そのあとの彼女は、牧師さんを励まそうと、手紙が来たように装いますが、彼女のアドリブでつくった手紙に牧師さんはそれを見抜いてしまいます。牧師さんは席を立とうとします。
彼女はもう一つあると言います。牧師さんは、嘘とわかっていても、一応話は聞こうと、椅子に座りなおします。

そこからは、もう涙涙です。花粉症のせいではありません。
ここから一気になぜ彼女が殺人を犯したのか、恩赦を求めたのは誰だったのか、すべてがつながって、牧師さんと彼女の心がつながるわけですが・・・
一気にここに感動を持っていくために地味に地味にボディーブローを積み重ねて一気にドカーンと大砲を持ってきた感じです。その最初の積み重ねがあればこそ、最後大砲になるわけですね。これは作り方が巧みです。

そして、彼女の告白のあとも、牧師さんは、何を話すわけでもないんですね。あのよろけたときに手をとりあった、あのシーンだけが2人の心のつながりと、2人の心の解放を見せているわけです。せりふで、「あなたは赦される」とか、「あなたの心がわかりました」とか、「私の中にまた神が戻った」とか、余計なセリフをつけようと思えばつけられるシーンですが、そんなものは邪魔なだけですね。なにもお互い語りあってないところがまたいいです。

今考えれば、「恩赦」で出てきたわけだけれど、何が赦されたのかがわからないですよね。心が固く閉ざされているし。映画の最後の、心からの恩赦を受け取ったのでしょう。それは彼女だけじゃなくて、牧師さんもそうだったと思います。
最後のあの加美の許しがなければ、挫折のまま死んでいったはずですから。

単純なストーリー。
単純なだけに、心の動きの深さを感じ取れるお話です。
主要な登場人物が牧師さんと女の人と、郵便配達員の3人というのも良かったと思います。広がらないで、深いところに入っていけます。
いい映画でした。

映画が終わった後、顔じゅうびっしょりでした。涙なのか、鼻水なのか、汗なのか。たぶん、全部でしょうけど。

あと、気になったのが、ハエです。
あれは何か意味があるんでしょうか。



やさしい嘘と贈り物

2010年12月14日 | 好きな映画・良かった映画
やさしい嘘と贈り物 [DVD]
クリエーター情報なし
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


予告編を見ていたので、いきさつはわかっていました。できれば予告を見ないでみたかったです。わからないで見た方が、おもしろかったかも知れなかったですね。
それでも、最後にあのスーパーのお兄さんが息子さんだとわかった時は驚きでしたね。

メアリーがとてもきれいで、魅力的な人です。
愛の向け方がとてもまっすぐで力強くて、でもやさしくて…とことんやさしくて、主人公のことを責めることなく、すべてを受け入れて、もしかしたら、愛されないかもしれない不安もあったかもしれないけれど、それでも信じて寄り添おうとする姿はとても美しいです。

もうちょっと息子と娘のエピソードがあるとまたよかったかも知れません。
あと、終わり方はちょっと残念でした。

映像がきれいです。

クリスマスを何でもなくすごしていた自分ですが、この2人にとってのクリスマスは特別であってほしいと願っていました。クリスマスも悪くないですね。

 映画 独断と偏見と思い付きで選んだ50本

2010年11月29日 | 好きな映画・良かった映画
友達が、落合信彦さんの映画の本をくれて、それに独断と偏見で選んだ100本というのがあったので、それをまねて考えてみました。こんなんでどうでしょう。

●おもひでぽろぽろ
●家族
●故郷
●男はつらいよ あじさいの恋
●アキラ
●パンズラビリンズ
●バットマン リターンズ
●パープルレイン
●街の灯
●ナチョ・リブレ 覆面の神様

●男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎
●男はつらいよ 寅次郎夢枕
●マーズアタック
●オースティンパワーズ デラックス
●ミザリー
●ランボー
●ランボー最後の戦場
●美しい人
●あなたになら言える秘密のこと
●息子

●Vフォーヴェンデッタ
●酔拳Ⅱ
●ワンスアポンアタイムインチャイナ2
●ウェインズワールド
●麻雀放浪記
●ボーリングフォーコロンバイン
●DUNE 砂の惑星
●男はつらいよ 望郷篇
●パッション
●動物農場

●平成狸合戦ぽんぽこ
●ドラゴンへの道
●エグゼクティブデシジョン
●ジャーヘッド
●ヘルボーイ
●プルートで朝食を
●アトランティスの心
●耳を澄ませば
●トランスアメリカ
●ベルベットゴールドマイン

●黙秘
●セルピコ
●ランドオブプレンティ
●ゴールデンボーイ
●母べぇ
●ブラジルから来た少年
●武器なきたたかい
●ミッションインポッシブル
●ロードオブウォー
●ショーシャンクの空に

これ以上やると、「好きな映画良かった映画」とおんなじになっちゃうので、ここまで。



アキラ

2010年11月24日 | 好きな映画・良かった映画
AKIRA - DTS sound edition 〈初回限定版〉

ジェネオン エンタテインメント

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来年、都知事選ですね。
それはおいといて・・・

あらためて崩壊の美学を堪能しました。
あと、無音の音。もしかしたら、聞こえない音を挿入しているのではないでしょうか。キーンという音。

鉄男と3人とアキラが宇宙になっていく過程は、今回涙が出ました。
なぜでしょうか。
3人の今ある存在を投げ捨ててでもかかわりのない金田を救おうとした行為に対して、鉄男が最後にすがったのは金田だったこと、アキラの言葉のないやさしい表情か・・
なにか、イデオロギーとか科学とか、政治とか、本来人間がよりよい生活を送るために使われなければいけないものが、一部の私利私欲に使われてしまっている社会の中で、ここの中心の人たちはいい意味でも、もしかしたら、悪い意味でも、純粋に、そこから離れたところで、自分の理想とする世界を見ていたのかもしれません。
純粋な人間の思考とか感情からというところもそうですが、生物としての生きるという本能もそうなのかもしれませんね。

人間はその時代時代にふさわしい社会を建設し、思想もその社会の形態に縛られてしまうわけで、いくら天才がいても、その天才もその社会という制約からは逃れることができません。社会を嫌っても、社会がなくては生きていけない。
彼らは、社会から外れたところで、この時代の社会にはふさわしくない人たちで、その結果、この世界から離れることを選択したのかも・・・なんて考えてしまいます。

「戻れなくなるよ」という話がありましたが、じゃあ、彼らは、金田をすくわないで、肉体的な、この世界での生を選択したとして、その後の人生は、どうなるかというと、一生あの部屋で暮らすだけで、自分の能力も発揮できずに終わるわけです。
そうであるなら、肉体のない、精神的な「物質」の世界(なんじゃそりゃ!?)というか、そういうものの中に存在している方が、彼らにとっては居心地がいいかもしれませんしね。
超能力なんて持ったら、社会の常識が通用しないというか、人間の価値観が変わっちゃうでしょうね。月に行った人たちのインタビューで、世界観が変わった話がありましたが、そんなものかもしれません。


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東京都知事選挙の投票日。石原が三選したわけですけれど・・・その先の東京を占うようなお話。アキラ。

オリンピック建設の現場が無残に崩壊していきます。まじで今日という日にふさわしい作品でした。都民は東京の崩壊の推進を選択しました。い・・・田舎に帰ろうかなあ・・・・
でも、そうですね。変革の胎動は「もうはじまっているからね・・・」ということなのでしょうか・・・

選挙の話はここまでにして・・・

この作品は文句なく最高傑作ですね。観れば観るほど好きになります。多分、最初に見た時が一番衝撃が少なかったです。(これっておかしいかな?)最初はマンガと比較しちゃったところがあったからかもしれません。マンガが無残な終り方をしたことで、映画の価値がぐんと上がったような気も・・・

最初から最後までこのネオ東京という世界に入り込んでしまいます。
しかし、ここで出てくる政治家は古い感じの政治家ですね。大友さんが青春時代に植え付けられたものが世界をかたちづくっているみたいで、とっても、その世界が面白いです。
しかし、ここで出てくる政治家のが今の政治家より「政治家」っぽい気がします。
今の自民や民主は、財界が乗り出したことによって、地面に足をつけていないですむというか、国民に対して無責任でいられるというか・・・うまく表現できないけれど、何でもありになってる気がします。いわゆる「大物政治家」が必要ないわけです。頭も切れなくてもいいし強い地盤もなくても良い。節操も必要ないし、失言し放題。昔持っていた表面上の「国民のため」という言葉も必要ないわけです。財界とマスコミに支えられているから。

・・・またよけいなことを・・・・話は戻りますが・・・そんな東京を救おうとしているモヒカンの軍人さん。正義感で行動しつつも、やってることはかなり過激ですね。まっすぐすぎて、大友さんらしくないような気もしますが・・・。

やっぱりこのお話を面白くしているのは、金田の存在ですね。金田某・・・何って名前だろう・・・普通の人なのにひょうひょうとしていながらやる時はやるって感じが良いです。いいところでちょっと和ませてくれます。これがなかったら、暗くてかなりきつい作品になっていたでしょう。

ちょっと涙があふれてしまいました。崩壊の美しさを堪能しました。
あと、「童夢」のシーンを思い出すような残酷シーンも見どころといえば見どころです。

こんどは、ぜひ童夢を映像化してほしいものです。

あと、今回気づいたのは、音です。音をけすことで、見る側をひきつけているところがすごいと思いました。

ドクターアキュラ・・・

2007-04-09

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2019年!崩壊のとき。いや、始まりのとき。来年オリンピックをひかえた東京で、今こそアキラを観る、このなんともタイムリーな上映企画。
目黒シネマはすごい。
前も目黒シネマでみましたが、今回も、フィルム上映。かなり劣化もみえますがそんなことはどうでもいい。
アキラは、もう、かんじればいいのです。
アキラは、象徴になりました。
感じましょう!そう、未来の予感を。
もう、始まっているからね。

アキラを閉じ込めたカプセルをけなしていた大佐ですが、セリフは思い出せませんが、恐怖であわててやったから、みっともない形になった的な(もっと気の利いたセリフでしたが)言葉は、いつも、今の東京のごちゃごちゃした、人が住みづらくなるばっかりの開発にも通じるものがあるような気がして、先の都市建設を考えずに目先の利益でくだらない開発が進んでいる現状になぜかかさなってしまいます。東京は、自分に自信がないんでしょうね。だから目先に振り回される。
最後、政治や社会の堕落をアキラがみんな持っていってくれたのかも。

アキラの世界では、もう、オリンピックは中止でしょうね。
あ、また、来年都知事選だ。
なんか、時が経つのが早い。
2019.12.18.






下妻物語

2010年11月19日 | 好きな映画・良かった映画
目黒シネマで、告白と一緒に上映してたので一緒に見ました。
いやあ・・・これは面白いですね。まえにDVDで見たときも良かったけど、今回もなかなかに面白かったです。告白と同じ監督さんとは思えないと言いたいところですが、人の感情をもてあそぶところは、似てるかも。

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この映画、おもしろい!
完全にはめられました。
そう。狙い通りにはめられていく感じがしました。

外見かわいい性格がかわいくない桃子と外見怖いけど、性格がいい(?)いちごの2人のキャラクターがはまりすぎだし、その周りの人もはまってる。

笑いながら泣いて泣きながら笑って・・・最後までずっとおもしろくみさせていただきました。

女性同士の友情って弱いなあ・・

2008-03-23

下妻物語 スペシャル・エディション 〈2枚組〉

東宝

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火垂るの墓

2010年11月15日 | 好きな映画・良かった映画
火垂るの墓 完全保存版 [DVD]
クリエーター情報なし
ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント


最初の「火垂るの墓」の題名が出る前までで泣きました。何度も見たことあるからだけれど、そこまでの流れの中で、2人の人生の悲惨さが語られてしまっています。
いきなり、「僕は死んだ」から始まるのも衝撃的ですが、死にゆく者に慣らされてしまっている周りの人たち。大切なドロップの缶もそういった人たちには、ただのゴミでしかないわけです。

そして、2人の生活そのものが、周りの人間からすれば、ゴミのような生き方なわけで、節子ちゃんがいくらかわいくけなげであっても、生きていくためにお兄さんがいくらがんばったところで、そんなことが社会の中で生きて行く人間の良い悪いのモノサシにはなりません。一般的に、2人はごみであり、社会からはみ出した存在なわけです。

今までは、反戦という視点から優れた作品だと思っていましたが、今回見て実はそこがテーマじゃないような気がしました。
戦争のことは、たんなる背景であって、じつは、人間社会の冷酷さというか、生きていくためには他人を切り捨てることを普通の人たちがやってしまうこと、その怖さを伝えたかったのではないかということです。
スクリーンを見て涙している人間が、実は、節子たちを追い出すことができちゃう人たちであることを感じるのです。もちろん、自分を含めて。

親を亡くした子どもたちに、社会がきちんとフォローできる体制があるならば、こんな悲劇はないのです。社会が人を大切にする社会であれば、そこに暮らす人たちは、どんな人に対してもやさしくなれるはずです。
戦争を勝つために、天皇の世界にするために、臣民を犠牲にする社会の構図の中で、人間が他人にやさしくなれるはずはない。明日は我が身だから。自分を守ることで精いっぱいなわけです。

最後に現代のシーンになって、ビルが立ち並ぶ景色の中で2人がベンチにいるシーンがありますが、現代社会は、この2人を助けることができますか?ということを問いかけているような気がしてなりません。

聖者の眠る街

2010年11月10日 | 好きな映画・良かった映画
聖者の眠る街 [DVD]
クリエーター情報なし
ハピネット・ピクチャーズ


全体的に地味で、暗い、寒い映画です。
普通な感動作にするなら、青年の才能が花開いてハッピーエンドおじいさんと仲良く暮らしましたとさ。という風にして、すっきりさせるんでしょうが、これはそうではありません。写真の才能、人に対する優しさも持っていて、さらに、現代のキリストにもなるかもしれないような特殊な能力も持っている希望ある青年が、あっさりと死に、戦争から帰ってきて、事業にも失敗して、もう先が短いようなホームレスの老人が生き残ってしまうわけです。その結果に、この映画の訴えたいものがあるような気がしました。それは、アメリカ社会の現実です。才能あふれる若い人たちが、その芽をつぶされてしまう社会の現実。この老人だって、よく考えたら、戦争さえなかったら、社会的な保障がしっかりしていれば、素晴らしい才能を発揮して、生き生き暮らしていたかも知れないわけです。

最後まで奇跡を起こさせませんでした。それが、現実の社会であり、実際に多くの人が、そういう体験をしている、現実がそこにあるわけです。ハッピーエンドで終わるということは、その現実から目をそむけることになってしまうと思いました。

最後の棺の山を見ていると、その主人公だけじゃないんですね。同じように若い命が、子どもの命も奪われている現実。聖者だけが生き残ればいいのかというとそうじゃなくて、すべての人に、生きて行く希望、才能を発揮できるスタート地点に立てるような環境を、社会が整えてあげなければいけないはずです。そういういみでは、すべての人が聖者になる可能そうを持っていて、それを摘み取られてしまっている現実というのを考えさせられます。

じゃあ、この映画は、何の希望もない、むなしさ、社会の厳しさだけを描いているかというと、そうではないんですね。そこを読みとらないと、ただ単に暗い寒い映画になってしまいます。
この映画は、希望のある映画であるとも思いました。
なぜなら、その青年は、老人に出会ったことで、自分の生きる希望を見出し、逆に老人も、青年と出会うことで、この社会で生き抜く決心をするわけです。この2人の交流はとても温かいし、希望に向かって努力する素晴らしさも感じさせてくれます。人と人とのつながりの暖かさ、お互いがお互いを刺激して生きる希望をもつ。これこそが、この2人の間で起こった、奇跡なのかもしれません。

もうひとつ、若者が、出会った人が幸せにしている映像を想像・・・空想する場面・・・ビジョンを見たというべきなのかもしれないけれど…その場面の明るさがとても印象的で、唯一、明るいシーンなんです。それまでの暗い寒い映像との対比でとても印象に残る場面です。
人間の求める本当に小さな幸せが手に入れることが困難な現実も感じさせてくれます。

ついでにあと一つ、あの施設のベッドの並んでいる風景に驚きました。ハリウッド映画ではなかなか見ることのできない、アメリカの現実に向き合っていますね。

最後にもう一つ、2人の役者がとてもいいですね。

オースティン・パワーズ:デラックス

2010年11月08日 | 好きな映画・良かった映画
オースティン・パワーズ:デラックス [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン


オースティンパワーズの3作の中でも一番好きです。
1作目は、何となく中だるみなところがあったし、3作目は、大した作品じゃなくて、なんか、人気が出たから惰性でいろんな有名人をだしちゃいましたっって感じだし…

この作品は、最初っからおもしろくて、しかも何となくおしゃれなんですよね。
ヘザーグラハムさんも、すごくきれいで、魅力的です。ちょっと、戸惑っている感もありますが、それはそれでかわいい感じがします。

テントのシーンは何回見ても笑っちゃいます。
ほかにも、いろいろ面白いシーンが満載で、音楽も効果的に盛り沢山使っていて、すごい下ネタばかりで普通ならうんざりするのを、うまく笑いの方に持って行ってくれる。しつこいようで結構あっさりというのでしょうか。下ネタのところじゃないところのが笑えるけどね。

ナチョ・リブレ 覆面の神様

2010年10月25日 | 好きな映画・良かった映画
ナチョ・リブレ 覆面の神様 スペシャル・コレクターズ・エディション

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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お話が簡単で面白い。
音楽の効果もありますね。音楽が楽しくて、少しほわわーんとしていて、お話もほわわーんとしていて、お酒を飲んでほわわーんとしている時に見たのもあるかもしれないけど気持ちいいなあ・・・生きてるって感じです。最後は感動もあって・・

かっこつけるかっこ悪い役をかっこよく演じていて、かっこいい。なんのこっちゃ・・

シスターがすごい魅力的なんだよね。
なにが魅力的かって、人の心を見てくれそうなところ。

ナチョの軟弱なのに、熱い心が気持ちいい。

相方をもっと強くして目立たせても面白かったかもしれません。

2007-11-17 00:53:24

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今年の4本目です。そろそろカウントするのめんどくさくなってきましたが…

この映画は何度見てもおもしろいです。単純で深くないところがいい。

女のひとが素敵なんです。優しくて、でも、それだけでないなにか・・・強さというか、なんというか…ナチョを認める人ってすごいと思うんです。それが自然にできるというところに美しい心を感じます。

2009-01-02

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ナチョじゃなくて、イグナシオでしたね。
エンカルナシオンの前での勘違いぶりが面白いところなんですけど、エンカルナシオンさんは、それを変な目で見てないところが素敵なんですよね。なんか、そんなダメなところまで、エンカルナシオンさんの愛が包んでくれるような、そんなシスターの愛の深さを感じます。

スティーブンがイグナシオにもう一度リングに上がるように言うところが結構感動です。

そして最後の試合。ラムセスとの一騎打ちがまた結構迫力あって、技の応酬も見事だったりして。そして、シスターが…

シスターが手紙を読むシーンのシスターの表情がいいですね。

けっこう、何かする度おならをするところとか、スティーブンがいつもトウモロコシを持っているところとか、ほんと、何度見ても面白いですね。この映画。





クレイマー、クレイマー

2010年10月19日 | 好きな映画・良かった映画
クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディション [DVD]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


クレイマークレイマーとクレイマーが2回続きますが、このクレイマーってなんなのか、見る前にふと気になりました。

原題はクレイマーvsクレイマーとなっていて、ここに深い意味があるのではないかと勝手に思ったのです。映画を見ていくうちに単純な題名だったこともわかるのですが、このクレイマー対決、離婚の対決、親権を争うクレイマー対決という側面と、親子が向き合うという意味もあるような気がしました。向き合うという観点でいえば、夫婦間もそういう状況になって、初めて夫婦の問題に向き合ったということでもありますね。

久しぶりに・・・それこそ、20年とか30年はいかないか。テレビで見て以来ですが、とてもすばらしい作品でした。

お父さんがいろいろ欠点もありながら、それでも一生懸命子どもと生活を共にする。その中で育んだ愛情があってその思いが最後の悲しい食事になるんだけれど、そこでは、最初あんなに苦労したフレンチトーストもぴったり息があって段取りよくつくっちゃって、そこに二人でつくってきた生活の到達点があるんだけど、それが失われる悲しさにつながっていくわけですね。
お父さんが欠点がありながらというのがいいところですね。
ただの優しいお父さんじゃぜんぜん面白くない。途中の子どもとのけんかが見所ですね。

お母さんの立場からすれば、納得いかないわ!という話かもしれないけれど・・・
途中、ちょっと悪い印象を与えるようにつくってますしね。母親の観点から映画を作ると、また違ったストーリーが作れるのでしょう。

イル・ポスティーノ

2010年10月04日 | 好きな映画・良かった映画
イル・ポスティーノ [DVD]

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

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何か特別なことが起こるわけではなく、詩人と若者(?)と、女の子の交流が描かれています。
特別なことが起こらない・・・日常的な生活の中で、若者にとっての詩人と詩との出会いや、詩人にとってのこの町と若者との出会い、女性にとっての若者との出会いは特別なことでした。
だれもがこのようなその人にとっての一生の思い出、人生を変えた一ページがあるのかもしれません。それは、何か劇的なことが起こるということではなくて、日常の中にそれがあるのでしょう。

詩のもつ力、人間のインスピレーションというのはすばらしい。あの女性が、最初はつんけんしてたのにもらった詩を大切に持っていて、あんな表情で喜べるなんて、すばらしいですね。

主人公は、だめだめなやつなんだけど、詩人との出会いで大切なものをいろいろもらった。最後の録音のシーンはとても印象的です。
これも、詩的なんですね。音で映像を頭の中に描く。波の音とか、そして、感動は、夜空に向けてマイクを向けるところです。その静けさ自体が音であり、その無音の中に映像が描かれるわけです。

この男の俳優さんは、心臓の病のなかでこの映画を撮ったとのことで、撮影終了した後に、41歳で亡くなったとききました。
自分も41歳を前にして、心臓で倒れて、退院後にたまたまこの時点で見たのは、何かの縁かもしれません。

あと、ネルーダについては残念ながら何も知りません。
一つだけ強烈に印象に残っているのは、実家の本棚に、ネルーダ最後の詩集という分厚い本があったことです。最後の・・っていうのがとても印象的で、ネルーダという人の名前はそれで記憶に残っています。でも、それだけなんです。

イタリアでの当時の共産党の強さがこんなところにも出てるのかなと、思いました。

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ネルーダ,パブロ
1904年チリのパラル生まれ。チリ大学在学中に出版した『二十の愛の詩と一つの絶望の歌』により、中南米の有望な詩人として認められる。27年外交官となり、34年赴任したスペインでロルカ等と親交を結び、内戦では人民戦線を支援して『わが心のスペイン』を書く。45年上院議員に選出され、共産党に入党。48年独裁色を強める大統領を非難、逮捕命令が出たため地下に潜伏しながらアメリカ大陸の文化、地理、歴史、世界の階級闘争を包含する一大叙事詩『おおいなる歌』を執筆。49年亡命、52年帰国。70年世界初の民主革命政権の樹立に尽力、同政権下のフランス大使として赴任。71年ノーベル文学賞受賞。癌のため、帰国し療養中の73年9月、クーデター勃発、軍部監視の下、死去。伝統詩、ヘルメス主義、シュールレアリスモ、プロパガンダなど多彩な主張とスタイルが混在する豊かでスケールの大きな作品群により、20世紀最大の詩人と評価されている

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

2010年09月22日 | 好きな映画・良かった映画
ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ

バップ

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何か魔法がかかったように感動します。
やはり、皆さんの苦労が刻まれた顔のしわがにこっと笑うととても素敵に見えて、この人たちは音楽が好きなんだなあ・・と。
音楽に希望を失って一時期やめていたという話もありましたが、その音楽がまた希望を持たせてくれて、夢のニューヨークにたどり着けた。なんか、本当に夢のような、魔法のような時間です。

キューバの景色と人が、とてもゆったりしてる感じでいいです。古い車が走って、波がザブーンはじけて、お掃除のおばさんまでぶっとい葉巻を口にくわえていて・・・
一度行ってみたい国ですね。
病気がひどくなったら、病気亡命してキューバの医療のお世話になろうかな?

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2007-01-11

キューバの風景が美しいです。キューバの人たちはニューヨークがきれいといっていますが・・・
今回もピアノの人が一番かっこよかったです。
女の人のコンサートでの涙にはまた泣きました。
会話のおおらかさというか、ちょっといいかげんな感じが人間のよさを感じさせます。最後のニューヨークのシーンの、「家族も連れてきたかった。このすばらしい夢のような景色を見せてあげたい。」といいながら、「でも自分だけ楽しもう」・・・って感じ。あと、神棚みたいなところにラム酒をお供えして、おれがすきなんだから神様(?)も好きに決まってる・・・とか、マリリンモンローの人形を見て、「これは誰だ?」「ここに書いてある」「・・・・」「ずらり勢ぞろいだ」みたいなやり取りとか、大きなビルと見比べて自由の女神があんな小さいはずはないとか、みんなそんな感じなんです。


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2004/04/25 00:55

 キューバの音楽の巨人たちとライ・クーダ

 キューバの忘れ去られた巨人たちを集めての演奏は、とてもすばらしかったです。
 しょっぱな、音楽が流れた時点でもう鳥肌が立ってしまいました。
 
 音楽がみんなを楽しませてくれるものであり、笑顔にしてくれるものであることを思い出させてくれます。
 
 しかも、それだけでなく、人生そのものなんでしょうね。生活の中に音楽があって、音楽の中に生活がある。(かっこいい!)
 そんなことを感じさせてくれました。

 女性のヴォーカルの人が歌いながら目が潤んできて思わず泣いてしまう姿は、もらい泣きしてしまいました。感動ってこういう理屈じゃないところにありますね。

 ピアノの人が演奏しているところに子どもが集まっている光景もとてもよかった。その人がきていたオレンジの洋服がとても目に焼きついた。

 キューバの風景が、これまたいいです。生活を感じます。歩いている人に、なんかゆとりというかやわらかさ、力強さ・・・何でしょうかね。エネルギーを感じます。

 アメリカに彼らが渡っての演奏では、国境を越えた連帯を感じました。
 そこでの観光中の会話は、とても面白いです。自然体で、感動したものは素直に感動して、信じられないことは素直にそれを口に出す。そこがとても「いいなあ・・・」と思いました。

 ストーリーはあるようなないような・・・でも、出演した皆さんの顔や手のしわに、さまざまなストーリーが刻まれていると感じられます。年を重ねる中でしか出てこないかっこよさです。

 「花と女性を愛する」・・・この言葉に、何ともいえない女性への敬意を感じました。私も一生女性を愛します。女性大好きです!花は・・・
 デパートの薬局売り場で薬を選んでいるような女性が好きです(なんのこっちゃ・・・)



バットマン リターンズ

2010年09月19日 | 好きな映画・良かった映画
バットマン リターンズ

ワーナー・ホーム・ビデオ

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やっぱりこのシリーズの最高傑作です。
ペンギンとキャットウーマンがすごいいい味出しています。
特にペンギンからは目が離せなくなります。
そしてこの2人の人生の影の部分についつい涙が・・・というほどでもないけれど、ほんと切ないですなあ・・・

ダニーエルフマンの音楽も最高です。オープニングのペンギンの誕生秘話は、ただ川をかごが流れているだけなのにぐぐぐっと引き寄せられていってしまいます。
そして最後の雪の中でキャットウーマンを追うシーン・・・ああ・・・切ないのう・・・

2006-11-09 21:21:42


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久々に観ましたが、ペンギンのキャラクターが、やっぱり最高です。
最初から最後まで、そのキャラの魅力に引っ張られていった感じです。

そして、キャットウーマンのミシェルファイファーさんもすごいです。
我に帰るところの戸惑ったような悲しそうな表情がなんかぐぐっときます。

バットマンがちょっと2人のキャラにくらべると、かすんでしまう感じもありますが、これは、2面性を持った3人の物語なんでしょうね。
2面性…でも、2つの面がころっと入れ替わるというより、2つの面を使い分けているといった方がいいのかもしれないけれど。

殺し殺されるみたいな殺伐とした映画じゃないし、ちょっと変なところが良いです。わざわざバットモービルを改造して、ペンギンに運転させるなんて、わざわざ回りくどいことをしなくても、あそこまでの技術があるのなら、爆弾しかけちゃえば、終わりですしね。まあ、バットマンをただ殺すのではなく、悪者にしてから殺すという前提があったにせよ、ですけどね。


コマンダンテ COMANDANTE

2010年08月31日 | 好きな映画・良かった映画
コマンダンテ COMANDANTE [DVD]

TCエンタテインメント

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内容(「キネマ旬報社」データベースより)
オリバー・ストーンが、アイゼンハワーからブッシュまで、歴代米国大統領10人と渡り合ってきたキューバ最高指導者、フィデル・カストロに迫るドキュメンタリー。「小さな強国」の指導者の素顔が明かされる。

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映画の中で、オリバーストーンの質問に答えるカストロにとても好印象を持ちました。

オリバーストーン自身がキューバの存在やカストロに対して好意的に思っていて、それでこういう映画になったとは思いません。最初の意図は、もしかしたら、キューバ、カストロの影の部分を暴き出そうと思っていたのかもしれません。いや、アメリカで言われているカストロ像が本当にそうなのか、ただ単に真実を知りたいだけかもしれませんが。
なんにしても、意図したかどうかにかかわらず結果的にとても肯定的に描かれていると思います。

アメリカで、上映禁止になったとちょっと聞きましたが、この程度の映画で禁止にしなくてはいけないほど、アメリカには弱みがあるのでしょうか。そんなアメリカ批判の映画ではないですからね。いや、結果的には、カストロを目の敵にするアメリカにとって都合の悪い映画であることは間違いないんだけれど・・・真実よりも、アメリカにとってどうかが優先されるわけですね。

インタビューに答えるカストロの姿勢がいいです。誠実さ、冷静さ、考え方、とても共感できるものになっていて、時にはユーモアもあり、2時間があっという間に過ぎていきました。

国の内情とか、民主主義の成熟度などはこの映画ではわからないところもあるし、キューバの状態を全面的に肯定するつもりもありませんが、インタビューの内容から、一革命家の戦い続ける姿勢、一政治家としての国を建て直すための努力はすさまじいものがあると思いました。信念、執念、怨念…よくわからないけど、ずっと一本筋を貫き通す人間の姿を感じました。

今テレビでガタガタやっている政治家のように、権力争いとか、利権で、中身もなく混乱させている人たちとは大違いです。

若い人たちへの人気もあることが映像では見られますが、(一緒に観た友達は、この映画に合わせて、演出したのかもしれないと言っていました。たしかにその可能性もあるしそこの真実はよくわからないけれど)政治家にあれだけ信頼を寄せられる国民ってうらやましいと思いました。

秘密警察みたいな話もちょっと出てましたけど、ブエナ・ビスタ…とか、この映画で見ているキューバの景色や人々からは、そんな空気は全く感じませんでした。

疑いだしたらきりがないですけどね。
少なくとも、この映画からは、そういう、否定的な「共産主義国家」の姿は感じませんでした。

カストロは革命に命をかけ、建国に人生をささげてる人だと感じます。
ゲバラのエピソードも出てきますが、ゲバラとは、最初の革命というところまでは共通の目的で一緒に戦ったけれども、革命が成功して、国をつくるという時点で2人の行動は大きく分かれている感じがします。ゲバラは、なんとなく、革命のための革命、国家転覆が自分の戦う意味だったのだと思います。そこが、今までキューバの国づくりを進めてきたカストロとは違います。

オリバーストーンの質問の組み立てもとてもよかったです。ただ流れを積み上げるのではなくて、いきなり違う質問をしたりして、相手が話の中身を頭で必要以上に組み立てられないようにして、いい意味で相手を困らせることに成功しているし、それをやったから、カストロの人間性が見えたのだと思います。退屈なインタビューにもなってないし。

このやり方で、オバマとか、ゴルバチョフとか、日本でいえば菅直人とか小沢一郎とか、小泉とか、インタビュー形式で映画を一本づつ作って比較したら、おもしろいかも。その時に、その人が本物なのか、それともメッキがはがれちゃうのか、わかっちゃうような気がするんだけど。

そういえば、記者会見で記者にキレる政治家が増えた気がしますが、それも、政治家がどんどん小物になってきている結果なのかもしれませんねえ…

どうでしょう。

インビクタス / 負けざる者たち

2010年08月19日 | 好きな映画・良かった映画
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内容(「キネマ旬報社」データベースより)
クリント・イーストウッド監督、モーガン・フリーマン、マット・デイモン共演による感動ドラマ。南アフリカ共和国大統領に就任したネルソン・マンデラは、荒んだ国の情勢を立て直すため、ラグビーに希望の光を見出す。
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30年間、投獄されていたのに、白人との共存の道を自らの姿勢を通して国民に浸透させていったという、その行動力がすごいです。
30年間檻に入れた人たちをどうして赦すことができるのだろうか・・・マンデラの偉大さはそこにあるんですね。 

じっさい、白人に家族を殺された人たちが大勢いるわけだし、その殺人者と手をつなごうと言っているわけで、感情的にはそんなことできるわけがない。

でも、それをしない限り、南アフリカは変われない。

支配する側と支配される側が入れ替わるだけでは、意味がないわけです。

ワールドカップでの南アフリカの優勝には、大きな意味があったんですね。

この映画に描かれているように、美しいことばかりではないと思いますが・・・



人を赦す心・・・。
感情はともかく、その努力をするということはとてもすごいことですね。

そして、とても勇気がいることでもあります。ちょっと間違えば、白人と妥協して、これまでの支配体制の一翼を担おうとしていると思われかねないわけだし、そうなったら、両方から命が狙われちゃうわけで…

正しいこと・・・正しいと思うことを自分の行動に貫くということは、とても大変なことですね。

政治が変わる醍醐味みたいなものも感じました。

ラグビーのシーンがあまり興奮しなかったのは何でかな?

あと、国歌をみんなで歌うシーンは感動しました。
そこには、祖国を思う心が国歌に集約されて一体になっていく感じがしました。
だからこそ、君が代はいけないと思いました。君が代では、国民は絶対に一つになれない。
国歌に愛情を持てる国民は幸せだと思いました。
そして、自分は、君が代に愛情を持つことなんて到底できない。
オリンピックで君が代が流れると、気持ち悪くなる。