華語り

心に華を!!

雪原の大地に

2010-01-15 10:38:16 | 雪のある風景

夕べも帰ってきて雪をどかしたのに、朝おきてみると新たに10センチほど積もっていました。
昨日作った雪ウサギは雪に埋もれ、ウサギを作るのに掘り起こしたマンリョウも、すっかり雪の下になりました。


今日は左議長。お正月のお飾りを下ろし、昨年一年間お世話になったお守りを町の鎮守の神社に行って燃やします。
私の実家の方では「どんど焼き」といっていました。この火で焼いたお餅を食べると一年間無病息災が約束されるということで、子どもの頃は書初めを持って行ったりしてお餅をいただくのが楽しみでした。
町によっても違うのでしょうが、私の町の左議長は、神社の境内に町内会の役の方が火の番をしていらっしゃいます。環境を配慮して、やたらに何でも燃やしてはだめなので、お飾りもきちんと分別してから火にくべます。お餅があるわけでもないし、平日なので、子どもたちのにぎわう声もありませんが、一年の息災を神様にお願いして、鎮守の森を後にしました。
燃やすのは午前中だけと決められているので、境内には次々と町内の方がやってきていました。


与謝野晶子は「桜月夜」に会う人々を「美しき」と表現しましたが、こんな雪の日、会う人々はどの人も優しく感じられます。おそらく近所に住む方なのでしょうが、知らない方で、「よく降りますね」などと声をかけてくださる方もいます。


写真は近所の風景。雪の積もった田んぼの向こうに、児童公園と鎮守の森の木々が見えています。

目の前はホワイトロード。らるくの“winter fall”を口ずさみながら家路をたどる。