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音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

扉は閉ざされたまま

2011-05-31 | 
●扉は閉ざされたまま● 石持浅海
祥伝社  2005.5

久しぶりに開かれる大学の同窓会で、成城の高級ペンションに7人の旧友が集まった。
当日、伏見亮輔は客室で事故を装って後輩の新山を殺害、外部からは入室できないよう現場を閉ざした。
眠っているのか? 何かの事故か? 部屋の外で安否を気遣う友人たち。
しかし、参加者のひとり碓氷優佳だけは疑問を抱く・・・


題名にもある通り、扉が開けられるのは最後の最後です。
いくつか伏線がわかりましたが、それでも犯人(伏見)と探偵役(優佳)の攻防は楽しめました。
何をそんなに時間を気にしているのかと思いながら読んでいましたが、なるほどそういうことですか、というカンジ。
テンポよく読めました。
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