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音楽・小説・その他、思いついたことをだらだらと綴る
アールグレイの気まぐれ日記

後手後手に

2005-07-31 | 音楽
昨日帰ったら、Plastic Treeのファンクラブから葉書が届いていた。
今度はなんかいなと見たら、
前回ハガキが来た「第二回東遊び」の第三次先行予約の案内だった。
第一次先行予約は予約時間が5時間と短すぎる中、電話が殺到、
繋がらない人が多くて、FCに苦情がたくさん行ったようで
第二次先行予約を行うことにしたと24日だったかな? FCからメールがきた。
詳細はHPにということで、どうせ行かないので関係はないが一応見てみた。
今度は14時間とたっぷり時間は取ってある。
だけど、ネット環境にない人は取り残されるんだよなぁ…
なんて思っていたら案の定。
確実にFC会員に知らせることが出来なかったということで
また苦情が来たんだろうな(苦笑)
今回のハガキの案内による第三次先行予約になったらしい。

しかし、その先行予約のエントリー期間は8月8日10時~9日18時。
このツアーのチケット一般発売は7月31日。
今日だ。
それってシステム的に成り立つんですかね?(苦笑)
まぁ一般でも取れなかった保険にってところかもしれないけど、
少なくとも「先行」ではないよなぁ。

なんかもう、後手後手に回っちゃって、FCはホントに大丈夫か?
と、苦笑を通り越して不安になってしまうよ。
今回このツアーには行けないから、完全に傍観者ではあるけど、
自分が行こうと思うライブでこんなことになって
しかもチケットがなかなか確保できないとなったら、
そりゃあ苦情の電話をしないまでも、恨みごとの一つは言いたくなるだろうな。
今はメールがあるから
比較的その怒りをぶつけるハードルは低くなっていると思うので
今回の件でものすごいクレームが来たであろうことを想像すると
FCに多少の同情はするものの、これを教訓に
今後はこのようなことがないように頑張ってもらいたいと切に願う。
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どんなに ちいさくても

2005-07-30 | ライブ
「あいと地球と競売人」
7月30日 島根県民会館


暗黒の世界に住む妖怪の首領は
汚れつつある地球を競売にかけ、妖怪の世界で売り払おうとしていた。
しかしまだきれいな地球は思うように売れず、
妖怪たちはもっともっと地球を汚して手に入れようと企んでいる。
そんな中で、あいちゃんは地球環境を守ることの大切さを友達に語るが
なかなか分かってもらえない。
でもあいちゃんは人間たちが助け合うなら地球環境を守ることが出来ると確信し、
その気持ちを得意のマンガで世界に訴えていくことを決意する。


県民の手作りミュージカルとして1994年から上演されているにもかかわらず、
初めて見たのは2001年の川本町・悠邑ふるさと会館での公演。
友達が出演するというので見に行った。
今年のこの公演も、知り合いが出ているのだが、
知り合いが舞台に立っている姿を見たいという思い以上に、
きちんときちんと見ておきたいというのがあった。

同じキャストで5月の愛知万博で上演されたが、今日と明日はその凱旋公演となる。
ステージいっぱいの妖怪にはすごく鳥肌が立ったし、
客席に飛び出してきた子どもたちにはイキイキとした生命力を感じて
もう感動しきり。
本編最後の「ちいさくても~どんなにちいさくても~♪」という曲が好きだな。

初演から何十回と上演されているので
回を追うごとに踊りや演出は進化するだろうし、
今回は愛知万博で披露、その後の凱旋公演に向けてと
練習も半端ではなかっただろうから、ホント最高級の出来になってるんじゃないかな。
見に行けて良かったと心から思ったよ。

だからこそ、いろんな人に見て欲しいと思う。
150人にも及ぶ地元出演者の舞台となると
どうしても出演者の身内が客席の多数を占めてしまうんじゃないかな。
上演を続けていくことで、見たことのない人にも見る機会は出来るだろうけど
(実際自分も7年目にして初めて見て、二度目は11年目か)
そういう意味では他県での上演を是非ともして欲しい。
某バンドみたいに、全都道府県制覇ができるといいね。
毎年1つの県でもいいじゃない。遠征して上演して欲しいな。
そんなお金はどこからも出せないだろうけど(苦笑)

しかし、舞台なんてそうそう行かないから会場に着いて迂闊な自分を罵ったさ。
せっかく見に行ったんだから知り合いに花束でも買っていけばよかったよ。
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今の君に今の僕はどんな風に見える?

2005-07-29 | 
●真夜中の五分前 side-B● 本多孝好
新潮社  2004.10

side-Aから2年後。
転職した僕が会ったのは、彼女か? 彼女の妹か?


ラストの、彼女や尾崎さんのエピソードは意外というかちょっと不満…
でも、大ラスの僕のエピソードで救われたかな。
流れた時間、今流れている時間を少し意識しようと思ったよ。

本多氏の文章は、いい意味で読みやすい。
会話の内容はともかく、あぁこういうやり取りあるよなーと思える身近さ。
目の前でやり取りが見えるようなリズム感・テンポが好き。
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砂漠で毛布を売っても成功しそう

2005-07-28 | 
●真夜中の五分前 side-A● 本多孝好
新潮社  2004.10

広告業界に勤める僕が
プールで何度か見かけたことのある女性と話を交わすことになった。
プレゼント選びを手伝うことになりその後も付き合いが続くことになる。


5分遅らせている時計は亡き恋人の癖、というような文があるが
うちは10分進んでいる時計があるので、
作中のように5分遅らせても得した気分は味わえないだろうな。

砂漠で毛布のくだりは納得したというか…参考にさせていただきます。
根がネガティブなので、きっと無理だとは思うけど(苦笑)
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またな

2005-07-27 | 
●川の深さは● 福井晴敏
講談社  2000.8

地下鉄テロ事件の真相。
守りたい人のために、
今日よりマシな明日、その先に繋がる明日のために、
命をかけて戦う少年に触れたぐうたら警備員は…


タイトルにも通じる心理テスト。
目の前に川が流れています。深さはどれくらいでしょう?
1.足首まで 2.膝まで 3.腰まで 4.肩まで
答えは本を読んでください。
ちなみに私は 1.足首まで。
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