●君たちに明日はない● 垣根涼介
新潮社 2005.3
人員削減を請け負う会社に勤める真介。
依頼を受けた会社に出向き、対象者と面接をして退職を促していく。
リストラされて当然という人もいるかもしれないが、
そのほとんどが可もなく不可もなくというレベルの人を
会社の都合で切るしかないんだろうな…と思ってしまう。
でもどこか救いのある話が多いので読後感はそんなに悪くはない。
著者の作品に出てくる人物は、男性は少し軽いけどどこか憎めなくて、
女性はキリッとして気が強く、賢いけどなんとなく愛嬌のある人が多いという印象があるが
読み進めるうちに、この作品もかと思ってしまった。
でもその性格や関係性が読んでいて小気味いいので
同じような色でも自分はそれほど気にならないかな。
新潮社 2005.3
人員削減を請け負う会社に勤める真介。
依頼を受けた会社に出向き、対象者と面接をして退職を促していく。
リストラされて当然という人もいるかもしれないが、
そのほとんどが可もなく不可もなくというレベルの人を
会社の都合で切るしかないんだろうな…と思ってしまう。
でもどこか救いのある話が多いので読後感はそんなに悪くはない。
著者の作品に出てくる人物は、男性は少し軽いけどどこか憎めなくて、
女性はキリッとして気が強く、賢いけどなんとなく愛嬌のある人が多いという印象があるが
読み進めるうちに、この作品もかと思ってしまった。
でもその性格や関係性が読んでいて小気味いいので
同じような色でも自分はそれほど気にならないかな。