本屋の謎は本屋が解かなきゃ

●配達あかずきん　－成風堂書店事件メモ－●　大崎梢
東京創元社　　２００６．５

近所に住む老人に頼まれたという謎の探求書リスト
コミック「あさきゆめみし」を購入後、姿を消した母の行方を捜しに来た女性
配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真
入院中に差し入れられた本の見立てをしてくれた店員にお礼を言いに来た女性
めちゃめちゃにされた超人気コミックのディスプレイ…
駅ビル内の書店・成風堂を舞台に、書店員・杏子とアルバイト店員・多絵が、さまざまな謎に取り組む。


「本格書店ミステリ」というだけあって、書店の日常的な作業が各所にちりばめられている。
ここでこんな話（説明）いらないんじゃないの？　と思う箇所もあるが、
客として書店を利用する際の注意とか、さらりと釘を刺されているような。
けっこう書店員って大変なんだなぁと思った。

お見舞い本の見立てをした人を探す「六冊目のメッセージ」があたたかくて好き。
謎はそこまで難しいものではないと思うけど、謎が解けてからの着地点というか余韻というか…いろいろなタイプの５編。
成風堂書店シリーズとして続編を出して欲しい。

アクセス状況

時々アクセス状況を見てみるのだけれど、
10月27日の閲覧数が、アクセスＩＰ数に対して５倍を越える数値になっていた。
アクセスＩＰって厳密にはどういうものかよくわかってないんだけど（苦笑）
閲覧数がこんなに多いってことは、何かのキーワードでやってきた方が前のページを遡って見たってことなのかな？
ｇｏｏブログアドバンスという有料のものなら、アクセス解析もついていて、
どこから来たか・どのページを見たかわかるようだけど、あいにく無料のものなのでわからない。
どのキーワードなんだろうか。ちょっと気になる。

このブログ自体、ぱっと見、何に関心を持って書いてるのかわからないなーと自分でも思う。
他所様のブログは、ブログの概要やカテゴリー、自己紹介なのでだいたい好きなバンドがわかるようになっているのだけれど
ふと自分のブログを見ると、それが一切わからない（苦笑）
昨日の記事なんかも「日記」にするか「音楽」にするか迷ったし。
たまたま他の記事も見てやろうと思ってくれた人に対して、すごく不親切なブログだ。
だからいろいろ探りつつ、閲覧数がものすごい数になったのかな？　と。
カテゴリーはともかく、自己紹介の部分は、Ａｎｇｅｌｏのライブ行った来月後半には書き換えたいなぁとは思っています。
カテゴリーは…遡って分けるほどの気力があればやりますが、たぶんこのままかと（苦笑）

あと。
自分は基本的にロムラーなので、アクセス解析をつけておられるとドキドキしてしまうタイプ。
それでも気に入ったところはコメントも残さず（苦笑）毎日のように覗きますが。
私と同じように思っている方も、ここはアクセス解析ついていませんので、気にせずに覗いてやってくださいませ。

吉と出るか

３ヶ月に１度切る髪が、いよいよ鬱陶しくなったので切りに行ってきた。
本当は来週、11月になってから切りたかったのだが、もうこの一週間が我慢できなくて。
まぁ、髪を切ったらちょっとは運気が変わるかな、という期待もあったし。

何で運気を変えたかったかっていうと、11月のＡｎｇｅｌｏ・Ｐｌａｓｔｉｃ Ｔｒｅｅのライブ、どちらも「そりゃないだろ！？」というような整理番号だったから。
ライブハウスで、私は別に最前列に行こうとは思わない（よっぽど早い番号なら考えないでもないが）
メンバーがある程度見えるような場所を取れるぐらいであればと思っているのだけれど、どちらも、それすら望めないような整理番号だった…
だから今回、キリト氏のチケット発券するにあたって、あまりにもよろしくないチケ運がちょっと変わらないかなと思って、髪を切って気分を変えてから発券しようかな、と。
まぁ今回はホールなので、よっぽど後ろの方でない限り（←これは視力の問題）しっかりステージは見えるわけだけど
それならそれで、ホールで自分が好きな位置（真ん中よりちょい前あたりのセンター）が欲しいなぁ…なんて期待しながら。

発券してもらって、家に帰ってからじっくり落ち着いて確認しようと思いながらも、ちらっとチケットの入っている封筒（？）を見たら、ぼんやりと少し透けて見えるカンジがなにやらよさそう。
ドキドキしながら家で取り出してみたら、思っていた以上に前の席で、
これは、なんかの事態で行けなかったら、後悔するなんてレベルじゃないぞ。
冬だから飛行機とかＪＲとか大丈夫かな？　と、とっさに交通手段のことを考えてしまった。

やっぱり髪を切るとちょっと運気が変わるのかな。
それとも、あまりにもチケ運が悪かったから、ちょっとはいい思いをさせてやろうということか。
どちらにしてもありがたい。２ヶ月先のライブが楽しみだ。

いつかはそこから出なくては

●誰か●　宮部みゆき
実業之日本社　　２００３．１１

今多コンツェルン会長の運転手をしていた梶田が自転車に撥ねられて亡くなった。
義父でもある会長に、遺された二人の娘の相談相手を頼まれた杉村三郎。
妹の梨子は、父親の人生を綴った本を出版して犯人を捕まえるきっかけにしたいと言うが、姉の聡美は、４歳の頃に誘拐された事件をもとに、父親に後ろ暗い過去があると思って掘り返したくないと言う。
杉村は梶田の過去を探りはじめる…


いま売れている「名もなき毒」のシリーズ第１弾（？）にあたるということで読むことにした。
財界の要人の一人である義父、その会社組織の末端にいる杉村。
偉い舅を持つと肩身の狭い思いをする…が、妻や幼い娘との関係がものすごく暖かくて、そんな探偵役も珍しいなと思ってしまった。
義父との関係が、この後のシリーズでどうなっていくかが楽しみだ。

来年のライブ始め

どうやら来年の一発目のライブはキリト氏になりそうです。
KIRITO [BRAND NEW ENTRANCE］06-07　１月２日・渋谷C.C.Lemonホール（渋谷公会堂）
ＦＣ先行申し込みで当選しました♪
一番近い大阪がよりにもよって仕事始めの４日なので、ちょっと無理。
大宮の翌日は仕事なので、半日休を取ることを考えたら、正月休み期間の渋谷を選択するのが妥当かな。
せっかくの２daysなんだから両方行くといいんだけど、金銭的に厳しいかも…
ということで、結局２日のみ申し込みをしました。
Ａｎｇｅｌｏはまだ１曲しか聴いてない状態なんだけど、なんとなくやっぱりソロよりもバンドの方の優先順位を高くしたいので、ソロは欲張らないことにしたんだけど。
長いツアーなら前半と後半とかで行きたくなるかもしれないけど、短いツアーなので１回行ければ充分…だと思いたい。

また『ＧＡＲＤＥＮ』聴けるかなーと、楽しみにしてます♪
その前にＡｎｇｅｌｏがあるけどさ。