生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

花を咲かせろ!ダルスン  27

2017-11-21 16:19:56 | あの空に太陽を 68

ホンジュはそっとダルスンの家の近くに来て、ダルスンが自分のことを話してないか探ります。何事も変わってないと安心して帰るホンジュ。

ダルスンはホンジュがソンイン製靴の養女になって幸せに暮らしているから、今更あの貧しく汚らしい生活には戻る気はないし、もしダルスンが自分のことを言ったらタダでは置かないとダルスンを脅迫したのです。しかしあんなに必死にジョンオクを探している母、ブニ婆さんや、ジョンオクの養母に嘘を言っているのは正しくないと思ったダルスンは考え込んでしまいます。

ある日ソンイン製靴会社の門の前に立ったダルスンは急に過去のことを思い出し始めます。めまいがして座り込んだダルスンを見つけたヨンファは自分の部屋に連れていき休ませたのです。それでダルスンはこの女性がこの会社の副社長で、ホンジュが養母と呼んでいる女性だと気づいたのでした。会社の門でダルスンはこの会社で希望教育ソンイン財団を運営しているキム・ハンスに会い、紹介されたのでした。途中まで送ってくれ、先日花を摘もうと崖から落ちそうになったお礼と言って扇子をくれたのでした。後から会社に行ったホンジュ、義母がダルスンを送っていった話を聞き、てっきり自分の過去をしゃべられたと思い、後を追っていきます。二人親しそうに話す姿に、恐怖感を覚えたのです。義母とダルスンは挨拶して別れますが、ホンジュはダルスンの後を追っていき、ダルスンの頬を殴ったのです。話したのかと聞きます。言ってないと言うダルスンにちょっとあんしんします。まだブニ婆さんには話してないが、母がどれほどあんたを探しているかと言うダルスンに走って逃げようとするホンジュの襟元を掴んで止めようとしたとき、肩の傷を見たのです。やはり間違いなくジョンオクだと思ったダルスンです。

チョンギの息子で、ハンガン製靴の室長、ホンシクは父から、昔社長、チョンファの実弟、チョンギが、仲間の愛国活動家の同志、イ・ジェファを拷問に耐えられなくてチョンギがしゃべってしまった事で、ジェファは日本軍に殺され、チョンギはその罪の意識で隠れてしまった話を息子にしたのでした。そんな過去があったのかと驚くホンシク。

ブニ婆にジョンオクが見つかったことを話そうかと悩んでいたダルスン、ユンジェがそれは話すべきだと言うアドバイスに、

明日の二時に夜学の前で答えを出せとホンジュに言うダルスンです。

家ではブニ婆がジョンオク探しの新聞広告をみつけます。

なぜソウルで行方不明と書いたのか?あの子は私にプサンの孤児院に行くと置手紙していったのにと言う婆さんに、姉さんはそれがあの子のずる賢いところだと言います。

いよいよジョンオクに会う日、2時にダルスンは夜学の前で待っています。やって来たホンジュ、会わないと言うホンジュにダルスンはジョンオク!それはないでしょう?母さんがどれだけあなたに会いたがっているか。ジョンオクと言う名を聞いた婆さん、さっきから陰に隠れていたのですが、ジョンオクだって!と言って出てきます。


花を咲かせろ!ダルスン  26

2017-11-20 16:21:19 | あの空に太陽を 68

 

新聞の尋ね人を見たホンジュ、探している人物の住所を探りに行き、ブニ婆さんを見て驚き引き返したのです。その時慌てて自分の靴の飾り紐を落としてしまったのに気付きませんでした。その後そのあたりをうろつき偶然会ったダルスンに、あなたの名はミニョ?と聞きます。笑ってそれはあだ名で本当はダルスンだと言ってしまったのです。驚くホンジュ。やはりダルスンはソウルに引っ越してきていたのか。しかもこんな近くにと恐怖を覚えるホンジュ。

新聞広告の乗った記事を義父たちに見せないために、違う新聞に勝手に変えたホンジュを、義父はひどく叱ります。親の許可も得ずに勝手にやったと。

借金取りに返済を迫られていたブニ婆さんの食堂。お客もなく姉さんはしょげかえっていたのですが、保健所の医者、ユンジェが、あの食堂はうまいと沢山の客を引き連れてやってきてくれたのです。ダルスンは少しでも金を稼ぐために、保健所の掃除婦になります。婆さんの借金を返すためでした。

しかしあの靴の飾りがどうしてもきになって仕方ないダルスン。あの広告が新聞に載った初日にホンジュが家にやってきたこと、それは彼女の靴を見て飾り紐が家に落ちていたのでわかったのですが。プサンと嘘をついたこと。子供の時遊んでいて転び肩に今も傷があること。すべて考えてもジョンシクではないかとダルスンは考えたのです。ホンジュはソンイン製靴の養女として、ソウル大学に通うお嬢様になっていたのを知り、驚くダルスンでした。そしてついにダルスンはホンジュにあなたはジョンウクでしょう?と言います。驚き恐怖感で戸惑うホンジュです。

ホンジュは海外貿易課で新しい靴のデザインを公募で募集することを知り、これを聞いたホンジュは自ら応募することを条件に、ダルスンのいる夜学の教師を辞めます。ダルスンがいることに戸惑いを覚え、とうざけることを考えたからです。

最後の夜学の日、授業が終わりほっとして外に出たホンジュにダルスンが声をかけました。

 


花を咲かせろ!ダルスン 25

2017-11-17 17:29:48 | あの空に太陽を 68

義父の会社にやって来たホンジュ、ふと見た新聞に自分を探している広告を見たのです。急いで義父の目につかないようにカバンにしまいます。なとなく様子がおかしいホンジュを心配して義父母と昼食に行きますが、食が進まないホンジュ。

先に帰ると嘘をついて広告を出している新聞社により家への新聞をしばらくあの広告が載ってない新聞にしてもらったのです。それから広告を出した住所に行くとブニ婆さんがいたのです。驚くホンジュ。急いでその場をさります。

店にやーさんたちがやってきて、婆さんが金を借りたが早く返してくれ。返さないならあの娘をもらって売り飛ばすとダルスンのことを言ったのです。家では姉さん(アン・チュンジャ)とダルスンがブニ婆さんに借金した理由を聞きます。

ジョンウクを探すためだったと答えるブニ婆さん。だまされたのでした。詐欺にかかったのです。姉さんはすごく怒って、勝手に出ていった娘なんか探すことはないと言います。そして自分はジョンウクを手塩にかけて育てたと。ダルスンのほうがよっぽど親孝行していると言う姉さんにダルスンなんか拾い子だ、出ていけ!とダルスンに言うのでした。

泣きながら町を歩いているダルスンを見かけたユンジェは、黙って彼女の後をついていきます。なんとなくかわいそうに思ったのです。二人は酒を飲み、ダルスンはすっかり酔ってしまいます。送っていくユンジェ。今ではダルスンを思っていたのです。

ホンジュはダルスンを見なかったと思い、又ブニ婆さんの家のほうにやって来ました。そこで夜学の生徒のミニョに会います。

あなたの名はミニョ?と聞くと、いいえ、ダルスンですと言う言葉が返ってきて驚き慌てるホンジュ。

 


花を咲かせろ!ダルスン  24

2017-11-16 16:17:43 | あの空に太陽を 68

ある日道を歩いていたダルスン、向こうからやってくるホンジュを見ます。その時リヤカーにたくさん荷物を積んだおじさんがやって来ます。それに気づかずすたすた歩いてくるホンジュを見たダルスン、前に飛び出しホンジュを救ったのです。

しかしダルスンは自分の足を怪我してしまいます。リヤカーの叔父さんは心配してダルスンに謝りますが、ホンジュはリヤカーの叔父さんをすごい勢いで叱り飛ばします。ダルスンは大丈夫だからとおじさんを行かせてあげました。病院に行こうと言うホンジュに大丈夫だと言うダルスン。ホンジュは薬を買い、ダルスンの手当てをします。夜学校ではダルスンはミニョと呼ばれています(ですからホンジュにはダルスンとは思わなかったのです。友人が夜学に届けるときダルスンとしなかったから)

痛くないと言うダルスンにホンジュは自分は昔遊んでいて転び、傷を負い今でもそのあとが消えないと言ったのです。ダルスンはなんとなく子供の時、鬼ごっこをしていてジョンウクが転んで肩に傷をしたことを思い出していました。

翌日祖母を探してくれたユンジェにお礼を言おうと出かけたダルスンはユンジェが子供たちに折り紙を折ってあげている姿を見ます。なんとなくユンジェに対する気持ちが変わっていきます。

ソンイン製靴では海外との取引を始めるそうだと言う情報を聞いたホンシク総務部長は、伯父の社長チョン・ソンギに外国との取引は家の会社のほうがっ先からやっているから、共同でやるよう交渉したいと伯父社長に申し出、許されて出かけていき、ハンガン製靴と国際部門として共同ですることを取り付け、伯父を喜ばせました。ホンシクはこれで自分が伯父の会社の跡継ぎになれると心つもりしていました。家で義父と義母がこの話をしているのを立ち聞きしたユンジェは、自分が国際部で美術を生かせると密かに入社試験を受けることを考えます。

ホンシクの父、チュンヒは開店しようとしていた喫茶店を詐欺にあい資金を失い、職を探していました。チョン・ソンギの妻の弟です。その話を聞いた夫、ソンギは自分の会社でやっとてやると言ったのです。大喜びするチュンヒや娘、姉でした。

ダルスンはチョン・チュンギが前の製靴会社を買い取り、ダルスンとソウル製靴店を開業することになりました。

ブニ婆さんは狂ったようにジョンウク、ジョンウクと毎日繰り返し言っていました。そしてあの高利貸しから借りた借金についてダルスンがいくら聞いてもまだ何も言わないでいました。

ダルスンは新聞広告の尋ね人にジョンウクを探していることを載せます。

ある日その広告が新聞に載ったのです。すかさず気づくテソン、そばにいたホンジュもその記事に気づき青ざめたのです。

 


花を咲かせろ!ダルスン  22, 23

2017-11-16 07:49:16 | あの空に太陽を 68

ユンジェは翌朝辞書を枕にして寝ている自分に驚き目を覚まします。横にはちゃっかりユンジェの枕をして熟睡しているボンナム(チュンギの息子)が寝ていました。ボンナムから前の晩、ダルスンに頼まれてお前を下宿まで運んだと言います。四角に泥酔している自分を見られたことを恥ずかしく思うユンジェでした。朝食をてんてん餃子で食べますがスープがうまいと喜ぶユンジェに、うれしいような気持ちを

抑えて食事の世話をするダルスン。

さてジョンオクを知っている、酒場で働いているが借金して親分から脅迫されているとだました詐欺男にブニ婆さんは高利貸しから借金して渡してしまいます。しかし騙されたと知った婆さん、その男に食い下がりますが、殴られ倒れているのを病院に運ばれます。ダルスンも姉さん(チュウジャ、ブニ婆さんの妹?)も看病に駆け付けますが、その詐欺男を探して病院を勝手に出て行ってしまうブニ婆。

詐欺男に似ているとカメラマンに食って掛かりカメラを壊した賠償金まで取られてしまうブニ婆さん。

ホンジュは義父から親を探すと言われ困惑していますが、先日見かけたブニ婆さんがソウルに引っ越してきたのか気になっていました。もちろん自分の身がばれるのを恐れてのことです。ちょうど昌寧の見本市を近くでやっていたので見に行きそこでブニ婆さん一家がソウルに出てきて食堂を経営していること。拾い子のダルスンが母さんと言って大事に面倒を見ていることを知り、複雑な気持ちになっていました。

病院にいるブニ婆さんは金のことが気になり、また病院を抜け出します。皆で必死に探しますが、ユンジェまでが必死に探すことに意外な気持ちを持ち始めたダルスンでした。

ダルスンは探していてソウル中央駅にやってきます。そしてその駅を見て、ジョンオクが言ったプサン駅と言うのが嘘だったことに気づきます。記憶が少しよみがえって来たのでしょうか。

ある日自分の父が喫茶店を開くことになっていたのですが、詐欺にかかりすべての金をだまし取られたことに腹を立てた息子、ヒョンドは散々父をののしりその夜深酒をし、道をフラフラ歩いているのをタクシーで見たホンジュンが彼のポケットから住所を知り送っていきます。翌朝その事実を知ったヒョンドは美大にホンジュを訪ねていき、お礼にご馳走をすることに。腹に一物持つ同志の付き合いが始まったのでした。