生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

花を咲かせろ!ダルスン  5

2017-10-20 16:59:10 | あの空に太陽を 68

そうです。表面上は優しいパパ、テソンとして娘ウンソルを可愛がっていたのですが、内心はジェハの子だと恨んでいたのです。黄色いきくのはなが娘の花瓶に生けられ、しかも母娘で昔の田舎のあの秘密の丘に行ったことを知って怒り狂うウンソルでした。しかし夜中にイ・ジェハのが夢に現れ苦しむテソン。

チョン・ユンジェは亡くなった母が恋しく故郷を離れがたかったのですが、父が迎えに来てソウルへと連れていかれます。

そして立派な家に連れていかれたのでした。チョンファの妻はその子に会うのさえ嫌がって早々と自分の部屋に入って行ってしまいます。

父に案内された自分の部屋は見たこともないほど立派な部屋でユンジェは大喜びでした。

そしてチョンファの妻の弟の子に紹介されますが、それがなんと先日道端でいじめられていた時に助けてくれた少年でした。

しかし自分が叔父の製靴会社を継ぐと思っていたのに、実子がやってきたことでつらく当たりだしたのです。

 

ヨンファは娘ウンソルと秘密の丘に行ったことを、ウンソルの部屋の花瓶に生けてある菊の花を見た父、テソンに厳しくとっちめられたのですが、後で変に優しくする父テソンに違和感を覚えていました。

テソンが菊の花を床の上で踏みつけ、粉々にしているのをヨンファがやってきて見てしまいます。二人で言い争っているのを聞いていたウンソルは父、テソンがイ・ジェハをお前はまだ思っていると大声でなじるのを聞いていたウンソルが、突然

イ・ジェハって誰と聞きます。驚く二人です。

一方田舎、一人の少女は気がなかなか強そうですが、どうも引き取られて暮らしているらしいようで、実母が誰なのかこれからの話で徐々に明かされてくるでしょう。

 

 


花を咲かせろ!ダルスン  4

2017-10-19 17:22:59 | あの空に太陽を 68

あの思い出の丘の上で遊ぶ母子。娘ウンソルは菊の花を摘んできて母に手渡す、しかも菊の花で指輪まで作って渡したのだ。

あの亡くなった恋するイ・ジェハが自分に送ってくれた花で、しかも同じように指輪まで菊の花で作って。感動と思い出にふける母、ヨンファ。この丘での今日の出来事を決して父、テソンには言うなと娘、ウンソルに口止めをする母ヨンファでした。帰宅後母は花瓶に菊の花を生け、自分の仕事場に飾ります。それを見つけた夫テソンが嫌な顔をしたのをすかさず見た妻ヨンファ、その菊の花を庭の隅に植えたのですが、学校帰りのウンソルが見つけ自分の部屋に花瓶に入れ飾ったのです。

家族4人で中華料理を食べに行った一家、料理屋の入り口で同じ同業者の製靴商のチョン社長と出会います。ヨンファとは何かあったようで顔をそむけるヨンファ。

チョンファには初恋の女性チョン・ソンジェに産ませて息子、チョン・ユンジェがいたのですが、何の面倒も見ずいたのですが、その母が亡くなりチョンファが引き取ることになったのです。チョンファの妻には子ができず、ヒステリックな女で、今回その息子を引き取ることにも大反対だったのです。この妻の実弟がこの家に居候していました。男女の子連れだったのです。酒浸りのどうしようにもない弟でした。

ユンジェは母の死後、チョンファに向かい入れられることに違和感と反抗心をもっていました。極貧の中で死んでい行った母に何の面倒も見ないで、ほおっておいた父を許せなかったのです。来週迎えに来ると言う父に反抗していました。

街の靴屋で亡くなった母とよく見た黄色の靴、ユンジェは母が欲しがっていたなと懐かしく眺め、涙を流していたのですが、その店に学校帰りに寄ったウンソルは店の中からその少年の泣いている姿を見て、すぐ外に出ますが、それに気づいた少年、ユンジェは走って逃げていきました。

ヨンファは近々光復記念会に出席する予定でした。この行事は韓国の独立に尽力した人をほめたたえる記念行事でした。

テソンはあの昔ジェハが自分に渡してくれた靴のデザインを眺めながら、光化門の近くに新たな店を開こうと計画していたのです。ジェハのことを嘲笑いながら。

夜寝ている娘、ウンソルの部屋に様子をみにやって来た父、テソン、今では副社長になっていたのですが、ウンソルの部屋に飾ってある菊の花をみてはっとします。そして娘の日記から妻、ヨンファとあのジェハがピストルで撃たれて死んだ丘に二人で出かけ、内緒にしていたことを知り、怒りが爆発したのでした。

 


花を咲かせろ!ダルスン  3

2017-10-18 17:02:53 | あの空に太陽を 68

ジェハが日本軍にピストルで撃たれて死んだことは、その日の午後遅くに判明します。テソンは自分が日本軍に通報したこともかくして、ヨンファをめとろうとしていたのでした。ヨンファは愛するジェハが亡くなったことでショックのあまり入水自殺をします。それを助けたテソン。ヨンファは妊娠していることに気が付きます。もちろんジェハの子供でした。母は父親なしでは子供は育たないと決心してテソンとの結婚を許します。もちろんヨンファはいやいやながらでした。

数年後ヨンファはジェハの子を産みます。名前はウンソル、女の子でした。無論テソンはその子がジェハの子供であることは

知っていました。

 


花を咲かせろ!ダルスン  2

2017-10-17 16:41:50 | あの空に太陽を 68

ヨンファは恋人イ・ジェハが帰国し大喜びでした。もちろん母も。しかし今まさに結婚を認めてもらえた自分が没にされることに怒りを覚えた番頭のテソンは復習を誓います。

ジェハはこれからは母国での独立運動をすると言う話を聞いたテソン、自分が今も日本政府に何かと貢物をして商売に反映させていたのでした。ジェハが金を独立運動に寄付するために出かけたのを日本の韓国の臨時政府に密告してとらえさせ、逃げようとするときピストルで撃たれなくなってしまったのです。これも全てテソンが通報して殺させたのです。

自分がジェハが留守の6年間テソンが

この製靴工場を守って来たと言う自負があったのです。そして何よりもヨンファを愛し、自分のものにしたかったのです。

 


花を咲かせろ!ダルスン  1

2017-10-16 16:54:11 | あの空に太陽を 68

1960年代、記憶を失った少女が靴職人として成功するまでの物語。

1945年、ソウルのソンイン製靴は創立6周年を迎えていた。ヨンファは6年前満州に祖国を救うために出かけた恋人ジェハを忘れられずいた。しかし母クンソンは満州に使いのものを探りに出し、ジェファの血の付いたシャツを持ち帰り死んだと告げられる。母は娘にそのシャツを見せて番頭のテソンと結婚するように説得し、娘もその気になっていたところへ、なんとジェファが帰って来たのだ。

ダルスン(ホン・アルム)です。