生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

花を咲かせろ!ダルスン  4

2017-10-19 17:22:59 | あの空に太陽を 68

あの思い出の丘の上で遊ぶ母子。娘ウンソルは菊の花を摘んできて母に手渡す、しかも菊の花で指輪まで作って渡したのだ。

あの亡くなった恋するイ・ジェハが自分に送ってくれた花で、しかも同じように指輪まで菊の花で作って。感動と思い出にふける母、ヨンファ。この丘での今日の出来事を決して父、テソンには言うなと娘、ウンソルに口止めをする母ヨンファでした。帰宅後母は花瓶に菊の花を生け、自分の仕事場に飾ります。それを見つけた夫テソンが嫌な顔をしたのをすかさず見た妻ヨンファ、その菊の花を庭の隅に植えたのですが、学校帰りのウンソルが見つけ自分の部屋に花瓶に入れ飾ったのです。

家族4人で中華料理を食べに行った一家、料理屋の入り口で同じ同業者の製靴商のチョン社長と出会います。ヨンファとは何かあったようで顔をそむけるヨンファ。

チョンファには初恋の女性チョン・ソンジェに産ませて息子、チョン・ユンジェがいたのですが、何の面倒も見ずいたのですが、その母が亡くなりチョンファが引き取ることになったのです。チョンファの妻には子ができず、ヒステリックな女で、今回その息子を引き取ることにも大反対だったのです。この妻の実弟がこの家に居候していました。男女の子連れだったのです。酒浸りのどうしようにもない弟でした。

ユンジェは母の死後、チョンファに向かい入れられることに違和感と反抗心をもっていました。極貧の中で死んでい行った母に何の面倒も見ないで、ほおっておいた父を許せなかったのです。来週迎えに来ると言う父に反抗していました。

街の靴屋で亡くなった母とよく見た黄色の靴、ユンジェは母が欲しがっていたなと懐かしく眺め、涙を流していたのですが、その店に学校帰りに寄ったウンソルは店の中からその少年の泣いている姿を見て、すぐ外に出ますが、それに気づいた少年、ユンジェは走って逃げていきました。

ヨンファは近々光復記念会に出席する予定でした。この行事は韓国の独立に尽力した人をほめたたえる記念行事でした。

テソンはあの昔ジェハが自分に渡してくれた靴のデザインを眺めながら、光化門の近くに新たな店を開こうと計画していたのです。ジェハのことを嘲笑いながら。

夜寝ている娘、ウンソルの部屋に様子をみにやって来た父、テソン、今では副社長になっていたのですが、ウンソルの部屋に飾ってある菊の花をみてはっとします。そして娘の日記から妻、ヨンファとあのジェハがピストルで撃たれて死んだ丘に二人で出かけ、内緒にしていたことを知り、怒りが爆発したのでした。