生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

かわせ運命  118

2019-07-09 19:07:36 | あの空に太陽を 68

ホ弁護士、アン会長がなぜ一線からアン顧問を退けたかやっとわかった。兄は私に厳しかった、とアン顧問。今までご自分の野望を隠していたのですね。老体に鞭打っている身だ。その私に失礼だろう!その時シウの携帯が鳴ります。大変だ!チェがいなくなった!必ず見つけるから、時間を稼いでくれ。とチャン。驚くシウですが、顔には出さないでいます。

緊急理事会  只今よりヒョンガン緊急理事会を開催します。まず招集したチョ常務から発言します。ヒョンガンは大きな危機に直面しています。イタリアとのコラボがチェ氏の精神的状態により中止の兆しに直面しています。常務が犯した罪の為、過去の罪も明らかになり、会社に非倫理的企業の烙印を押された。しかしこの兆しをホ代表は何の手も打たず、これは明らかに職務怠慢です。ヒョンガンを救うための打開策を今からでも模索して、ホ代表は責任を取るべきです。その通りだと理事たちから声が上がります。

振るえて、道の隅にかがみこんでいるスヒ。そのスヒを必死にチャンと別れて二人でそれぞれ探していたィ次長(サンヒョン)が見つけます。仙女様行きましょう!息子さんたちが待っていますよ。すべて私のせいだし、行っても何もできない。チョ常務たちが専門職の経営者を代表つけるとか、とサンヒョク。驚くスヒ。ナムジンやシウがいるではないですか?誰がそれを?ユ秘書に聞きました。それでも行かないと?さあ!行きましょう!手を差し伸べるサンヒョン。その手を取って腰を上げて立ちあがるスヒ。

緊急理事会会場  アン家の非倫理的な行為によって失落した会社のイメージをどうやって元に戻すかのか?日増しに落ちている売り上げをどうやって取り戻すか?解決策はあるのか?とチョ常務。ホ代表、コラボが問題なく行われれば解決できます。コラボは中止の危機にあるのでは?とチョ常務。担当のチェ氏は精神を患っているとのうわさが広まっている。アンチーム長は退職願を出したのにコラボは行えますか?とチョ。会社の危機的状態なのにコラボの責任者が不在で中止の可能性もある。そんな状態でコラボを薦められるのか?納得できない。しかもこの臨時会をどうにか凌いで済ませようと言う安易な姿勢は、会社に尽くしてきた理事たちを欺くことだ。従って私もホ代表を解任すべきだと思う、とチョ常務。(ナムジン、チェはどうしたのか?)(シウ、母さんは何処に?)と心の中で考えています。その時チャンからナムジンにメールが来て、(チェが見つかった。時間を稼いでくれ!すぐ行くから!)ナムジン立ちあがって、ご静粛に!第二チームのアン・ナムジンです。イタリアのコラボの共同委任者として発言させてください。コラボが中止になることはありません。私の退職は、今回の事業が滞りなく行われるまで延期します。明白な成果が得られるまで最善を尽くします。一人で最善が就くせるのか?イタリア側はチェ常務が抜けるなら、白紙に戻すと言っている、と理事の一人から。確かに常務はストレスのせいで、パニック障害を患っている。しかし回復しつつある。それよりチェ常務は今どこに?もう少し待ってください、とシウ。誤魔化さずに連れて来なさい!常務本人が解決策を示せないならこの場でホ代表の解任を決議することにします。決議しないでも私が代表の座から退けば・・・その時チェが入って来ます。驚く会場の一同。遅くなりました。

ニューヨークの大学から入学許可をもらったスンジュ、そこへ例の社長の御曹司がやって来ます。盛んにスンジュにアッタクする御曹司です。

臨時理事会会場  コラボの件はどうなりましたか?説明してください!とチョ常務。今回のコラボは正常に行われるでしょう。婦人服市場拡大を望むイタリア側のニーズと一致するから。このブランドは本国での評価は高いが、婦人服では国内では最近成果が出ていない。一方ヒョンガンでは婦人服部門は勢いがあり、高いブランドからアジアで証明されています。ヒョンガンの見参ぶりを示すには今回のコラボは最適な高い策だと言えます、とスヒ。どう言う事だ?精神状態は問題なんてないではないか。全盛期のチェそのものだ!と理事たちがひそひそと話しています。アン顧問、言う事は最もらしいが、イタリア側はチェを犯罪者だと知って、コラボを続けるか?倫理的問題がある。誘拐犯に1000億Wもの規模の事業を任せると思うか?ナムジンが言った(胸を張って理事会に臨んでください!)の言葉を思い出すスヒ。まず私的問題でご迷惑をおかけしました。お詫びします。人生最大の過ちでした。罪を犯したことをお詫びします。心から反省しています。この件の責任は最後まで取るつもりです。イタリア側は私が法的に起訴されなかったので、問題とはしないと思います。とスヒ。謝れば済むと?事業に被害が出たらどうする?とチョ常務。ならばチョ常務の打開策を示してください、とスヒ。ええ?と驚くチョ。皆さんはヒョンガンの危機を救うために集まったのでは?しかしコラボに代わる有効な策はありません。それなのに私の過去とホ代表の対応を理由に代表を解任するのは本当に会社の為ですか?もしや他に目的があるのでは?本当にヒョンガンを思うなら、臨時理事会はこの辺で終了しましょう。もっと重要な提案は次の株式総会で出しますので、ご期待下さい!とスヒ。

ホ代表の部屋  ホ、スヒ、ナムジン、シウ4人椅子に座って、素晴しい対応でした、とホ、スヒに。20年前のパリコレに進出した時の常務の姿を思い出しました、とホ。本当に立派でした、とナムジン。ナムジンがアドバイスを?とシウ。にっこりうなずくスヒ。そうね、まだ安心できない。これで諦めるような人達ではない、とスヒ。過去の事が記事になったのも大叔父が?とナムジン。 ええ、そのようです、とホ。株式総会で何か動きがあるはずです。アン顧問の目的はヒョンガンの把握です、とホ。

会社にやって荷物を届けに来たソンギュ、ナムジンに会います。スンジュがニューヨークの大学に入学許可が出て、留学すると伝えます。止めるなら今です、と。ナムジン、ちょっと考えて、彼女を応援します。応援すると?驚くソンジュ。スンジュの夢を応援すると伝えてください。悩まず前だけ見て進んでほしいと。余計なことをしたなあ、とソンギュ。帰りかけて、男が近づいている。スンジュはそっけないが、義兄夫婦が乗り気で。二人でアメリカに行くかも。

帰宅したナムジン、携帯のスンジュとの写真を見ていますが、全て消してしまいます。

シウとジナ  何か心配なことでも?とジナ。母さんが記者会見をしたら、多くの人から非難を受けると思います。そうでしょうね。だから僕が母の代わりに立ちます。何て?僕が母のためにできるのはこれだけです。