生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

かわせ運命 117

2019-07-06 17:03:05 | あの空に太陽を 68

やって来たシウとジナに、ヤンさんとジナのオンマが来て、ヤンさんが買い物に行った留守に何かあったようだ。食事もせず、閉じこもっている、とチャン。部屋のドアーと叩いて、オモニ!僕が悪かった。ドアーを開けてくれ!しばらくドアーと叩いていると、中から、シウや、帰りなさい!話したくない、とスヒ。その時ドアーのフォーンが鳴って、ナムジンがやって来ます。常務に会えたか?首を振るシウ。ナムジン、常務!僕です。話をしましょう。トントン、ドアーを叩きます。まだ隠れている気ですか?一生ボクたちを避けるのですか?もう二度と会えないですよ!いいですか?出て来ないスヒ。今日はそっとしておいて、落ち着いたら・・・・その時スヒが出てきます。母さん!とシウ。何か食べますか?オム二?とジナ。首を振るスヒ。まあ、座りましょうとチャン。4人でそれぞれ椅子に座ります。話があるんだろう?とチャン。

スンジュに結婚を申し込みたい大会社の御曹司、やってきて3回デートしてくれと言います。好きな人がいます、とスンジュ。いたでしょう?別れたのでしょう?と相手の男。スンジュ、思い出すように、彼にこう言われました。(自分を偽るといつか後悔すると)正直言うと、身を引いたこと後悔しています。側にいればよかった。辛くても彼の所に居ればよかったと。ごめんなさい。

チャンの家  誰にも会いたくなかった。親である私が面倒ばかりかけて、誰にも会いたくなかったの。自分が罪を犯したことを認めることが怖かった。記憶が戻ったのですか?とジナ。うなずくスヒ。ジナのお母さんの言葉で、今までの記憶が戻った。誰でも罪は犯します。問題はそのあとです。常務は十分苦しみました。自分を責めないでください、とナムジン。記憶が戻ってよかった、とチャン。今まで僕はひどかった。母さん許して!何を言うのあなたは悪くないわ。全て私のせい。お義母さまと一緒に家へ?うなずくシウ。それは駄目だ、とナムジン。どうして?とジナ。記者達が家の前で待ち伏せしている。常務が現れたら大騒ぎだ。なぜ、記者達が家の前に?とジナ。コラボの件で失敗するかもしれない。今責任を問われているとナムジン。恐らくこの問題には大叔父が関わっている。大叔父とチョ新常務が関わっている。何かたくらんでいる、とシウ。チョ常務と大叔父が?とスヒ。常務の力が必要だ、とナムジン。まだ不安定な私に何が出来る?大丈夫だ。この問題を解決できるのは常務しかいない、そう言って以前スヒからもらったノートを手渡すナムジン。常務のやり方でOKです!

ヤンの家にやって来たパン、何しに来たの?嫌な顔をするスンジェ。投資する。おう!やっと、歳をとったせいか、真人間になったようね。部長として雇ってもらえるんだな?ええ?もちろんよ。机の上に名前が書いてあるガラスの札を置いてもらえるんだな?それ位もらえるわ。ナムジンの仕事が成功したら。俺を理事にしてくれないか?調子に乗って!給料はもらえるんだな?軌道に乗ったらね。早く帰りなさい!表に記者がいるから、余分なことは言わないのよ!言ったら・・・驚いて帰って行くパン。ニコニコ機嫌良く居間に入って行くスンジェ。なぜパンさんが?タコ。話を聞いて感激したとスンジェ。もしかして復縁?なぜ私があんな男と?人を怒らせるようなことばかり言うのね!私が何を?タコ。さっきグムスンさんに又何か言ったでしょう?せめて1か月位口を閉じていられないの?私が何か?本当の事を言っただけ。私の話を聞いてあの人正気に返ったかも。そうやっていつも開き直るんでしょう?自分の娘を売った人が良く平気でいられるわね?売った?言い過ぎよ。借金の為仕方なかった。又その話を蒸し返すの?シウに返したの?義母だから返さなくてよい?私は昔から曲がったことが大嫌いなのよ!スンジェ。ジナの母があなたにも嫌味を?とホに。私の事を昔話に出て来る白髪の魔女みたいと、どれだけ腹が立ったか!又言われたら髪の毛を全部むしり取ってやる!とスンジェ。嫌だ!止めて!とタコ。その時シウとジナ帰宅。あら、ナムジンは?とスンジェ。母と二人で明日の資料を確認検討している、とシウ。

ナムジンとスヒ 明日の計画を練っています。ちょっと頭痛がして、目がかすむと言うスヒに、では僕が内容を要約しますから、時々質問しますから答えてください。イタリア企業の特徴は?家族経営の企業が多く、職人気質を大切にする。それから・・・・・ 答えに詰まるスヒ。人脈を重んじる、とナムジン。イタリア製品の値下げの交渉を成功させる秘訣は?答えに詰まるスヒ。友人になることだと。長い付き合いの国、取引先を大切にする―保守的な国柄。それでは次の質問、イタリア側がわが社とコラボを決めた理由は? 昔からの取引先であるヒョンガンと組めるなら安心して手を組めると。ヒョンガンの常務が彼らと旧知の仲だからだ、とナムジン。にっこりするスヒ。緊急理事会は明日だったわね?はい。うまく話せるかしら?勿論です。率直で堂々とした姿を期待しています。(父親に似てくれてありがとう、と心の中で思うスヒ)胸を張って理事会に臨んでください!理事たちから責められても、気後れせずに!わかりましたか?にっこりうなずくスヒ。

会社  チャンとコーヒーを飲むイ次長。下請け会社が不安がっている。どうなるだろう?とイ次長。大丈夫だ、とチャン。声を潜めて、此処だけの話だが、チェが緊急理事会に出席する。本当に?常務が出席したら事態は好転しますか? チェとナムジンはコラボに全力をかけている。だから、焦らず待ちましょう、とチャン。うまく行くかなあ?不安定の気持ちの常務が理事会に出てきて追及されたら?とイ。昨日はアンと入念な打ち合わせ準備をしていた。常務とナムジンは和やかな雰囲気でハハ、ホホと笑い声もしていた。チェが笑うなんて久しぶりだ、とチャン。

スヒを迎えに行くチャンとイ次長  一緒に出て来る。ニコニコして体調がよさそうなスヒ。その時突然、陰から記者の一団が3人を取り囲みます。驚くスヒ。必死に追い払おうとするチャンとイ次長。青ざめて震えだすスヒ。本妻の子を育てたのですか?息子を後継者にするために・・・・本妻の子を誘拐して・・・病院で取り違えたとか?いいえ、私は何もしていません。震えながら答えるスヒ。いいえ、私は何もしていません。一人逃れて歩くスヒ。

ホ弁護士の部屋  秘書駆け込んでくる。大変です!どうした?30年前の誘拐事件が記事に。パンだな!パンではないようです。では一体誰が?アン・ソクジェ顧問が疑わしいです。アン顧問?防犯カメラを調べたら、パンが必死に記者を制してーそのあとアン顧問と記者が社外へ。

いよいよ緊急理事会の当日です。ホ弁護士、ナムジン、シウと3人で会場へ向かいます。反対側からアン顧問と新チョ常務がやって来ます。挨拶する両者たち。ホ弁護士、アン会長がなぜ顧問を一線からのかせたかわかりました。兄は私に厳し過ぎたんだ、と顧問。今まで自分の欲と野望を隠していたんですね?とホ。私はヒョンガンを守るために、老体に鞭打っている身だぞ!その私に対して失礼だろう!と怒る顧問。