ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

ドリーム No.608 きみたちへ 9

2007年11月26日 16時41分07秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

 少林寺拳法  橋本西支部道場通信

発行日 2007年11月26日(月)   発行・文責 長坂 徳久   

※ 《きみたちへ》は子どもに向けた通信(つうしん)です。発行している通信にはルビをふっています。

【ピンチの裏側】   

 やあ、きみたち! 元気ですか?!  

 昨日、元世界一の青山展明さん(この前の全国大会でまた最優秀・日本一になりました。)と範子さんが来てくれました。お子さんの、らいきくん(四歳とれおくん(二歳)も一緒に来ました。

 さすがに世界一同士の子どもなので、らいきくんの運動能力は抜群です。すでに、跳び箱、逆上がりができるそうです。

 また、三歳のときに、こまなしの自転車にいきなり最初から乗れたそうです。一回もこけずにです。先生の見た限り、らいきくんは、イチロークラスの素質があります。すでに、正中線もきれいです。

 ちなみに、道場に来ていた友也くんは、らいきくんに、なんども飛び蹴りを食らわされていました。(ワラ)

 さあ、今日は、次の詩を紹介しよう。    

 高校野球の夏の甲子園大会優勝した「佐賀北高校」のベンチに貼られていた事で有名になった詩です。山本よしきという人がつくった詩です。いま、本も出ています。

【ピンチの裏側】

神様は決して   

ピンチだけを  

お与えにならない

ピンチの裏側に必ず   

ピンチと同じ大きさの

チャンスを用意して  

くださっている

ぐちをこぼしたり  

やけを起こすと  

チャンスを見つける  

目がくもり

ピンチを切り抜けるエネルギーさえ  

失せてしまう

ピンチはチャンス  

どっしりかまえて  

ピンチの裏側に  

用意されている

チャンスを見つけよう

 

(ここからは、保護者の方へ)

 多くの弟子や生徒、その保護者、関係者、がいる。

 今が幸せな者もいる。反対に、いま悩んでいる者、辛い目にあっている者もいる。  

 当事者の気持ちは、本人にしかわからない。

 でも、ピンチの裏側には本当にチャンスがある。

 ピンチは神様からのテスト。

 ピンチをたくさん経験した者ほど、たくさんのチャンスを得ることができる。

 大変なピンチを迎えた者ほど、その裏側にある、大きな、大きなチャンスをつかむことができる。

 大変なときは確かにある。

 そしてそれはどうすることも、どうしてあげることもできないことがある。

 でも間違いなく、それは経過する。台風と同じように、通り過ぎていくのだ。