少林寺拳法 橋本西支部道場通信
発行日 2007年11月26日(月) 発行・文責 長坂 徳久
※ 《きみたちへ》は子どもに向けた通信(つうしん)です。発行している通信にはルビをふっています。
【ピンチの裏側】
やあ、きみたち! 元気ですか?!
昨日、元世界一の青山展明さん(この前の全国大会でまた最優秀・日本一になりました。)と範子さんが来てくれました。お子さんの、らいきくん(四歳とれおくん(二歳)も一緒に来ました。
さすがに世界一同士の子どもなので、らいきくんの運動能力は抜群です。すでに、跳び箱、逆上がりができるそうです。
また、三歳のときに、こまなしの自転車にいきなり最初から乗れたそうです。一回もこけずにです。先生の見た限り、らいきくんは、イチロークラスの素質があります。すでに、正中線もきれいです。
ちなみに、道場に来ていた友也くんは、らいきくんに、なんども飛び蹴りを食らわされていました。(ワラ)
さあ、今日は、次の詩を紹介しよう。
高校野球の夏の甲子園大会優勝した「佐賀北高校」のベンチに貼られていた事で有名になった詩です。山本よしきという人がつくった詩です。いま、本も出ています。
【ピンチの裏側】
神様は決して
ピンチだけを
お与えにならない
ピンチの裏側に必ず
ピンチと同じ大きさの
チャンスを用意して
くださっている
ぐちをこぼしたり
やけを起こすと
チャンスを見つける
目がくもり
ピンチを切り抜けるエネルギーさえ
失せてしまう
ピンチはチャンス
どっしりかまえて
ピンチの裏側に
用意されている
チャンスを見つけよう
(ここからは、保護者の方へ)
多くの弟子や生徒、その保護者、関係者、がいる。
今が幸せな者もいる。反対に、いま悩んでいる者、辛い目にあっている者もいる。
当事者の気持ちは、本人にしかわからない。
でも、ピンチの裏側には本当にチャンスがある。
ピンチは神様からのテスト。
ピンチをたくさん経験した者ほど、たくさんのチャンスを得ることができる。
大変なピンチを迎えた者ほど、その裏側にある、大きな、大きなチャンスをつかむことができる。
大変なときは確かにある。
そしてそれはどうすることも、どうしてあげることもできないことがある。
でも間違いなく、それは経過する。台風と同じように、通り過ぎていくのだ。