まるで訳のわからないタイトルだ。こんなタイトルを付けられた映画にお客が来るなんて、絶対ありえない。映画会社はやる気があるのか。たとえ、これはコメディーなのだから、こういうふざけたタイトルの方がいいと判断したにしても、(でも、その判断は違うと思うが)これはあんまりだ。全然内容を伝えていない。
ジョージ・クルーニーとユアン・マグレガー主演で、それにジェフ・ブリッジスとケビン・スペイシーが絡んでくるという豪華キャストによるイラクを舞台にした戦争映画なのだが、お話の核になっている部分のあまりのバカバカしさには唖然とさせられる。これは戦場に送られる超能力部隊の話で、眼でヤギを殺す、とか、それがどうした、というような話。だが、ふざけているのではなく、結構シリアス。実話をモデルにしているらしいが、どこまでが本当なのだろうか。いくらなんでも、こんな事実はありえない、と思うのだが。もちろん映画自体はおふざけではない。だが、描かれる内容がばかばかしすぎて、笑えない。だから、シリアスに描いてある。どこまでが本気でどこからが冗談なのか、その境目が曖昧でそこが魅力なのだが、それを伝えることは難しい。
まぁ、本当に超能力を持つ人々を戦場に送って、彼らを戦わせたなら、凄いことになりそうだが、この超能力者たちがまた実にしょぼいから、これではなんの戦力にもならない。話の作り方はシリアスだが、描かれた内容がマンガでしかない。Xメンのような超能力ならそれなりに、派手で、いいのだが、ここに描かれるような超能力では何の足しにもならない。確かに、さっきも書いたが、どこまでが本気で、どこからが冗談なのか、よくわからないところが、おもしろいと言えば面白いのかもしれないが、なんだか中途半端でいまいち盛り上がらないし、乗り切れなかった。
でも、なんだか無視できない。誰にも勧めないが、僕はこんなへんてこな映画は好きだ。
ジョージ・クルーニーとユアン・マグレガー主演で、それにジェフ・ブリッジスとケビン・スペイシーが絡んでくるという豪華キャストによるイラクを舞台にした戦争映画なのだが、お話の核になっている部分のあまりのバカバカしさには唖然とさせられる。これは戦場に送られる超能力部隊の話で、眼でヤギを殺す、とか、それがどうした、というような話。だが、ふざけているのではなく、結構シリアス。実話をモデルにしているらしいが、どこまでが本当なのだろうか。いくらなんでも、こんな事実はありえない、と思うのだが。もちろん映画自体はおふざけではない。だが、描かれる内容がばかばかしすぎて、笑えない。だから、シリアスに描いてある。どこまでが本気でどこからが冗談なのか、その境目が曖昧でそこが魅力なのだが、それを伝えることは難しい。
まぁ、本当に超能力を持つ人々を戦場に送って、彼らを戦わせたなら、凄いことになりそうだが、この超能力者たちがまた実にしょぼいから、これではなんの戦力にもならない。話の作り方はシリアスだが、描かれた内容がマンガでしかない。Xメンのような超能力ならそれなりに、派手で、いいのだが、ここに描かれるような超能力では何の足しにもならない。確かに、さっきも書いたが、どこまでが本気で、どこからが冗談なのか、よくわからないところが、おもしろいと言えば面白いのかもしれないが、なんだか中途半端でいまいち盛り上がらないし、乗り切れなかった。
でも、なんだか無視できない。誰にも勧めないが、僕はこんなへんてこな映画は好きだ。