いくらなんでも、これはあまりに強引すぎませんか? 監督は『シティ・オブ・バイオレンス 相棒』や『クライング・フィスト 泣拳』のリュ・スンワン。彼らしい、と言えば、確かに彼らしいのかもしれない。テンポもいいし、問答無用な荒っぽい展開で、見るものを引き込む。でもこんなのでいいのかなぁ? 大体、ここまで韓国の警察とか、検察っておバカなのか。なんだか、出て来る人がみんなバカ過ぎて、とてもじゃないけど、本 . . . 本文を読む
このタイトルにそそられた。お金をテーマにした短編集。5人の作家たちがそれぞれの視点から「お金」の挑む。でも、あまり彼らはお金には縁のない人たちばかりだ。というか、興味なさそう。
僕の大好きな平田俊子さんなんて、まるで興味ないのだろう。だから、彼女の今回書く小説『バスと遺産』は、お金を最後には棄ててきてしまうのだ。なんとも太っ腹だ。いくら小説の中とはいえ、ポンと100万円! である。まぁ、失く . . . 本文を読む