アルバムの収録曲の殆んどはメンバーのオリジナルであるが、
ハード・バップ・ジャズとして非常にキャッチーな作品だ。
フロントの3人(ジャッキー・マクリーン、
レイ・ドレイパー、ウエブスター・ヤング)は
曲にもよるが、結構巧く絡んでおり、互いのソロも中々のもの。
また、ピアノのギル・コギンスのプレイも捨て難く、
それを支えるベースのジョージ・タッカー、
ドラムのラリー・リッチーのサポートも素晴らしい。
ジュビリーのマクリーンは猫のジャケットのアルバム(オリジナルはアドリヴ)
が有名だが、こちらも勝るとも劣らない出来である。
Jackie McLean Plays Fat Jazz
Jubilee JLP-1093
1,Filide'
2,Millie's Pad
3,Two Songs
4,What Good Am I Without You
5,Tune Up
Jackie McLean (as)
Webster Young (cor)
Ray Drayper (tuba)
Gil Coggins (p)
George Tucker (b)
Larry Ritchie (ds)
1957年12月27日 New York 録音
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