ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

The Tyree Glenn Quintet / Let's Have A Ball

2010-12-23 01:59:24 | JAZZ
何とユーモラスで温か味のあるトロンボーンであろう。

このアルバムの主人公タイリー・グレンは日本では殆んど知られていないが、

エリントン楽団にも在籍した事がある黒人男性トロンボーン奏者である。


ここでタイリーはトロンボーンをオープン又はミュートと

曲によって巧みに使い分けている。

その上3曲ではあるが、唄まで披露している。

しかもこの唄が意外な程イケるのである。


メンバーはリーダーのタイリーの他は、ピアノにトミー・フラナガン、

ギターはワーウィックからリーダー作「A Girl & Her Guitar」(Warwick W-2004)を

リリースしている女性ギタリストのメリー・オズボーン、

ベースはチャーリー・ポッター、そしてドラムスはジョー・ジョンズである。



The Tyree Glenn Quintet / Let's Have A Ball

原盤 : Roulette SR-25115

東芝EMI TOCJ-9606 (Reissue)


1,Love For Sale
2,Gimme A Little Kiss, Will Ya Huh?
3,Yes Sir, That's My Baby
4,Angel Eyes
5,Like Someone In Love
6,Stairway To The Star
7,Take Your Shoes Off Baby
8,Yesterdays
9,If Winter Comes
10,I've Got The World On A String
11,Sometimes I'm Happy
12,If I Should Lose You


Tyree Glenn (tb,vo)....Vocal On 3,7,10
Mary Osborne (g)
Tommy Flanagan (p)
Charlie Potter (b)
Jo Jones (ds)


1958年 発売





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