アマチュアとは言え一応ベース弾きの端くれである私「ポン酒猫」が目標とするベーシストの1人、ルロイ・ヴィネガーの初リーダー作。
彼は所謂ウォーキング・ベースの名手として知られている。ウォーキング・ベースとは、1小節に正確に4つのビートを刻み続けるというスタイルの事である。
言うまでもないが、4つのビートは4分音符で構成されている。
このアルバムでも彼のソロは4分音符を中心としながら、リズムはしっかりキープ、その上でメロディックなベース・ラインを創り出している。
ジャズ・ベースは「4分音符が命」である事を教えてくれる名アルバムだ。
尚、収録曲もウォーキングに引っ掛けた曲ばかりで中々シャレが効いている。
Leroy Vinnegar / Leroy Walks!
Contemporary S-7542
Gerald Wilson (tp)
Teddy Edwards (ts)
Victor Feldman (Vib)
Carl Perkins (p)
Leroy Vinnegar (b)
Tony Bazley (ds)
1,Walk On
2,Would You Like To Take A Walk
3,On The Sunny Side Of The Street
4,Walkin
5,Walkin' My Baby Back Home
6,I'll Walk Alone
7,Walkin' By The River
1,4......1957年7月15日録音
3,5,6...1957年9月16日録音
2,7......1957年9月23日録音
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