ポン酒猫のジャズ屋A7

日々ジャズと酒に明け暮れるジャズ喫茶のマスターが書き綴る何の役にも立たない話

Leroy Vinnegar / Leroy Walks!

2008-03-28 03:37:58 | JAZZ

 アマチュアとは言え一応ベース弾きの端くれである私「ポン酒猫」が目標とするベーシストの1人、ルロイ・ヴィネガーの初リーダー作。

 彼は所謂ウォーキング・ベースの名手として知られている。ウォーキング・ベースとは、1小節に正確に4つのビートを刻み続けるというスタイルの事である。

 言うまでもないが、4つのビートは4分音符で構成されている。

 このアルバムでも彼のソロは4分音符を中心としながら、リズムはしっかりキープ、その上でメロディックなベース・ラインを創り出している。

 ジャズ・ベースは「4分音符が命」である事を教えてくれる名アルバムだ。

 尚、収録曲もウォーキングに引っ掛けた曲ばかりで中々シャレが効いている。

 
  Leroy Vinnegar / Leroy Walks!
          Contemporary S-7542

 Gerald Wilson (tp)
 Teddy Edwards (ts)
 Victor Feldman (Vib)
 Carl Perkins (p)
 Leroy Vinnegar (b)
 Tony Bazley (ds)


 1,Walk On
 2,Would You Like To Take A Walk
 3,On The Sunny Side Of The Street
 4,Walkin
 5,Walkin' My Baby Back Home
 6,I'll Walk Alone
 7,Walkin' By The River


  1,4......1957年7月15日録音
  3,5,6...1957年9月16日録音
  2,7......1957年9月23日録音



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