アートだったら、なぜ、画像を掲載しない

●昨日、いつものように病院にリハビリに行ったとき、順番待ちをしている間に新聞を読んでいたら「ろくでなしこ」さんの3Dを巡る記事が載っていた。全体的に彼女の立場を支持する内容だったが、作品を見たことのないpochiの不満は“わいせつではなくてアートであると主張するならば、なぜ画像が掲載されていない”ということ。アートだと主張するならば、その画像を紹介しなくては意味がないし、文字だけでは意味が分からない。そこのところ、どう考えているんだ。それこそ、新聞に掲載すべきじゃないの?

●新しいガンの治療薬ができた。オブジーボという。新しい発想の免疫治療薬でそれまでガン細胞が制御していた免疫のブレーキを解除する効果がある。すると、甦った自分の免疫力でガンを攻撃するというわけだ。標準的な費用は一回の点滴で133万円、年間で3500万円だ。これを国民健康保険でカバーすれば、制度は崩壊することは明白だ。いや、組合健保でも同じである。ただし、自分で支払うのは国保で3割負担で高額療養費制度もあるのでグーンと抑えられる。
　問題はこれだけの費用をどうするかということだ。大勢がこんなことをしたら保険制度は崩壊するし、そうでなくても保険料の大幅な増加をして、なおかつ、厳格な使用制限をしなくてはカバーできなくなるし、一部の人だけが使えるとなると法の下の平等なんて言い出して訴えるのも出てくるだろう。早急に考えておかなくてはならない問題なのだ。これこそ、野党の意見が聞きたいところだが…。まあ、期待できない。期待できないのを野党って言うんだろうなと思う昨今だ。

日本人横綱にこだわりすぎ

●稀勢の里が来場所優勝しなくても横綱推薦だなんて話が出ているようだが、それはないだろう。日本人横綱を造りたいという気持ちは理解できなくもないが、弱い横綱では本人も協会も不幸。横綱は強いのが当たり前で、弱かったら横綱ではない。「日本人横綱」にこだわる必要はない。

暴行未遂と贔屓の引き倒し

●トリゴエ候補者の暴行未遂事件を見て、なんか以前、自民党の議員が若い時に女性用のパンツを盗んだとかどうだかで、国会で質問したことがあったのを思い出した。このときも、なんか民主党がしつこく質問していたと思ったが、要するに政治家になろうという人はたとえ昔のことでもほじくられるということだ。このトリゴエ候補者は「ジャーナリスト」だから陰謀のにおいがするようなことを言っているが、その証拠はなし。「事実無根」と言いながら、net情報だと弁護士は別荘に行ったことと話し合いをしたことは認めているようだ。応援団がまた輪をかけてひどい。どうも、この手の連中は他人のことを厳しく攻め立てて、自分のことは大甘というケースが目立つように見えるのだ。
　そういう目で見ると、なんか一部の女性がトリゴエさん素敵みたいなことを言っているのも、政策は無視してその他のことで勝負しようという魂胆で、有権者のことを芯からバカにしているように見えてくる。
　贔屓しているなら、どんなに良い候補者でも是は是、非は非じゃないの?

心情より実力。心情だけのひいきは白々しい

●昨日、一方的に稀勢の里が負けたけど、実力差は明確だったという印象。それなのに、ここ何日かは優勝の期待ばかりが目立っていた。そんなに日本人力士に優勝してもらいたいのか?弱いからしょうがないじゃない。実力の世界だから、実力がすべて。勝てなくてはしょうがない。ひいき目の放送ばかりで、白々しくなった。白鵬にケチつける連中もそうだけど、品格とか言う前に勝つのが一番。品格があっても、負けたらお終いなのが勝負の世界。白鵬だって全盛期は過ぎており、張り手だってなんだって禁止はされていないし、勝つための手段である。
　
●相撲に限らず、アスリートだって、アイドルだって、医者だって、サラリーマンだってみんなそれぞれ実力や人気は違う。外見だってそうだ。かわいいのとかわいくないのとでは、人気度は何倍も違うのではないか。そういう中で、自分の個性をどう活かしていくのかそのあたりはサラリーマンよりもアイドルの方が何倍も真剣に考えているだろう。一般的にかわいいのが集まったアイドル(最近はそうでもないのもいるけど)の中でも激烈な競争社会だ。なんの社会でも競争なのに、そういう点は無視して格差格差というのはオカシイ。

説明責任はどうした! 自分のことはダブルスタンダードだな

●口で言うことと行動は全然別、というのはよくあることだけど、一般人ならそういう人なんだで済んでしまう。しかし、これが都知事候補となったらそうはいかない。他人の目線にさらされるということは、どんな人なのかという人間性のチェックであり、資質を探るということだ。公人はそれをされるから嫌ならならなければいいだけの話だ。
　ところが、ジャーナリストを自称しながら「説明責任」は無視だし、応援している女性議員もこの話題には触れないのだ。もし、これが反原発・反安倍の野党候補ではなくて、自民党候補だったらマスコミは大騒ぎだろうし、女性議員は先頭に立って罵るだろう。ダブルスタンダードが見え見えだ。体力のことを質問されるのも当然だ。休み休みの登庁しかできない人は首長の席には無理だ。

●ロシアの陸上選手のオリンピックの出場が怪しくなっている。これもなんだかダブルスタンダードだし、ロシア選手はすべてというのはひと昔前の連帯責任と同じ発想で、人権問題ではないのか?　こういうことになると、いつも声高の人権を無視するというのはどういうこと。まあ、まだ結論は出ていないが。

本人が自覚していない障害ってなんだ 前橋高齢者殺人事件

●前橋で高齢者2人を殺害した男に死刑判決が出たが、弁護士は「本人が自覚していない障害が犯行に影響した」として無期懲役を訴えたのだが、この弁護士の言い分が全然理解できない。本人が自覚していない障害って、いったい何なんだ! 知っているならば、障害の内容を明らかにすべきだろう。そうでないと、これから先も弁護士の言う該当の障害の人は殺人を引き起こすということにならないのか。そして、その障害があると客観的に判断できる基準があるのか、また、治療法は…どうかということだ。
　でないと、本人が自覚していない障害のある人→何らかの理由で殺人を実行→警察に逮捕→本人自覚していない。という図式になる。しかも、本人が自覚していないのだから、それこそ殺人者は身の回りにいるということになる。→危険人物を野放しにするなということになる。

　このあたりのことがまったく不明確。
　要するに客観的に明らかにできるものはなくて、検査方法もない…ということなんじゃないの? そうじゃなかったら、殺人を引き起こす自覚していない障害ってなにか、弁護のための方便じゃないの?と想像してしまうのだ。

宅急便待ち

●お盆からは過ぎてしまったが、墓参りに行ってきた。都内なので近いのだが、その代りお盆には猛烈に混んで駐車場の確保が大変なので、空いてから出かけたのだ。ここ、2～3年墓地にあまり雑草が生えていないと感じていたのだが、今年は生い茂っていた。こんなことなら、家庭用の草刈り機を持って行った方がよかったと思わせるくらいだった。

●弟から「農家が自宅で食べる米」をもらったが、どうみても10Ｋ以上あり、年末まで新規購入はしなくてもよさそうだ。もっとも、お米は生鮮食品だそうでなるべく新鮮なものが良いそうだが、一人暮らしでは食べる量も決まっているので少々新鮮でなくなるのはやむを得ない。

●今日も出かける用事があるのだが、通販の定期物が午前中に届く日なので、待っていなくてはならない。別の日にしても、結局どこかでいなくてはいけないのだからやむを得ない。

大丈夫か?76歳候補者老いの一徹だけじゃ都政をバカにしすぎ

●昨日、都知事選の候補者が76歳で四捨五入で80歳。体力的にも健康面でも不安があるので、もっと若い人はいないのか?と書いたけど、この人、頭の方も大丈夫か?とクエスチョンマークがつくようだった。4人の候補者の話を見たけど、とにかく一番話が薄い。マニア旧態左翼の生き残り、改憲反対9条堅持・Abe NOという情熱というか、老いの一徹というかだけは伝わるけど、要するにそれだけ。
　おそらく、野党はこの人のそれにシンパシーを感じているのだろうけれども、それこそ都政をおもちゃにしているという印象。候補者は下りたけど、日弁連の元会長の方が内容はともかく都政を考えている。政党の理屈で降ろされたという印象だが、批判していた人を活かすために自分も下りるというのはいただけない。それこそ、政治のために信念を曲げたのかという印象だけだ。

もっと若い人はいないの?

●都知事選の立候補者が出そろったみたいだ。今度は途中で辞めざるを得ないような候補者はなしにしてもらいたい。選挙ごとに何十億円もかかるのだから、無駄遣いもいいところだ。
　それにしても四捨五入で80歳になる人が出馬とはどういうこと。年寄りではなくて、もっと、若い人はいないのか?　どう見たって、体力的に落ちているだろう。いくら、高齢社会といったってそれは違うだろう。
　改憲勢力が三分の二を超えたから立候補するというのは違和感ありあり。それだったら、国政に出ればいいんじゃないの?　都知事になって改憲反対運動をしようっていうのは本末転倒でしょ。もっとも、悪く言うとこの人を支持する人たちの立場では、都知事の持つ権力を使って「Im not Abe」に対する反対運動を考えているのかもしれないな。例えば立川基地へのオスプレイ着陸反対とか反原発とかさらに発展すると各種規制を…とか、大体、共産党とか人権大好き団体に限って権力を取るとなんでもかんでも規制をかけてくる。AV規制なんて狙うかもしれないね。
　

ケチばかりつけてたって進まない、案を出さないと

●選挙が終わったら、どこの新聞もかしこのテレビも「改憲」「改憲」って騒がしいこと。そもそも、そんなに簡単に改憲ができるって思っているのだろうか?　思い込みの強さ?　
　そんなに改憲が反対だったら自民党の草案だけでなく、各党各マスコミも自分たちの理想の憲法草案を発表したらどうなの?　現状、何一つ変えなくても付け加えることもないのはそのままということで。ケチつけてばかりいないで自分たちの案を出しなさい。討論もできないっていうのは、言論を弾圧しているのと同じことだ。議論もしないっていうのは思考停止のバカということだ。
　改憲に反対しているのはおそらく9条だと思うが、護憲信者は自衛隊の存在と2項との明白な矛盾をどう解釈しているのか?
今回、盛り上がらなかったのは野党の戦略のまずさだろう。護憲、改憲反対がアプローチしなかったってことでしょう。アベノミクス反対にしても、ではどういう経済政策なのか?ってことには分配を替えるだけではスローガンの連呼で、組合が頑張ろうというのと同じことだ。全然意味がない。怒鳴っているだけ。シールズが若者の代表なんて言っていたマスコミや批評家は自分たちの不正確な認識を謝罪すべきじゃないの?