疑問ばかりの稲わら。

　稲わらを餌にしていた牛の肉からセシウムが検出されたという話だけど、疑問ばかりが浮かぶ話だ。生産農家や消費農家をはじめ、農協、役所などすべてがそうだ。
　たとえば、建屋が爆発して放射性物質が飛散した時、当然、風に載って飛んでいくわけだが、この大体の範囲はスピーディーというやつで判断できるのではないか。大まかな範囲が分かれば、飛んだ放射性物質が地面などにばらまかれることになる。当然のことながら外に出ている稲わらにもつく。
　
　ということだとしたら、この時点で次に何が問題になってくるのかという想像力が働かないのだろうか?それに備えた対策をとらないのだろうか?という大きな疑問。スピーディーを管理している文部科学省や農林水産省はバカぞろいの能なしなのだろうか?

これは当然のことながら自治体もそうだ。疑問に思わないのか?稲わらが外に出ているのを把握していない役所など、全然現場の実態を把握していないということの見本だ。生産農家にしてもそうだ。そもそも農協はなにをしていたんだろう。自分たちで調べるのは無理だろうから県なりに声をかけようとは思わなかったのか。消費農家・畜産家も１軒ぐらいは疑問に思わなかったのだろうか?

関係者が誰ひとりとして疑問に思わなかったっていうのも不思議な話だし、もし、それが真実だとしたら何でもかんでも国や県におんぶにだっこだと思われても仕方ないのでは。

犬に噛まれた傷が治った

　ちょうど10日ほど前に飼い犬に指を噛まれた。夜の11時ごろで捨てたペットボトルや薬のチューブを取り出してきて、噛み始めたので取り返そうとした時に噛まれた。もともと、そういう傾向が強くあるのでなにかおやつでごまかすなど注意はしていたのだが、このときは油断した。
　
　ただちに、流水で傷口を洗い、アルコールで洗浄し、以前に皮膚科でもらっていた抗生物質の軟膏をつけて包帯をした。怖いのは狂犬病と破傷風だが、狂犬病の予防注射はしてあるので問題はなく、破傷風にしても犬が健康なのでまあ大丈夫だろうと考えて翌朝になって病院に行った。

　外科では化膿する原因ともなる飛び出していた肉を切除して(これが痛い)、後は抗生物質の軟膏を塗るなどして処置した。帰りに抗生物質と痛み止めの処方箋をもらい、そばの薬局で薬をもらった。その後、休みの日を除く毎日、処置に通い化膿することもなく治った。
　犬猫の噛み傷は細菌や唾液などの影響で縫うことができないそうなので、自然に肉が上がってくるのを待つというわけだ。我が家のような犬でもそれなりの傷になる。これが見知らぬ犬に噛まれたら、大けがになるはずだ。それこそ、指の骨ぐらいは砕けるはずだ。少なくてもpochiは犬に噛まれて骨が砕けたという話は聞いたことはない。そこまで、行っていないのは犬の自制心なのだろうか?それとも偶然か。

菅以外の全員が辞めろ

　辞めると言った覚えはないなどと厚顔無恥の首相に何もすることができない民主党。こうなったら首相以外の全員が辞表を提出する以外にないだろう。
　全員が地位に恋恋としているから最低内閣でも続いているのだ。

市民運動の限界か

　史上最低の首相、には一日も早く消えてもらいたい。4か月もかかってガレキの処理法案が閣議決定した。かかりすぎである。菅首相は安心という美名のもとに隠れて、なにもしていないのだ。
　原発を止めるのならば、並行して必要な電力の確保、燃料の入手、コスト削減等々を並行して進めなくてはならないはずだ。だが、この政権はそんなことは気にしていないようだ。

　人によっては電力会社は嘘をついており、余裕はあると言う。では、節電をやめてしまって去年のようにどんどん電力を使っても大停電が起こらないという保証があるのか。その時になって責任をとるのか。そこのところは不明のままだ。

　菅首相によって市民運動出身者の限界を知らせると同時に、市民運動家というのは他人のやったことにケチだけ付けている存在ということを証明したのかも知れない。
　菅の出発点は市川房枝を選挙に担ぎ出したと言われているが、そうではなくて利用したにすぎないようだし、野心に満ちた男が何でも利用したというところではないのか。
　海江田大臣も菅をやめさせるために早く辞任する。後任の大臣がいなくなる、後任の執行部がいなくなれば辞めるかもしれない。しかし、それでもやめない。極端な話、官邸や民主党本部支部、菅の自宅の前で諌止する人間の屍が累々と堆積しても辞めない。凝り固まった人間は恐ろしい。

　妻も含めて早く消えてもらいたいのが菅夫婦だ。

信用できない見本 マスコミ

　松本大臣の辞任当然だろうが、さらに情けなく、信用をなくしたのがマスコミだ。当日の報道を見てみろ。ネットで問題にされてから、おそるおそる踏み出したという感じ。東北放送が流さなかったら、他の局はみんな無視したのではないか。あのオフレコがまかり通ったということになる。

　昨日か一昨日かニュースステーションを見ていたら、古館キャスターが「生活者として…」なんて発言していた。pochiはその手の言葉を聞くと発言全体が眉唾ものだと考えている。
　眉唾ものの言葉を使うのは一般的に大学教授、評論家や高級官僚、キャスター等々でそこには何らかの政治的ともいえるようなメッセージが含まれているので、信用しないのだ。

ましな奴はいないのか

　復興担当大臣、ひどいね。上から目線もいいとこだし、国の命令を聞くのは当然という態度。おまけにメディアを恫喝するなどたちの悪さも一流だ。
　民主党にはこんなのしかいないのか。

バカじゃないの?

　毎日新聞の論説委員氏が菅首相を十字架にかけられていると書いている。大褒め、べた褒め記事だ。バカじゃないのかこの記者は。いくつもその理由について書いているが、そもそも菅首相は何一つとして実行できず、成功できないのではないか。TPPにしたって口だけだ。それともなにか、口にさえすれば良いというのが評価の基準だとしたら、ずいぶん甘い評価だ。
　
　会社だってなんだって口だけの人間はいるが、実行して成功してこその評価だ。信賞必罰ができていないし、わかっていない記者だ。