いまさらオリンピックの商業主義だって

　日曜日にサンデーモーニングをちょっと見ていたら、「風を読む」というコーナーでオリンピックの商業主義について取り上げていた。例によってというか、この番組は何事も批判的に取り上げるのが好きなようだが、商業主義を批判していた。
　自分たちも商業テレビであり、ボクシングの亀田をはじめとして商業主義の尖兵を走っているのに、商業主義を批判するなんてシラジラしくなってしまう。
　批判するだけでなく、自分たちはではどうしているのか?なんてところはないのだから、泥棒が同業者を批判しているように見えるだけだ。
　
　それにしても、野球、サッカー、柔道、日本の男はダメだね。ソフトボールや女子サッカーに比べて恵まれた環境にいながら成果を挙げられない。

北京オリンピック

　開会式の予告を見て、少し期待していたのだが途中で寝てしまった。太鼓を叩くマスゲームなどは迫力があったのだが、子供が出てくるシーンでがっかりしたし、聖火の点灯は「グリーンディスティニー」をイメージさせた。
　選手入場の時、各国の首脳は立ち上がってエールを送っているのに福田首相は座ったままだった。この人の姿勢をはっきりと示した開会式だった。

　昨日、マラソンを見たけれど選手は力いっぱいやったと思うが、怪我や不調を把握できない陸連には疑問が一杯だ。定期的にドクターを派遣して体調の管理ぐらいしたらどうなのか?できないわけではないだろう。
　選手によっては、試合時にピークを合わせられなかったようなことを言っていたが、要するにいい訳であって、特に何回もオリンピックに出ているような選手がそれを言うのは勘弁して欲しいと思うpochiである。

柔道とレスリング、あるいはサンボ

　オリンピックでもなければ見ることのない柔道の試合を見た。以前から違和感を感じていたことなのだが、そこにあるのはイメージにある柔道ではなくレスリング、あるいはサンボといった競技なのだ。体をつかまれないように引いて、相手の足を取りに行くというのは、柔道着を着た競技、JUDOスポーツなのだ。
　これが現実である以上、日本選手は勝つためにはそれに対応しなくてはならないはずなのに、いまいち中途半端なようだ。とくに、攻撃を仕掛けずにポイントで負けるなんていうのはその典型だ。
　それにしても、これまでのところ日本にかけているのは積極的な闘争心、アグレッシブなアピールではないのか?と思うpochiである。

国民の安全より中国重視

　中国国内でのギョウザ中毒発生で、高村外相が「隠していたのは当然」と言っている。この内閣は国民の食の安全よりも中国の要請を重視するということがハッキリした。こういう状況で、8月15日に靖国神社に参拝する議員は誰か、さらに興味深くなってきた。

役場の総務課長的なイメージが抜けきれない福田首相

　福田内閣が改造されたけど、期待できそうもない。12チャンネルで元日経のタセ氏だと思ったが、よく考えられた内閣とコメントしていたけど、考えられたその内容についてはコメントなしだった。チャンネルも代えたけど。

　pochiは福田内閣はスピード感がなく、昔の政治家の集団というようにしか感じられない。明るさもないし、華やかさもない。これは致命的なマイナスではないかとしか思えない。
　竹島領有の件にしても、一体どこに気を使ったのかわからないし、そもそも、韓国という国を知らないのではないか。
　とはいえ、民主党もまた信じられない政党だし、次の選挙はどこに投票するのか?