Pochiのブチブチジャーニー

文字通り、Pochiが個人的な感想や意見をブチブチと語る。価値のあるものではないよ。

チャーズを買った

2006-05-31 09:42:57 | Weblog
 遠藤 誉「チャーズ」(出口なき大地 1948年満州の夜と霧)をアマゾンで買った。昭和59年に読売新聞から発刊されたもので、文春文庫にも入っているが今は絶版となっている。アマゾンの古本として39円だが、送料が340円だ
 中国共産党と国民党の内戦で長春を包囲した共産軍が国民等との間の中間地帯にいた人々を閉じ込めて餓死させたという話である。
 まだ、全部読んでいないが、目的のためには人は何でもするということで、それには共産党も国民党も日本軍もアメリカ軍もないということだ。
 以前、石原都知事が中国とアメリカが戦ったとき、中国は人の死を恐れないというようなことを言っていたが、ユン・チアンの「マオ」にも「“党が打ち出した方針の結果として人々が死ぬことを恐れてはいけない。むしろかんげいすべきである”と演説した」とある。天安門に毛沢東の肖像が掲げられ尊敬されている限り、こうした考え方が消えることはないのではないか。
 日本のように諸外国との摩擦のみを恐れる外交方針は、むしろ罪悪ともいえるのではないかと思えるpochiである。

社会保険庁その他いろいろ

2006-05-30 09:59:08 | Weblog
 その昔、社会保険関係の仕事をしていたことがある。社会保険庁や県・社会保険事務所等に関係図書を販売するわけだが、からくりの一部に接すると県庁所在地で役人が立ち寄る店のママが「羽振りが良いのは保険課」と言っていたことを思い出す。本にしてもいろいろな名目で原稿料を受け取り、その場合も源泉処理のため一人分を5万円以下にするために何人もの名前に分けて経理処理していたものだ。キャリアがおいしい思いをしているのはその通りだが、下っ端の組合員ももそれなりにおこぼれにありついているのだ。むしろ、目立たぬ分、組合員のほうが得かもしれない。

 塩鮭は値段も安定しているのだが、最近のものはどうしてまずいのだろう。塩分控えめが原因なのだろうか。東北の漁協製の塩鮭を譲ってもらったことがあり、とんでもなく塩からかったが味はよかった。最近のは健康には良いのだろうが、味覚的には最低だ。先日、出し入りの味噌を買ったのだが、どこにだしが入っているのかと思うほどの味。改めてだしを追加しないとうまくないのだ。

 後、書き忘れたけどライブドアのパブリックジャーナリストという試みだけど、大手がとりあげないようなネタもあるし、取り上げ方が公平だ。新聞の特殊指定なんてその典型で、自分たちに不利なことは報道しないという身勝手な姿勢とは大違いだ。全部が全部そういうわけではないのだが、こういう姿勢は大歓迎のpochiである。

 さらに追加。pochiの住んでいる区ではレジ袋の削減運動を行っている。それは良いのだが、小さなポリ袋についてはそのままだ。この前の土曜日に買い物に行ったら、ばあさんが一つ一つポリ袋に詰めていた。pochiは放送してあるのだからそのままレジ袋に入れた。あの、ボリ袋の消費量は莫大だろう。レジ袋を削減するのならばポリ袋も削減して欲しいpochiである。


 

グルメ番組のコメントの不思議

2006-05-28 17:21:01 | Weblog
 もともと面倒くさがりなので、うまい店を開拓しようと思っているわけではないが、それでもお金を出すのならばまずい店や変な店には行きたくない。
 グルメ番組もそれなりに見ているのだが、どうにも気になるのがレポーターのコメント。特に多用されているのが「やわらかい」という言い方。これが肉でも魚でもなんにでも使われているのだ。この前なんか、大福を食べて「やわらかい」と言っている女のレポーターがいたけど、そもそも硬い大福なんてあるのか?魚だって、ある程度シコシコしているはず。あんまりやわらかいのはくさりかけではないのか? 昔はこんなに多用されていなかったと思うけど、最近は誰もがなんに対しても使う。
 お米のレポート、特に薪で炊いたコシヒカリなんていうと、決まって「ご飯だけでなんにもいらない」。冗談じゃないよ。ご飯って言うのはおかずがあってこそ価値が出るものだ。炊き立てのご飯だけ食べていて、うまいわきゃないよ。pochiはコシヒカリでなくてもいいから、なんかおかずがあったほうがうれしいよ。それに炊き立てのご飯は、そんなにうまいとは思えない。少し、冷めたほうがうまみが出ると思う。
 昔、遅く帰ってくると、ご飯が保温になっていた。なんどもなんども言って、やっと保温でなくなった。保温にするほうはそれが思いやりと思っているのかもしれないが、本人が嫌だといっているのに続けるというのは、思いやりでもなんでもないと思うpochiである。
 

疑問が多い新大久保駅女子大生救出事件の報道姿勢

2006-05-27 16:49:05 | Weblog
 何年か前に新大久保の駅で韓国人留学生と日本人が線路に落ちた人を救助しようとして亡くなった事件があったけど、また、新大久保駅で韓国人留学生が女子大生を救出したとして、新聞やテレビでは美談になっている。
 しかし、しかし、どうも2チャンネル等を見ていくと、この事件、韓国人留学生一人を美化しているマスコミ報道に疑問が出てくる。
 関連のまとめサイトなどを見てみると、どうやら、救出はこの人一人だけでなく駅員も一緒に行ったこと等の肝心な点を無視して、「韓国人が救出」ということにしておきたいようなのだ。今後、この話がどう進行していくかは非常に気になるpochiである。

庶民の魚?いわし

2006-05-25 11:40:12 | Weblog
 昨日のニュースでいわしが高値だということで、“庶民の味方いわしがピンチ”みたいな報道がされていたが、しかし、ちょっと統計等を見てみると、いわしの漁獲量は低減期に入っていることが判るし、その他の鯵とか鯖とか秋刀魚だって決して豊漁というわけではない。要するに、自然の恵みが減っているのだ。その原因にはいろいろな要因があるだろうが、一まとめにして言えば、もはや魚は養殖の時代に突入していると言えそうだ。安定した供給を望むならば鮭のような方法が一番良いということになる。
 昔から安かった魚ということで、いわしに庶民のという形容をつける感覚も古いといえそうな気がするpochiである。

 今日の産経に評論家の呉智英氏の意見が掲載されていたが、ごもっともという内容だった。また、少し前に連載されていたポスト小泉についての同志社大学の先生の意見も納得できるものだった。東京裁判で死刑となり、刑死した人はその時点で罪を償ったことになるはず。その後、葬られ、祀られるのがどこが悪いのか?中国・韓国が嫌がっているからでは納得できない。

盗撮アナを報道しない姿勢の根は深い

2006-05-22 17:57:53 | Weblog
 4チャンネルのアナウンサーが盗撮したのに、それが日本テレビで報道されないということで話題になっている。警察官とか銀行員とか教師が盗撮したらすぐ報道されるのに自分のところに都合の悪いことは報道しないというのは最低だね。
 これじゃあ、みんながプライバシーのことだからと言い訳をしたときに、日本テレビは納得するということだ。
 テレビだけじゃなくて新聞もそうだけど、要するに自分たちに都合の悪いことは報道しないのが基本的な姿勢なんだ。新聞の特殊指定をなくすという問題では独禁法だけでは公取に対抗できないものだから、全政党を巻き込んで議員立法だと。よっぽどの利権が特殊指定にはあるって言うことだ。政党のほうも、ここで新聞や雑誌に恩を売っておくチャンスだ。次に何かあったら、この特殊指定で圧力をかければいいって言うことだから。

終わった人

2006-05-20 11:44:04 | Weblog
  ノーベル賞作家で9条の会でも活躍している大江健三郎氏が韓国で講演したらしい。内容は小泉首相の靖国参拝を批判して、“心の自由とは別のときに使うべき”というようなことを言ったらしいのだが、この人の本業の小説にしても、もうとっくに終わっているのではないのか?確かに「飼育」とか「万延元年のフットボール」などは良かったのだが、ただ、その頃から中国や北朝鮮びいきだったようだ。
 大江氏だけでなく、作家にしても画家にしても才能がきらめく時期というのは限られているようだ。
 
 

いやらしいね

2006-05-18 06:29:55 | Weblog
 新聞の特殊指定を守ろうと新聞業界が議員立法に頼って、新聞を公正取引委員会の手の届かない範疇に逃げ込ませようとしている。独占禁止法という法律の範囲では勝てないと考えているからだろう。いやらしいね。この魂胆は新聞を治外法権化していこうというものだ。建築業界などの談合を批判しておきながら、自分たちはさらにあくどいことを考えているわけだ。4チャンネルのアナウンサー盗撮の事件でも、自分たちにかかわることは報道しないのが新聞テレビの基本スタンス。これでは信用されないし、新聞テレビ離れが起きるのも当然のことだ。

 

 

国家の品格を読んだけど…

2006-05-17 17:47:00 | Weblog
 相当に遅ればせながら、「国家の品格」を読んだ。pochiはかなり昔に「若き数学者のアメリカ」という著者の本を読んだことがあるが、それ以来である。
 ベストセラーというので、どういうものか買ってみたのだが、感想を一言で言えば損したである。日本という国はこんなにすばらしいんですよと言いたいことはわかるのだが、必要なのは情緒を取り戻せという主張に疑問を感じたのである。もともと、日本のように湿度が多い国では人間の付き合いも非常に湿度が多い。それが悪いとは言わないが、肝心なところも乾いていないのである。歌の文句にある「俺の目を見ろ、何にも言うな」という論理無視の主張が大手を振っているところなのである。
 『「会社は株主のもの」という、私には恐るべきものに思えます』という部分など、ただでさえ株主の権限が無視されがちな日本の経営者を応援するようなものだ。それでも、出来上がって土台がしっかりしている会社ならまだ良いだろうが、スタートしたばかりの会社は社長=株主でやっていかねばならないのである。
 pochiはいまでも日本には変な情緒ばかりが充満して、肝心のところで論理が活用されていないと考えている。第二次大戦時の戦史関係の本を読んでも高級軍人たちに論理なんていうものはなく、神国日本とか神風などという情緒に依りかかっていた。論理で考えるべきところに情緒で考える、その残滓はまだ十分に残っている。たとえば、去年の参議院選挙。
 そんな中で情緒だけを強調するのは疑問である。むしろ、冷静な判断力や明晰な論理が不足しているのだ。

勝手な思い込み

2006-05-16 11:40:10 | Weblog
 土曜日だと思ったけどNHKの世論調査が発表されていたが、それによると民主党の支持率が数ポイントupしていた。その理由が小沢イチロウが党首になって…というのが入っていた。どこに電話をかけているのか知らないが、実に定見のない選挙民=国民が多いというのかがよくわかる。小沢氏は自主独立路線だったのに党内で社民党出身者の支持を受けていることもあってか、ウィングを左に拡大しているのかも知れないけど、いつまで続くことか。千葉の選挙のとき、野田とか流山の駅前で演説しなかったから目だったのだろう。小さなサプライズだよ。
  千葉の選挙で民主党が勝って以来、マスコミの論調は、“格差社会”というキャンペーンで小泉内閣を批判し、一方で二大政党制に捉われているのか民主党にエールを贈っているように思える。こうした、二大政党制とか国際平和とか隣国との協調だとか戦争の反省とか平和万歳という勝手な思い込みが編集に影響しているのだ。
 平和・戦争・反省・隣国・強調なんていう語句がミックスして中国や韓国とはうまくやっていかねばならない。そのためには彼等の良いところを大々的に報道して、暗い面は無視するほうが良いもんねという考え。
 仲良くなるって言うことは相手の言うことをなんでも聞くっていうことではないだろう。相手が嫌がるから避妊はしない。子供ができたら…相手が逃げたらどうするんだいということだろう。
 pochiは前にも書いたような気がするけど、中国・韓国・北朝鮮等が憲法9条を取り入れて、核兵器を放棄するならば日本も核武装をしなくても良いと思う。しかし、そうでない現状である以上、核武装の権利は維持すべきだと思う。ただし、いつするかは情勢を見極めてということだろうけど。