ほのめかしという手法

●「週刊文春」が2月末に引退した元乃木坂46の橋本菜々美さんと所属レコード会社の元社長が「怪しそうだ」とする憶測記事を載せていた。pochiは基本的にミーハーだから、クリニックに行ったときの待ち時間で目を通してみた。
　内容は2～3回食事をした後で寮まで送り届け、マンションの中まで入ったがすぐ出てきたというもの。これに、いろんな味付けを加えているのがポイントでそれがほのめかしという手法だ。
　案の定、netでは大騒ぎになっていた。なかには冷静な意見もあったが、多くがしょうもない話ばかり。そもそも、引退した女性を取り上げる必要性はあるのかというのが問題。その手法もほのめかしで、こういう手を使えばなんでも疑わしくなってくる。netではさらに拡散されてイマジネーション大爆発というありさまで、メディアリテラシーに純朴なことに加えて、中には社会生活を経験しているのかどうか不明だが想像力だけで妄想した意見があふれていた。

自分第一主義は誰にでもある

●今村復興相が辞めた件で産経新聞のweb版に東北特派員の伊藤氏の「あなたも東北でよかったと思っていませんか」という記事が載っていた。結論だけをまとめると、東京人は東京が被害にあわないと本気で防災を考えないというものだ。確かに、pochiもそうだが3.11の時に自分のところが大災害に会わなくて良かったと思った。特に当時は大型犬を飼っていたので、“この犬を連れて避難できるのか?”ということが、まず頭に浮かんだ。
　小型犬ならまだしも、大型犬が避難施設に入るのを喜ぶ人は少ないと考えたからだ。すると、ボロ家で暮らすしかないなと連想していたのだ。
　災害にあったところは不運だし、できる範囲で手を差し伸べるのは必要だが、そのとき、心の奥底に自分が済んでいるところでなくて良かったと思うことはあると断言できる。また、それは当然のことともいえる。自分が住んでいるところで地震が発生してほしいと思っている人なんていないからだ。
　とくに地震は日本全国いつどこで発生するかはわからない。一言で言えば、運としか言えない面があるのはたしかだ。

●国家にしてもトランプ大統領のアメリカ第一主義を非難する人がいるが、そもそもどこの国だって自国が一番だろう。自国でないどこかほかの国が一番というやつを誰が支持するのだろう。フランスだって公言しないだけで、フランスが最優先と考えているし、イギリスだってそうだ。当然のことを発言したのがトランプというわけだ。いままではそうであっても、表向きの○○論を優先して語っていたにすぎないのだとpochiは思う。
　そういう意味では体裁だけではない本音がちょこちょこ現れだしたのではないかとも思っている。

変体かなをリンクさせる

●過去帳をwordで作ることにした。坊主に書いてもらえとかいろいろなことを言う人もいるらしいが、pochiはそんなことは気にしない。
　要するに過去帳は記録の一つだと思っているので、wordで作って台紙に貼りこめば簡単だし、きれいである。さらに、一度作って保存しておけばいつでも使えるし、直しも簡単である。
　さらに、普通の過去帳は上下二段に分かれていて、上には戒名を下には俗名を書き込むようになっているがこれでは現代には使いにくいので三段にした。一段目と二段目は同じだが、三段目にその人の関係性を記す欄を設けたのだ。例えば一番上は〇〇〇〇命、二段目は〇〇太郎、三段目は○○次郎の兄というようにしたのだ。これで、一体、この人は誰なのかが全然わからないということは防げるようになった。
　これは両親が残したアルバムなどでも同じで、一体誰なのか不明な人の写真が多いというのが現実だ。祖父や祖母だとなおひどくなる。そういうのをいくらかでも防止するために生前の母にわかるだけの人は聞いて、書き込んでおくことにした。
　この過去帳作成の過程で、昔の人の名前には変体かなが使われているケースがあり、そのためにwordで変体かなを使えるようにしたが、作業がちょっと面倒だった。正確に言うと、作業そのものよりも、検索してもwin10でこの過程を解説したページが少ないのだ。
　それでも、フリーの変体かなをダウンロードし、スタートから検索で外字エディターを起動させてから、リンクさせていく作業が完成した。おかげで、たとえば「あ」を入力すると「環境依存」ではあるが、変体かなの候補が出るようになった。もっとも、現代では使われない文字なのでいずれは消えていくと思うが。

“共謀罪”が成立したら政治亡命する議員がいるらしい。期待しているよ。

●与党議員が女性問題を起こしたので審議拒否って、国会議員はラクな職場だな。そういえば、民進党の議員も“モナー”なんて呼ばれていたのがいたけど、あの議員は離党したのかな?　
　それから小西という議員が彼らの言う“共謀罪”法案が成立したら政治亡命を…と言っているらしいが、ホントーにするんだろうか?　どこの国に行くのか期待しているよ。もしも、亡命しなかったらクチだけの党ってことのよい証明になるね。

アマゾンのレビューを見て思い出したこと

●クレジットカードのポイントが貯まったので、一部をアマゾンのギフトカードに交換して本を買った。その本はとりあえず図書館から借りていた。もう少し詳しく読みたいと思ったのだが返却期限もあり、買うには単価も安くないので、ギフトカードを利用したのだ。ギフトカードも現金と同じなのだが、ポイントなのでその点はそれほどシビアには思えない。
　その時、ついでにと思って面白そうな本を探していたら、「飛田で生きる」という本を発見した。言わずと知れた日本最後の遊郭と言われる大阪の飛田新地だ。そこで店を営業していた人の話でけっこう面白そうだった。
　レビューを見ていて、そういえば、とpochiも45年ほど前に一度行ったことがあるのを思い出した。学校を卒業して某社に入社した年の年末に先輩に誘われて京都旅行に行った時だ。たしか、京都のホテルがとれなくて大阪も中之島のロイヤルホテルしか取れなかった。そのとき、先輩の彼女にも会った(後年の結婚式にも出席した)。29日から31日まで泊まり、元日に先輩は中国地方の実家へ、pochiは東京に帰った。
　その31日に、大阪に転勤していた同期の誘いで先輩も含めて行ったのだ。なにせ、大みそかなので客は少なかったような気がしたが、一種独特の雰囲気に興味をひかれたのはたしかである。なんか、味気ないなという気もしたが、あとから考えるとそのほうが正解だった。相方は四国の女性だったような気がする。その後、京都に向かい、知恩院で除夜の鐘を聞き、八坂神社のおけら参りにも行った記憶がある。

もう一歩踏み込んでほしいnewsと踏み込みすぎたバカ

●昨夜11時15分からのnhkのニュースで地方創成相の“学芸員は観光客増加の障害になるガン”みたいな発言が取り上げられていたが、ツイッターは非難ばっかりだったが、大臣の発言の中に大英博物館が学芸員廃止とあった。ここが注目なところで、nhkは特派員がいるのだから大英博物館に問い合わせる、加えて諸外国の学芸員の活躍ぶりを探る、さらに大臣の発言の明確な意味を再確認すればさらに深い内容になったのに、表面上をさらっただけなのは残念。

●立命館大の高橋という経済学者が、一人一日100円節約すれば経済成長率が1％低下して安倍政権は退陣するなんてツィツターに書いたらしいが、これでも経済学者か?　単なるアジテーターだろう。安倍政権崩壊のためなら何でもするという精神的なテロリストだ。目的のためなら手段は択ばないというわけだ。自爆テロと精神的には同じだ。“安倍をたたきってやる”と発言したファナティックな学者がいたが、こいつなんかは明確なテロリストと言っても不思議ではない。

●取材を断られて壁を蹴った共同通信の記者がいたようだが、一体、なにを考えているんだ。こんなやつがいるからマスゴミなんて言われるんだ。

勘違いの見本

●「北朝鮮への先制攻撃止めろ」ってアメリカ大使館前でのデモを呼び掛けている連中がいるらしいが、勘違いというかバカの見本。朝鮮総連に行って「核開発・ミサイル開発止めろ」ってデモするのが、まず先だろ。こういう連中は北朝鮮＝総連には文句を言わないのかね。これだけでも、大馬鹿だということが判るというものだ。北朝鮮が核やミサイルの開発を止めれば、アメリカも攻撃しないだろう。

●大体、国民全員にろくに飯を食わすことができない国家なんて国家の体をなしていない。アメリカを非難するよりも先に、北朝鮮に革命をと訴えるべきじゃないの?　

●話し合いなんて言ったって、何年間「6か国協議」を続けてきたんだろう。なんの効果もなかったじゃないの?　話し合いではなくて、北朝鮮の時間かせぎにのせられていたっていうのが正当な評価ではないの。もっと前に、クリントン政権の時に攻撃しておくべきだったのに、韓国の反対で取りやめた。韓国の責任は大きいぞ!!

悪あがきの見本

●テレビだったかnetだったか忘れたが、民進・自由・社民が合併を画策しているらしい。民進・自由は乗り気だというが、これは単なる生き残り策だろう。次の選挙で自由と社民は政党の要件をなくす可能性がある。それを恐れた悪あがきだろう。
　こんなことをする政党は政党ではない。いったい、自分の立ち位置をどう考えているのか?軽蔑すべき党だね。

そういうことは北朝鮮に言え

●今になって北朝鮮との対話が必要だから日本が努力しろなんてことを主張している新聞があるが、ちょっとおかしいんじゃない?　対話を拒否しているのは北朝鮮だろう。そんなこともわからないのかね。日本ではなくて北朝鮮に言うべきじゃないの?　なんか感覚がずれているな。
　北はミサイルも核も開発を止めるはずがない。止めるなんて思っているのはお花畑脳の持ち主だけじゃないの?
　
　それにしても、野党はなんか発言しないの?　彼らはモリトモだけか?　戦争があるかもしれないのにモリトモだけの野党って寂しいね。

煽りしかないジャーナリズム

●今村復興相が「激怒」したという画面だけが、何度もテレビで流されているが、全体的なやり取りはどうだったのかということが不明である。ジャーナリストの門田隆将氏のブログに全文が収録されていた。これをみると、聞き手の記者と大臣の会話がかみ合っていないことが判る。
　また、この記者は明確な意図をもって質問している。やはり、こういう問題は全体を見ないととらえ方が判らないものだ。
　テレビ等では「激怒」の場面だけを切り取って、“可哀想な”自主避難者のイメージを作り出そうとしているようだ。しかし、こういう方法はよく見かけるがジャーナリズムとして恥ずかしいだろう。むしろ、客観的な報道ができない、煽りしかできない、信用できないジャーナリズムという動きを加速させるばかりではないのか?　時間がないというのなら、ブツ斬り報道を止めれば時間は作れるだろう。

●そもそも自主避難者への支援って「特例」ではなかったのか?　事情が変われば「特例」は解除される。最初は外部・内部被爆を恐れて避難したということだったが、6年たってその後の調査で健康被害の出るレベルではないと言われている。要するに、解除される時期であるということであり、一言で言うと騒ぎすぎだったということだった。その間、自主避難者や支援団体などは「被害者」の立場を強調するばかりで、現在、福島県在住の人との感覚にも差が出ているのではないかと推察している。

●pochiは“テロ等なんとか法”に反対する連中を見ていると、要するに「運動」をしている人たちばかりではないか?　一般市民もいますよという人がいるかもしれないが、それはいわゆる「プロ市民」ではないのか。戦後からの長い動きを見ていると、「安保反対」とか「戦争法案反対」と騒いできた人たちの考えが、ずれているように思えてならない。