世代交代

　土曜日に結婚式に行ってきたが、つくづく世代交代を感じた。兄弟世代はほとんどなく、主体は従姉妹世代だけど、しかし、これもあと10年も経てばハトコ世代になるのは確実。pochiの従姉妹たちがいっぱい集まった結婚式で、時代の移り変わりを感じました。

バイアス

　小泉首相の靖国神社参拝について判決が出たので、どこかの新聞が社説で取り上げるだろうなと思っていたら、例によってだけど朝日と毎日が取り上げたのを見た。要するに自分たちは反対だということだけど、その中で、靖国神社は戦前の国家神道の巣窟だった、中韓両国は被害者だということを訴えていた。
　前は○○だったというのならば、新聞だって戦前は戦争を煽っていたのではないか。稲垣武氏の「朝日新聞血風録」には「当時のマスコミが軍部に積極的に協力した事実」があったと記されている。なのに、いまでは社会情勢に引っ張られたとか軍部の圧力などと言い訳しているのは可笑しいぞということだ。被害者だとしてもそれは条約で片付いたのではないか。そもそも、東京裁判で死刑となって、それで罪はなくなったのではないのか?なにしろ、新聞はこの前の特殊指定の問題の時だって、自分たちに都合の良いことしか紙面に反映させていなかったし、感情的な紙面づくりしかしてこなかったように、平和な時だって意図的な編集をしているのだから、意見だってバイアスがかかっていると思わなくちゃ。

靖国参拝が違憲なら、元日の伊勢神宮参拝だって違憲だろ。そのあたりをどう考えているのか聞きたいものだ。

風邪で思い出す昔のドラマ

　風邪を引いた。頭がボーっとして、のどが痛い。
　暇なので、テレビを見ているとどこもかしこも秋田の事件ばかり。それも、新しいネタがないから同じようなことばかり放送するので、嫌になってくる。
　それにしても、最近のテレビは面白くない。お笑い芸人のバラエティーばかりで新鮮味がない。かといって、ドラマはあまり好きではないので、要するに見るものがないということ。ワールドカップももっと冷静に戦力分析すれば良いのに、オーストラリア戦の前はどこの局も日本勝利間違いなしばかり。煽るっていうのはああいうものだね。
　
　ケーブルテレビで昔のドラマをやっているが、これがやはり昔のものだけあって、テンポが遅いのだ。これに耐えられない。BSで「逃亡者」をやっており、懐かしさはあるのだが、今見ると100％溶け込めない。その昔、テレビでやっていた「変幻三日月丸」という忍術ドラマを再見したいのだが、それよりはるかに良くできていたであろう逃亡者への現在の感覚を考えると、記憶の中にとどめておくべきかなとも思うpochiである。

なんか納得しない秋田の事件

　連日、鈴香容疑者の記事が氾濫している。特にテレビのワイドショー。同じようなネタぱかりで新鮮さがないものだから、いい加減にしてくれという気分になってくる。
　ところで、この事件、容疑者が捕まる前から週刊誌に大々的に犯人だと推定されるわ、多くの報道陣が周りを取り囲むわでメディアスクラムの典型例となっているうえに、地元民の言いたい放題の場ともなっている。
　容疑者の生い立ち等をテレビ等で見ていると、特別にレアなケースではなく、よくあることを過大に解釈している。
ex 店の主人だか従業員に学校や無視している同級生の悪口を言ったことが“二面性”。温泉から派手になって戻ってきたから“二面性”とか、バカバカしいほどの単純さ。この安直な構成はよっぽど、ネタに困っているんだな。あるいは想像力の貧困だね。
　無視されている人が関係のない人に悪口を言ったって不思議ではないし、温泉でなくたって、地元で地味だった娘が1～2年経って地元に帰ったら派手になってたなんて、ホントにゴロゴロしている話だ。
　それよりも、容疑者が地元で浮いていたのなら、なぜ、浮いていたか。誰もが容疑者を怪しいと思った根拠等をもっと詳細に伝えて欲しいよ。男が来ていたからなのか。それは誰なのか。
　それから育児放棄していたなんて、近所の人の証言らしきものがあったけど、それなら近所の人はなぜ児童相談所などに訴えなかったのか?このあたりにも突っ込んでもらいたいな。多くの報道陣が張っていても、ハッキリしないんだよね。

男性差別ってひどいよね

　朝早く目が覚めたので、ライブドアのニュースを見て関連リンクの「日刊ベリタ」の見出しをチェックしていたら、「男らしくしろ　村上世彰」という見出しがあった。内容はともかくとして、ああまたかというのが第一印象。男女平等といっておきながら、こういうときに伝統的な価値観が現れるということだろう。インサイダー取引と男らしくがイコールである証拠などないのに“男らしく”を使うのはどうか?もし、女が同じことをやったら“女らしくしろ”というのだろうか?
　たしか、助産婦の国家試験で男性は受験資格がないということを見た記憶がある。また、男性のひとりぐらいの場合、女性の一人暮らしに比べて生活保護の需給条件が厳しいということもあるという。年金には寡婦加算という特例もある。男性の寡夫加算はないのだ。これらは明確な差別であるが、問題になっていない。というよりも、無視されているのだ。当然、フェミニストだって無視しているのではないか。
　pochiが大分以前に男女平等や平和・護憲などを主張している某誌の面接試験を受けたことがある。別にその会社に興味があったわけではなく、失業中だったので受けたのだが、そのときこの会社は男性に比べて女性の昇進が遅いなどというようなことを大きく扱っていながら、基本的に男性は採用したくないようなことを言っていた。嫌な会社だね。要するに女性には関心はあっても、同じ事を男性にはしているというダブルスタンダードな会社。それなら、女性だけ募集するか、無理ならそれらしく書けばいいのに迷惑だよ。結局、その会社は落ちたのだが、それ以来、こういうことに注意が向くようになった初めでもあった。

また朝日の勧誘員

　また、朝日新聞の勧誘員がやってきた。ピンポンピンポン鳴らし、犬がワンワン吠えるので誰か来たのかと思ったら、朝日の勧誘員だった。即効で断った。ご飯がおいしかった。

靖国参拝やめても非難続くって、どうする

　今日の産経新聞にアメリカのニューヨーク・サン紙に掲載された中国系ジャーナリストのコラムが紹介されている。「靖国参拝で中日関係が悪化した」という中国の主張は嘘だとして、靖国参拝をやめ、歴史教科書を使用禁止にし、問題が起きるたびに過去の歴史に対して日本が謝罪しても非難は続くというのだ。その理由は「実利上の譲歩を獲得するための手段」であり、戦略だというわけだ。だから、次の首相が靖国に行かなくても中国は日本の常任理事国入りに反対し、海底油田の協議には応じず、潜水艦は領海侵犯するというわけだ。
　大変、説得力のある意見で、もし、この意見が間違っているというのならば、親中派や護憲派はそうではないということを証明してもらいたいなと考えるpochiである。

秋田の事件と村上ファンド

　秋田の事件だけど、これまで殺人事件とかあって誰かが逮捕されると「そんなことしそうに思えなかった」という類のコメントが紹介されてるけど、この容疑者の場合、なんだか、かばってくれるのは身内だけという印象だ。小学生の時のあだ名が「心霊写真」で、高校卒業の時だって、もう帰って来るななんて書いた人もいるみたいだし、なんか、幼いときからよってたかって彼女を虐めているっていう気がしなくもないなあ。
　あんな田舎で、大体、田舎って言うのは排他的だし、そういうなかで30歳以上で子供もいたのに、誰からも愛されていないって言うのはかわいそうな人生だなあという印象が強いpochiである。

　村上ファンドについては、もうみんなけなしっぱなし。しかし、pochiはインサイダー取引の容疑者ということがよくわからない。実際にA社とB社が一緒になってC社の株を買おうという事だってある。それがいけないということなのだろうか?
　画期的な新製品の発表前に株を買ったらいけないというのは判るのだが、なんか、今回の事件を見ると、一緒になって株を買ったから悪いということのように思える。もっと、具体的にインサイダー取引の問題点とガイドラインを説明して欲しいと思うpochiである。

「誰か昭和を想わざる」は面白い

　ジオシティーズに「誰か昭和を想わざる」というページがある。何気なく、見つけたページだが、これがなかなか面白い。基本的には流行歌の話なのだが、それと合わせてその時代の年表や各種エピソードなども豊富で面白い。今度、もっと、じっくり見てみたい。
　
　

わけがわからない人、わけがわからないこと

　古賀誠、日本遺族会会長。靖国神社のA級戦犯分祀を遺族会に提案。遺族会「靖国神社がダメだといっているからダメ」っていうわけ。遺族会も会長を代えたらどうなんだ。前にも同じようなことを言っていたんじゃあ。こりない男。

　民主党　共謀罪で自民党が民主党案を呑んだら、今度は反対だと。要するに反対のための反対だな。国連中心主義だというのならば、審議して法案を通すべきじゃないのかい。報道される小沢や鳩山の発言を見ていると「政治屋」が多いというイメージ。

　日本新聞協会　特殊指定の記事は自分勝手の一語に尽きる。メディアリテラシーの良い教科書。祖父が新聞屋はゴロツキと同じといっていたが、その通りということの証明。