社民党と生活の党は消滅すると思ったが…

●昨夜、テレビ東京の選挙特番で池上彰が民進党の岡田代表に、三重県の結果と全国の結果のバランスを問われて岡田代表がなんか言っていたが、これが全然意味が分からなかった。しかも、自分の意見の正当性を強調するばかりで、この人は短い時間で他人にわかりやすく説明する能力に欠けているという印象を持った。悪く言えば、政治家のくせに他人にうまく説明できない自分の中で完結している自己中人間と理解した。

●社民党と生活の党から当選者が出た。この二党は消滅すると想像していたがしぶとい。特に社民党は高齢のマニアの存在が大きいのではないか?

●今回も誤った用紙の配布などにより、投票が無効という人たちが出た。何年も何十年も同じようなことを繰り返しながら改善できていないというのはどういうことだろう。権利を奪っていながら何もしないというのは野党も含めて立法府・行政府の怠慢だろう。しかも、権利を奪っておきながら謝罪だけで済むとしたらどういうものか? 当然、罰則があってしかるべきだと思うが。

新しい時代は一分野の学者だけのものではない

●熱いので早めに選挙に行ってきた。結構混んでいる。

●この前、病院にリハビリに行ったとき、待っていた時間に読んでいたどこかの新聞に確か前は忘れたが東大教授が憲法学者が反対する安保法制云々という記事が載っていた。よくある記事と思ったが、この人の主張がエキセントリックだというのが強かった。なんか、なんで私が言っていることが判らないんだと髪を振り乱して興奮しているイメージだった。
　そもそも、自衛隊ができた時から解釈改憲は始まっていたのではないの? それをいまごろになって解釈改憲というのはオカシイ。自衛隊を廃止するか9条2項を廃止するかのどちらかを選択しないと矛盾は解決しない。護憲派はそのあたりはどう考えているんだ?憲法学者はどう解釈するんだ。
　それに憲法学者が反対しているといっても、新しい事態に対応するのに憲法学者だけでは話にならないだろう。現在ある法律との問題というのなら憲法学者の出番かもしれないが、それでも現実の対応は憲法学者だけでは無理だろう。
　政党も立憲主義というが、矛盾をそのままにしてきて立憲主義もないものだ。
　

石田純一を推す市民団体って?

●選挙の投票日が近づくと色々なコメンテーターが出てくるが、同じ立場の人間ばかりが出てくると、一定の方向に誘導しようとしているんじゃないかと疑ってしまう。選挙のように多様な意見があるのだから、改憲不安という野党よりの人物ばかりはおかしいぞ。
　全体的に報道の視点が野党よりに置かれているように思える。この前、自民党の女性議員が暴行?されたという話は産経のwebにだけ出ていた。元データは同じなのだから、何を取り上げるかというところにその会社の立場が出るというわけだが、これがもし、同じことが野党の女性議員に起きたとしたら大きく取り上げられるのでは…と想像するのだ。いままでのケースを見ていても、そういう例が多い。
　もし、都知事選に石田純一が正式に立候補したら、なんでもかんでも美談的に取り上げるのではとも想像している。それにしても、石田純一を推しているという市民団体とはどんな団体なのだろう?そこに興味がある。　
　俳優だから政治に向いていないとは言えない。クリント・イーストウッドのような例もあるし、レーガン大統領も俳優だった。しかし、石田純一は推したくないな。

小池百合子ってあざとい

●小池百合子ってあざとい。都知事選に立候補した彼女を見ていてそう思った。あるいは、最近の言葉で言えば自分勝手な中二病患者。
公約の第一が都議会解散っていうんだからふざけてる。解散権限もないのに解散ってどういうこと。そもそも、権限のないものを公約っていうのが都民をバカにしている。大体、この人は都政に興味なんてあったのか?　伝え聞くところによると、都連の会合でだれか立候補する人はいますか?と聞かれ、その時は黙っていたのに、何日かたってから突然の立候補表明。当然のことながら、身内に候補者がいなければ、だれかを探すしかない。そこへ誰にも言わずに立候補だとしたら、周りの人間はいい気はしない。なんで、あのとき黙っていたんだってね。
　コメンテーターの中には「小池さんを支持する人が増える」なんてことを言うのがいるが、もし、最初の立候補表明からの一連の言動で支持者が増えたとしたら、それこそ付和雷同というか、のせられやすいバカとしか思えない。
　民主党政権を誕生させたのもそういう連中だから。

離脱派を盛大にディスる報道

●イギリスがEU離脱を決めたことをテレビ等で扱っているが、どれもこれも「離脱派が悪い」「後悔している」「復帰を求めるデモが盛ん」とかいう話ばかりで、EU残留派の言い分を無批判に流したりして離脱派をディスっている、離脱派をバカにしているとしか思えない。
　なんと言おうが、結果は出たのであって悔しがるのは理解できなくもないが、離脱派を悪者にする報道ばかりなのは違和感がありありだ。
　反対であってもすでに決定されたのであって、もし、残留派が勝利していたとしたら…離脱派の意見は取り上げられることは少ないのではと思う。
それこそ、ロンドンエスタブリッシュメントの意見ばかりが流されていたのではないのか?

●ダムのある場所に雨が少ないので、節水と言っているが、節水ならばプールの使用は中止にならないのか? また、人工降雨の実験などは考えているのだろうか? なんだか、雨まちばかりでもっと積極的になにかしてもよいのではないか。水をたくさん使うところと言えば、プール・銭湯・ソープランド等々…なにか考えているのだろうか?

知的誠実さに欠けている

●ironnaに子宮頸がんワクチンを巡るレポートが紹介されていた。それによると、信州大学の副学長・医学部長が
子宮頸がんワクチンの副反応に関する研究を、一言で言うといい加減にやっていたというのだ。マウス一匹で出た
結果だけを結論めいて発表したり、この研究者には誠実性のかけらもないのではという印象だ。
　日経にも信州大が調査委員会設置という記事が載っていた。

　こうした医療をはじめとする科学分野の実験やデータなどはきわめて正確にとるのは当然だが、報道する場合も
十二分なチェックが必要なのではないか?　と改めて感じたレポートだった。

●参議院選挙の投票日も近づいてきたが、全然盛り上がっていない。結局、原因は野党のダメさ以外の何物でもない。
もっと、現実的な対応や政策を打ち出さなくては敵失を攻撃するだけの政党、高齢者マニア向けの政党になるだろう。
そういえば、ガソリン代はどうなったんだ。逃げるつもりか。
　衆議院選挙の時にpochiは社民党が消滅するのではないかと期待していたが、残念ながら生き残った。もう、賞味期限が
すぎた政党はさっさと退場した方が良いのにマニアの種は尽きないということか。今度は社民党、それから小沢一郎の党、
それから改革やこころなんてのが同じ道をたどっているのではないか?