ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

演歌

2014年06月20日 | 映画/TV/音楽

 会社勤めの頃、何を気取ってか理解(わかり)もしないのにクラッシックのCDを集め、コンポやパソコンや iPod などで聴いていた。

 音楽に興味がなかったカタリナ、嫌だと思っても口にするような人じゃなかったけれど、心うちでは、「五月蠅いなあ」と思っていたのでは、と思う。

 話しは変わって、若い頃はカラオケの全盛期。
 猫も杓子もプロ気取り、我もわれもとマイクを握った時代、時流に遅れないために歌謡番組を視たりしたものだった。

 Aその歌謡曲も、勤めに薹(とう)が立つ歳になって、段々耳障りがして疎ましくなった。

 法務担当になって、いわゆるお付き合いをする必要がなくなったことが表向きの理由だが、正直に言えば、「こいつ仕事してんのかいな?」と、鼻白まされるほど歌が上手い奴が増え、マイク握って自己陶酔してる奴の歌なんぞ、銭払ってまで聴いてられるかと思ったのが本音。

 まあ、早い話が、僻み妬みの類なんだけれど、歌謡番組も流行りの歌を覚える必要もなくなり、しかも、ちっとも面白くないので視ることもなくなった。

 とは言いつつも、カタリナが入院して此の方、病院への往復の車中にクラッシックは重く、歌謡曲に近いJ-POP、以前にも書いたがユーミンや山下達郎を聴くようになった。

 しばしば同乗した子供たちも、当方の心情を思い遣ってくれたのか何も言わず聴いていた、正しくは聴く振りをしていてくれたようだ。

 Bそして最近、独り夜の無聊に演歌を聴くようになり、それが、われながらナント!とも思う八代亜紀。
 依怙地みたくもあるが、その殆どがカバー曲だけれどCD6枚をダウンロードしてしまった。

 何もかもが湿気てしまう雨の夜など、演歌なるジャズ、いつの間にか映画いそしぎのテーマ曲、「The Shadow of Your Smile」とクロスオーバーする「五木の子守歌」、カバー曲の「再会」「For You ...」、それに、「舟歌」など、小節のきいたちょっと掠れた歌声を聴いている。

 最近、若者に人気らしいその彼女への傾倒振り、聊か自虐的だな・・・と、思わないでもない。
 そのうちに飽きるだろうけれどね。

 梅雨の中休みらしき日(6/18)、大人の掌ほどもある黒い松ぼっくりみたくな花? に出会ってびっくり。
 名前は、「アエオニューム」、和名「黒法師」と言うらしいが、お匙みたいなのは葉っぱだって、知ってました?
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.824

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2 コメント

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ribbon さん (petro)
2014-06-21 16:51:21
ribbon さん
独り暮らし しかも 自分に一倍優しい?性格ゆえに心しています  初心の「酒とバラの日々」 忘れべからずです
二日ほど前 NHKの “クロ現 ” で そのアルコール依存症をやっていましたが 前頭葉に隙間ができて自制が効かない立派な病気なんだって

ところで 仙台から何所へ行ったかって?
気持ちは直ぐにも投稿するはずでしたが 独り旅なんて書くことがなくて すこし億劫になっています
で 七夕さんの頃までに投稿できるかなってところです [E:key]    
返信する
面白い、というより驚き  「アエオニューム」 も... (ribbon)
2014-06-21 07:26:20
面白い、というより驚き  「アエオニューム」 もちろん初めて。
八代亜紀のジャズ、バーボン片手になんてけっこう様になるようだけど 飲みすぎないようにね。

ところで、独り旅に出たとありましたが 仙台空港から いずこへ・・・?[E:ribbon]
返信する

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