ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

中欧の美術館を訪ねて

2016年02月10日 |  ∟ドイツの美術館

 ※ ドイツ/ドレスデン国立美術館編 ‐ 中欧美術館絵画名作選

 兎にも角にもルーヴルの小さな旅を終えた。
 ものの、さて次なる旅は?と考えると、さして多くもない美術館巡り、キーボードを叩く手も進まない。

 そんなことを思い乍らディスプレーの壁紙、早い話がカタリナ の写真。を、ぼんやりと眺めていたら、彼女との旅のあれこれが思い出されて無性に旅に出たくなる。

     

 尤もその旅、独りになってからこっち、陸奥・平泉(左/中左)とサンクトペテルブルク(中右/右)だけ。
 自己弁護すれば、見かけによらぬ寂しがりやのペトロ、この齢になっての個人旅行となると、正直、行き先で気持ちが弾まない。

 ここまで叩いたら、「ブログの旅でしょ? うだうだ言っていないでさっさと決めれば」と聞こえてき、「それもそうだよなあ」と。
 そんなこんなで、春風に吹かれてぶらぶらと、ベルリンやウィーンなどの美術館を訪ねることにした。
 西中欧の美術館や街での小さな出来事など、時計の針を進めたり戻したりし乍ら、ルーヴル同様に各編短く廻ってみたい。

     

 で、旅の始まりはウィーン(左)。
 これまで、ウィーンの<アルベルティーナ美術館>(中左)や修道院のある<メルク>(中右)、ヴァッハウ渓谷の<ドナウ川クルーズ>(右)などを投稿した。

 そのウィーンから向かった先は、ドイツ東部にあって第二次大戦で連合国側の空爆により壊滅的な被害を受けたドレスデン。
 まずは、そのドレスデン国立美術館はアルテ・マイスター絵画館からスタート。
 題して “ 中欧美術館名作選 ”、漢字だけのこのタイトル、中国人のブログみたくで我乍ら感心しないけど。

    

 ウィーン南駅を昼前に発った特急列車(左/中)、ドレスデン中央駅(右)に着く頃には夕闇が迫っていた。

 その日は日曜、ホテルに向かうタクシーの窓から眺める街は、律儀な気質のドイツ人、安息日もあってあらかたが家庭で団欒しているのか、ひっそりと深い帳(とばり)に包まれていた。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1092


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