ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

寒風吹きすさぶフランクフルトへ

2017年11月15日 |  ∟ドイツの美術館

 ドイツ ‐ フランクフルト/シュテーデル美術研究所編(1) 中欧美術館絵画名作選(114)

 カッセル・ヴィルヘルムスヘーエ駅からアルプスの登山口となる町インタラーケンへ向かうICEに乗った。

 この四日ほど前、待降節・アドベントを前にしたばかりのベルリンに入った。
 時折、氷雨が降るドイツ北部の陰鬱な雰囲気を「寒いわねえ」と言い乍らもそれなりに楽しむ余裕があった。

 が、ベルリンからハンブルクへの車中、横殴りの雪がみるみるうちに銀世界に変えるのを眺め「なんやこれ」と呆れた。ドイツ全土が猛烈な寒波に覆われてしまったよう、ここ数日は雪と風、少々げんなりしていた。

       

   カッセル駅、そしていつもの車内風景、1時間30分のICEの旅はそれこそあっと言う間です

 雪まみれになった<カッセル>から、列車で着いたこの日のフランクフルト、身を切るように寒い。
 くたびれ果て今にも倒れそう、駅前だけが取り柄となったホテル・モノポールにチェックイン、旅装を解いた。

 ※ カタリナの独り言 
 癇癪持ちのペトロ、「一人前に料金を取りながら、この建てつけの悪さはなんだ」と機嫌が悪い
 でも、「ミニバー無料だって」と教えるとすぐに笑顔、単純なんだから
 寒波は幾分か和らいだようだけれど、それでも雪がちらほらと舞う寒い日だった
 しっかりと防寒対策をして街に出た () 

     

   ぼろホテルを出てマイン川畔の公園にそって少し歩くと専用橋、その先に目指す建物が見えます

 マイン川に架る歩道専用のホルバイン橋を渡ればムゼーウムスウーファー、美術館通りと呼ばれ16もの博物館や美術館が並ぶ。

 待望久しいシュテーデル美術館もその一部を構成している。
 案内書にシュテーデル美術研究所と表記しているものもあるが、どちらが正式な名称なのかは知らない。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1438

 ※ 小編は、2010-04 に投稿した記事をリライト、再投稿したものです。


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2 コメント

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どうかしましたか? (旅人)
2017-11-19 21:06:45
ここ暫く投稿されていませんけど、大丈夫でしょうか?
気が向かず投稿されないのであれば構わないのですが、もしかして、体調がすぐれないのでは、と案じています。
返信する
こんばんは (petro)
2017-11-19 22:49:44
旅人さん
ご心配をおかけしたようですね
ずぼら休みで、体の塩梅が悪いって訳じゃありません
来週からまた元気で旅を続けるつもりですので、読んでやって下されば嬉しいです
返信する

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