この言い回し聊か手垢にまみれているが、“ 月日の経つのは早い ” としみじみ思う。
2016年、カトリック典礼暦、「王であるキリスト」(11/20)で一年(C年)が終わり、「待降節第1主日」(11/27)から新しい年(A年)になった。
新しいと言えば、過日(11/18)の朝日紙 「新任務 駆けつけ警護、稲田防衛相が命令」とあった。
記事を追うと、“ 防衛相は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣する陸自部隊に、安全保障関連法に基づく 「駆けつけ警護」などを付与する命令を出し、この12日から遂行が可能 ” とある。
さらに、“ 他国のPKO要員らとともに、武装勢力から宿営地を守る 「共同防護」も認めた。氏は記者会見で 「新任務の命令を発出したのは私自身。すべてのことについての責任は私にある」と述べた ” と続いていた。
氏の言う “ すべてのことの責任 ” とは、何を指し、どのように贖うのか不明だが、いみじくも事の危うさを認めたうえの言葉だろう。
新任務の賛否は区々だろうけど、その全責任、氏の安っぽい言葉丸ごと 「俺を選んだ国民にある」なんて思ってンだろうなあ、安倍くんは。
こんな現象、何も日本だけじゃない、英国のEU離脱、米国でのトランプ、と選んでから臍を噛む劇場型政治がもたらす危うさが世界を覆う。
お隣さんでは、大統領が民間の一女性に取り込まれていたとか、嗤っちゃいけないがまるで韓流ドラマ、責任取って辞めろと大合唱、そりゃ怒るだろうて。
冒頭に戻って、師走・十二月、待降節に入って最初の祭日が 「<無原罪の聖マリア>」(12/8)。
と、なればこの作品、スペイン・バロック期の巨匠ムリーリョ(1617-1682)の 「無原罪の御宿り ‐ アランフェス」(プラド美術館蔵)。
この日、米国相手に聖戦とやらをおっ始めたけど、その後始末、国民に丸ごと押し付けちゃったんもンなあ。
NHKラジオ、予報士が 「気象予報では今月から季節は冬」と、で小編も気散じにちょっぴり衣更え!
Peter & Catherine’s Travel. Tour No.1222
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