酷暑の葉月・8月から、朝な夕な心地よい風を感じる長月・9月に替わった。
オバマはチェンジ、野田はノーサイド、言葉は違えども、“ どちらも変える ”、変わろうということなのだろう。
「自民党をぶっ壊す」と耳に心地よいフレーズで、それまで政治に関心がなかった層から圧倒的な支持を得た小泉さん。
彼が引退した06年9月から満5年、自民党の3人を含め6人の首相が代わった。
短命内閣を嘆く向きもあろうが、これら6人の方、言葉をころころと変えた鳩山さんを除いて、国民が選んだのではなく、政治家が己らの都合で選んだ方ばかり。
仕事ができなければ、さっさと代わって頂くのが国民のためというもの。
北朝鮮の将軍様やリビアのカダフィ大佐みたく、代えたくとも代えられず、長けりゃいいというものでもない。
そんな極端な例でなくとも、フランス大統領、任期は7年、再選回数制限無しなんて気が遠くなるような制度。
尤も、そりゃ余りにも長かろうと、5年二期までと変えたそうだが。
菅さんもノーサイドと言ったが、その舌の先も乾かぬうちに変身、露骨な小沢はずし。
それを身近で学習した野田さん、小沢さんと一脈通じる輿石さんを幹事長に据え、党政策調査会を復活させ前原さんを充てた。
旧態の政治に還(かえ)るのか、さて、泥鰌(どじょう)内閣、どんな政府に孵(かわ)るのか楽しみではないか。
政治向きのことはさておき、カタリナ によれば、クリーニン グ屋さんの店先、大きな荷物を抱えたお客さんで「長い列なの」とこぼす。
衣替えは来月だが、夏の汗が染みた衣類を出されるのだろう、時季を少し変えてのサービスデー、商いである。
誰かに言わせればペトロ、「これほど変わらないのは珍種?」らしいが、それはさておき、例の寝ぼけ眼の “ のらくら歩き ”、眠いし、夜明けが段々遅くなるし、「昼間にしようかなあ」とこぼしたら、「好きすれば」と変わらぬ冷たい返事。
昨日は防災の日、「災害は忘れた頃にやってくる」との警句、最近では人災も含めて、「傷みも乾かぬうちにやってくる」に代わったかのようだ。
<前回>に続いて “ のらくら歩き ” で撮った“ 夏の花 ”、左から右へ、「ブーゲンビレア」「蔓花茄子(やまほろし)」「ペンタス」「紅葉葵」「千日紅」、そして、「百日草」。
年々歳々人は変わるが、花は暑かった日々の散歩を、変わることなく楽しませてくれた。
Peter & Catherine’s Travel Tour No.373
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