ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

小さな冒険 - カタリナ便り

2013年07月05日 | カタリナ便り

 三日振りの “カタリナ便り”。
 まずは、カタリナ 毎日午後、リハビリテーションセンタでトレーニングに励んでいることを報告。

 毎週火曜と金曜は、Tシスターからご聖体を与る日。
 この日(7/2)、何時ものとおり朝早い時間に病室を訪ねて下さったシスターから、病院の直ぐ山手、美しく静かな聖ヨゼフ修道院で、「お茶をしましょう」とお誘いを受けたらしい。

 Rehabilitation_2 体力に自信がないので尻込みをしていたようだが、病棟のK看護師さん、ちなみにこの方病院ではマイノリティのカトリック。が、勤務明けでご一緒して下さると言うこともあって、腰を上げたような塩梅らしい。

 特筆すべきはこの折に、娘が運転する車の後部座席に乗ったこと。
 僅か1分程度のドライブ?だが、入院以降介護タクシー以外に乗ったのは車椅子?だけの彼女、後部座席でシスターとKさんに挟まれ、安心して身を委ねたようだ。

 その茶会だが、シスターたちの心づくしのおもてなし、お手製のヨーグルトやゼリーなどをご馳走になりながらお話も弾んだよう。
 そして、修道院のお御堂でシスターたちと祈り、聖歌を奉じたらしく、大喜びで修道院を辞したと聞く。

 外出と言えば、先週の外泊で思うほどに体が動かず、戻ってから少し落ち込んでいたので心配していたのだが、神父様のお計らいを得たり、こうした気分転換の場を拵えて頂いたりで感謝のほかない。

 何事によらず自分で計画を立て、てきぱきと行動に移す人だったから今の姿が歯痒くてならないのだろう。
 かてて加えて、唯ベッドで時間だけを送ることが時として耐えられなくなるようだ。

 病気に依らずとも歳を重ねれば誰しもが通らなければならない道。
 転院此の方頑張ってきた君に神様が贈って下さった時間、何をするもよし、何もしないもよし、我儘一杯に使わせて貰えばいいではないか、今まで支えてくれた、これからは支えるゆえに。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.651

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