ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

ヴェネツィア日記(3)

2013年09月23日 | イタリア

 99年9月××日 お昼過ぎ (快晴)「世界で最も美しい広間」
 
ゴンドラ遊びを終え、ナポレオンをして “ 世界で最も美しい広間 ” といわしめたサン・マルコ広場へ。

 最近、満潮時に水に浸かることが度々と聞いていた。
 さきほどまで満潮だったよう、広場の廻りに並ぶ土産物屋などの店員さんが土のうなどの水止めを片づけ、モップなどで掃除に余念がない様子。

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  広場の真ん中辺りに幅1m、高さ50㎝ほど、桟橋状の通路が置かれています
 
 広場のそこかしこには水溜まりが残っていました

 サン・マルコ広場は、観光客を凌ぐ?おびただしい鳩が群れていた。

 もうとっくに昼の時間は過ぎていて、空腹に何より弱いペトロ、「何か食べよう」とせがむ。
 カタリナ の、「土産話にね」の提案で、ヴェネツィアを舞台にした映画「旅情」、主人公が恋に落ちたシーンで有名になったカフェ、フローリアンに入った。

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  広場を囲む殆どの店はテラスを出していて、オンシーズには生演奏があると聞きます
 
 天気が素晴らしくテラスでと思いましたが、鳩が飛ぶのが嫌と譲りません

 オーダーは、パニーノ、ハム・トーストのようなもの。とビールとエスプレッソという奇妙な組み合わせ。
 機内で出るパニーノはなんとも味気ないが、フローリアンのそれは頗る美味く、我ながらミーハー振りに苦笑、空腹は何よりのご馳走と言うことでしょうねえ、ほんと!

 その後、狭い路地を「我事ながらよく覚えていたもンや」と感心しながら右に左にと曲がり、一旦、ホテルに戻った。
 部屋の掃除は既に終わっていて、預けていたスーツケースを部屋に運び暫し休憩。ロケーションが好いので大いに助かる。

 暫く休憩、向かったのは冒頭のサン・マルコ広場。
 三方を建物で囲まれた広場の東側、大きく開かれた側にふたつの建物、正面にサン・マルコ寺院、その右に、ドゥカーレ宮殿が並んでいる。

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  宮殿の前、河岸にふたつの柱像が建っています
 
 聖テオドロスとヴェネツィアの守護聖人サン・マルコの象徴、有翼の獅子です

 この有翼の獅子、ヴェネツィアの紋章ともなっているのだそうだ。
 ちなみに、宮殿の前、サン・マルコ運河に面した海岸通?スキアヴォーニ河岸と言うのだそうだが、ここからの景色、実にヴェネツィア的?ではあった。
 Peter & Catherine’s Travel. Tour No.706

 ※ ヴェネツィア日記(2)へは、<コチラ>から、同じく(4)へは、<コチラ>からも入れます。

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