ペトロとカタリナの旅を重ねて

あの日、あの時、あの場所で
カタリナと歩いた街、優しい人たちとの折々の出会い・・・
それは、想い出という名の心の糧 

塵も積もれば ‐ 言葉

2011年09月26日 | 本/図書館/言葉

 我が家の電話、NTT西日本のIP電話という代物。
 月々1000円程度の使用料しか払っていないが、12000ポイント近く貯まり、そのうち80ポイントほどが近く失効するというメールが数ヶ月前に届いた。
 ちなみに、光回線やインターネット、長距離電話はNTTコムに支払っている。

 「何のことや?と調べてみたら、NTT西日本の光回線を利用するユーザを対象にした「CLUB‐West」なるものがあって、そこのゴールド会員になっているということが判った。

 Photo_3それまでNTTからのメールは、どの道PRだろうと開封もせずゴミ箱へ直行、こんな塩梅になっていたとは?
 何でも長い間、電話回線を一度も他業者に変えなかったので、ゴールド会員に昇格? 割増ポイントの恩恵も受けているようでもある。

 話は変わって、随分と古い話、町々に公設市場なるものがあった。
 個人商店が一つ屋根の下に集まり、5坪ほどのスペースで商いをしていて、そこに行けば生鮮食品から雑貨まで大方の物は足りた。

 この公設市場、高度成長期に入り、大量仕入れや流通経路の簡素化など、大手資本に抗うすべもなく何時しか消えていった。
 この頃、映画館、銭湯、玄関で靴を脱ぐ共同住宅など、昭和中頃のレトロな風景が町から消えたように思う。

 Photo_2話がそれたが、その市場で買い物をすると、店の中ほどに吊るされた笊(ざる)から取り出したつり銭と一緒に、切手大のシール、千切りやすいようにミシン目が入っていた。を、代金に応じて何枚かくれた。
 それを台紙に糊で貼り付け、10枚20枚と貯まると金券等に交換、早い話が、サービス・ポイントの走りだった。

 そのシール、市場などとともに姿を消したが、仕組みは代表格のマイレージから駅前の総菜屋さんまで、カード決済時のポイントや名刺大のカードに押印する形で残り、実に多くの人が利用しているようだ。

 件のNTTのポイント、その後3000ポイントほど増えて、プリンタやフォト・フレームなどに交換可能なのだそうだ。なるほど、塵も積もればなんとやら、小事を疎かにして大事は成らずということ。

 写真の花、「陸蓮根」(おかれんこん)の異名をもつ「オクラ」。
 粘々の実からは想像もつかぬきれいな花だが、未明から咲きはじめ昼頃には萎んでしまうので、なかなか機会がなかった。
 もうひとつは、「定家蔓」に似た「ディプラデニア」、花言葉は、「危険な恋」、どちらも早朝散歩で撮った。
 Peter & Catherine’s Travel Tour No.383

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